みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、糸島が誇るソウルフード「牧のうどん」の楽しみ方です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
糸島発祥「牧のうどん」
福岡というとラーメン、もつなべなどのイメージかと思いますが、実はうどん屋さんもとても多くて、県民に愛されています。
うどんチェーンもたくさんあって、おそらく一番店舗数が多いのがウエスト、あとは北九州発祥の資(すけ)さんうどんやうちだ屋など有名なチェーン店がたくさんあります。
それらに負けず劣らず人気、かつ糸島発祥ということで、タカハシ的に一番推しているのが釜揚げ牧のうどんなんです。
店名の由来
牧のは、牛偏の牧に、野原の野ではなくてひらがなの「の」と書きます。
店名の由来は、「牧」というのは牧のうどん発祥の糸島市加布里にある地名のことで、「牧にあるうどん屋」と呼ばれていて、そこから「牧のうどん」と呼ばれるようになり、それをそのまま店名として採用したものだそうなんです。
ちなみに、糸島にある牧のうどんは、加布里の本店と、202号バイパス沿い深江よりちょっと先あたりにある二丈バイパス店の2店舗があります。
本店は、タカハシ家から車ですぐですし、二丈バイパス店は息子が通ってる小学校「テトコト」のすぐ下なので、いずれもまさに日常生活圏にあるんです。
牧のうどんにはさんざんお世話になっています。そして我々の周りでは、牧のうどんに行くことを「牧る」と表現しております。
スープは本店から毎日配達
この牧のうどんなんですが、福岡・佐賀で18店舗あるそうなんです。
店舗数はそんなに多くないと思われるかもしれないんですが、これは牧のうどんならではのこだわりが理由なんです。
スープは本店ですべて仕込んでいて、毎日2回各店舗へ運んでいるそうなんです。
本店からの輸送時間が90分以上かかってしまうと、スープの風味が損なわれてしまうということで、その範囲を超える場所に店舗展開はしないとしているそうなんです。
これすごいこだわりだなと思うんです。本店の近くに住んでいてよかったなと思います。
ゆったりくつろげて遅くまで営業
そういったこともあって、お店はいずれも幹線道路沿いにあり、座敷スペースがとても広いです。
混雑して入れないこともほとんどないし、親子連れでもくつろげて大変ありがたいなと思います。
営業時間も、糸島のお店は結構短いところが多いんですが、牧のうどんは朝から夜遅くまでやっていて定休日も少ないので、困ったときの牧のうどんとなりやすいんです。
本店なんかは朝9時からなんと24時まで開いているんです。
硬さを選べる麺
注文の仕方も結構特徴があります。細長い注文用紙があって、注文したいメニューに正の字を書いて注文します。
麺はやわ麺、中麺、かた麺の3種類あって、それぞれに正の字を書いていきます。うどん屋さんですが実はそばも選ぶことができます。
牧のうどんの最大の特徴はこの麺にあって、「食べても食べてもなくならない魔法のうどん」などとも呼ばれています。
もともと福岡のうどんは、全般的に麺にコシがなく柔らかめなんです。
牧のうどんは、さらにそれに輪をかけて特殊な調理の仕方をしていて、食べても食べてもなくならない状態になるんです。
通常は麺を茹でてから冷水で締めるという工程が入るのですが、牧のうどんは「釜揚げ」牧のうどんと名前にあるとおり、茹でた麺を直接どんぶりに移すんですね。つまり、締めない。
そうすると、水分を吸う状態のままスープの中に入るので、スープをどんどん吸うだそうです。
そうするとふやけておいしくなくなっちゃうんじゃないかと思われるかもしれないんですよね。
牧のうどんの場合は、麺の表面から芯にかけての水分量に勾配のようなものがうまれて、それがむしろもちっとした食感になる、それをねらっているんだそうです。
継ぎ足せるスープ
スープはどんどん吸われて無くなってしまうので、うどんとともに、やかん入りの継ぎ足し用のスープが運ばれてくるんです。なのでスープがなくなってきたら、どんどん継ぎ足して食べてくださいとのことです。
このじゃんじゃんスープを吸うのを堪能したいなら、かた麺や中麺ではなく、やわ麺がおすすめとのことです。
僕はいつも、食に関してはあまりチャレンジしないタイプなので、中麺ばかり食べていたんですが、こんどはやわ麺にトライしてみようと思います。
トッピング
トッピングに関しては、一応ひととおりのメニューはあるものの、すべてのうどんに好きなトッピングをすることができるんです。
肉うどんにごぼう天とか、山菜うどんに味噌とか、キムチうどんにとろろとか、組み合わせが無限にあるので、僕自身何度も来て色んなものを食べているんですが、どれが正解なのかちょっとわかっていないです。
トッピングの書き方はよくわからないので、結局店員さんが来たときに口頭で伝えています。注文用紙の意味があるのかないのかということはちょっとわからない感じです。
ちなみに、すべてのテーブルに刻みネギがおいてあって好きなだけ追加することができます。
特徴的なメニューをご紹介
カレーうどん
特徴的なメニューを紹介していきます。
まずはカレーうどんです。
普通はスープの中にうどんが入っていてその上にカレーが乗っているという状態だと思うんですが、牧のうどんの場合は、スープなしの状態のうどんにカレールーが乗っかっている状態でやってきて、さらにお椀にご飯がついてきます。
最初はどうやって食べていいかわからないですね。
なんとなく麺をルーで食べて、ルーが結構残るので、そこにご飯をぶっこんで食べるのかなと思っていたんですが、最後は残ったカレールーに、ごはんとうどんスープを入れて、和風カレーリゾット風に食べるといいよと書いてありました。
これは他では見たことがない食べ方で、ぜひこんどチャレンジしてみようと思います。
お子様ミニセットうどん
あとお子様ミニセットうどんがあります。
お子様向けかと思いきやぜんぜんそんなことはなくて、肉と海老天と茹で玉子が入ったミニうどんに、お茶碗に入ったかしわ飯と漬物がついてくるんです。普通にセットみたいな感じです。
このセットは大人にも人気で、正直、牧のうどんのすべてのうどんはボリュームがめちゃめちゃ多いんです。
ちょっと食べきれない方は、このお子様ミニセットうどんを頼むといいです。
価格もやさしい
そして牧のうどんの大きな魅力はそのお手頃の価格です。安いものでは400円前後から、トッピングをしても1000円超えることはめったにありません。
ボリュームはめちゃめちゃ多いので、うちの場合は家族3人で行っても2000円超えないくらいです。
お財布にもありがたいですし、この金額でこだわりの麺、スープ、製法を味わえるのは本当に良いと思います。
糸島市民のソウルフード、牧のうどんについて紹介させていただきました。福岡で見かけたらぜひ食べてみてください。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「糸島が誇るソウルフード「牧のうどん」の楽しみ方」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。
では、また。