みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、五月病どれくらいの人がなるのか、どう対処すればいいのか です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
五月病とは
今日のテーマは五月病になった時ということなんですが、僕自身は五月病というのはありがたいことになったことはないんです。
リスナーのあなたは五月病だなって思った時ありますでしょうか。
五月病の原因と症状
どんな症状かちょっと調べてみました。
日本予防医学協会の説明によると、このように書かれていました。
五月病とは医学的な病名ではなく、5月の連休後に憂鬱になる、なんとなく体調が悪い、会社に行きたくないなどの軽い鬱的な気分に見舞われる症状のことを言います。
以前は若い新入社員や新社会人に多く見られていましたが、現在は転勤や転職、部署移動など新しい環境に変わる中高年の人にも増加しています。
主な原因は、ストレスや疲労で、症状としては、疲れやすい、頭痛がする、眠れない、仕事や家事などが以前のようにテキパキこなせないなどの身体的なものから、やる気が起きない、気分が落ち込む、何も興味が湧かない、不安や焦りがひどくなるなど精神的なものまで様々です。
ということなんです。
これを読んで、状況的には違うんですが、ブラック企業に勤めていた時、毎週日曜日がそんな感じだったなと思います。
日曜日、朝起きると気分がめっちゃ落ち込むんです。
サザエさん症候群なんて言いますが、サザエさんはもちろん、サンジャポとかちびまる子ちゃんとか、日曜日のテレビ番組は一通り残念な気分で見てたなと思います。
どれだけの人が五月病に悩まされているのか
では、どれだけの人が五月病に悩まされているのか、ちょっと調べてみたんです。
社会人の5割以上がなったことがある
まず、ヘルスケアテクノロジーズという会社の2023年のアンケート調査によると、五月病になったことがある社会人は5割以上と言われています。
「あなたは五月病になったことがあるか?」という問いに、確かにあるが22.8%、あると思うが32.8%で、合わせて全体の回答の5割を超えたということでした。
どれだけ長引くか
では、この五月病の症状、どれだけ長引くのかという話です。
アンケートの「心身が回復するのにどれくらいの時間を要したしたか?」
この質問に対しては、1日から1ヶ月程度で回復する人、これが全体の8割を超えた一方で、2か月より長い期間かかったという人が17.8%いたということです。
仕事を休み退職した人もいる
また、五月病が原因で仕事を休んだことがあるかという問いには、5割近い46.8%があると回答しています。
さらに、五月病が原因で退職したことがあるか。
これには、五月病になったことがあると回答した人の3割、28.6%があると答えているんです。
1か月以内に回復する人が多いと回答している一方で、2ヶ月以上かかってしまったりとか、場合によっては退職に繋がるとか、そういったこともあるということなので、やはりちょっとバカにはできないなとは思いますね。
どういった人が五月病になりやすいか
ゴールデンウィークの影響
別の調査もありましたので、見ていきたいと思います。
積水ハウスによる2022年の調査です。
2022年のゴールデンウィーク明け、35%の人が体調の変化があったと伝えています。
どんな変化があったのかというと、職場に行きたくない、これが50.3%に。
以下は気力がないが45%、気分が落ち込むが41.3%ということでした。
2022年の定点観測で、かつ新入社員とか移動とか関係なく全員に聞いて35%だったので、かなりの比率の方がゴールデンウィーク明けに万全ではなくなってしまっているということなんです。
これを言ってしまうと反発する人もいらっしゃるかもしれないんですが、せっかく休んでもこれだけ多くの人が不調を起こしてしまうのであれば、ゴールデンウィークやめてしまった方がいいんじゃないかと思ったりもしますけどね。
こちら積水ハウスの調査で言うと、どういった人が五月病になりやすいのかというのを調査していましたので、これも見ていきたいなと思っています。
働き方の不満による影響
1つは働き方なんです。
働き方において、満足またはおおむね満足と回答した人のうち、26.5%が五月病になったと。
一方で、少し不満とか、または不満と回答した人でいうと、50.4%が五月病になっていると。
つまり、倍ぐらいの確率で五月病になっているということなんです。
睡眠不足による影響
次に、関連が大きかったのは睡眠です。
満足またはおおむね満足と回答した人、それと、不満または少し不満と回答した人、この五月病経験者の割合は22.9%ということでした。
さらに、この調査で言うと、睡眠時間が短ければ短いほど五月病になりやすいということも示されていまして、睡眠時間が7時間以上の人では、五月病になった人、25.4%、一方で、5時間未満の人は46.1%が五月病になっていると伝えています。
どのように対応していくか
では、この五月病、どうやって対応していくかということですよね。
事前に予防することが大事
今回のトークテーマで言うと、五月病になった時とはあるんですが、やはり事前に予防しておいて、ならないというのが1番だなと思うんです。
それで言うと、先ほど紹介した調査もそうですし、僕の意見としても、まさに一生なんですが、ストレスとか疲れ、これをためすぎないというのがすごく大事だなと思います。
生活のリズムを崩さない
ゴールデンウィークの過ごし方というと、しっかりいつも通り休むというのは大事だと思うんですが、急激に休みすぎたりとか、寝すぎたりとか、もしくは夜更かしをし過ぎたりとか、リズムを崩しすぎないというのはすごく大事だなと思います。
起きる時間は普段となるべく同じ時間にしておいて、固定にする。
ぐったり過ごしすぎずに活動できるなら、アクティブに活動するというのがおすすめです。
これに関しては、先日695回「やる気がない、だらだらした休日を避ける3つのコツ」でもお伝えしていますので、ぜひね聞いていただければと思います。
とにかく、休日だからといってリズムを崩さないということです。
無理をしない
そして、ゴールデンウィークを開けて、「もし五月病かな?」と体とか心の不調感じたとするのであれば、無理をしないのをお勧めします。
もし、仕事が忙しすぎるとか、ストレスがたまりすぎるとか、そういう風に感じるのであれば、改善を図るのがいいかなと思います。
その後、発病がずっと長引いてしまったりとか、場合によってはやめてしまいたいって思っちゃうとか、そういったことに繋がりますので、そういったストレスの原因をできるだけなくしていくということです。
そして、睡眠時間もし取れていないのであれば、これもしっかり取れるように生活習慣を改善するというのをおすすめします。
まとめ
今日は五月病について話をしてきましたが、結構多くの方が悩まされているということがわかりましたね。
そして、その原因はストレスや睡眠不足なので、無理をしない範囲で生き生きと働くようにしていくのがいいかなと思います。
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