みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、どうやってSNSやブログの発信を継続するかです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
発信を続けるコツ
今日は、どうやって発信を続けるのかという話をしたいと思います。
ちょうど新年度になりましたし、新しいこと始めてみたいなって方は、「発信」というのも1つアイデアとして考えてみていただくといいんじゃないかと思います。
そしてその発信をどうやって継続したらいいのか、そういったコツをお伝えできればと思います。
ノンプロ研の技術ライティング講座
学習コミュニティ、ノンプロ研では、ちょっと面白い講座として「技術ライティング講座」というものがあります。
ライトなもので言うとSNS、ブログ、noteなどのWebライティング、そして、最終的には数十ページ以上の技術同人誌の制作を目指すという講座です。
技術に関してアウトプットすることをいかに楽にいい感じでしていくか、そういったことを学ぶ講座になっています。
今年2024年も1月から講座がスタートしていて、最後の卒業発表会を含めて全10回ありますので、先月3月末にようやく完結しました。
書くことによる発信はチャレンジ
多くのみなさんの場合、書くことによる発信は結構なチャレンジになります。
そもそも時間がないからできないというのもありますし、心ではやりたいと思っていてもなかなかやる気が出てこないといったモチベーションの問題もあります。
また、そもそも書くのに苦手意識があるとか、他の人に見られるようなものを書く自信がない、恥ずかしい、そういったメンタルの問題もあったりします。
そういった色々な問題があるんですが、この技術ライティング講座の第1回目では、書くことを継続できるように習慣化するというテクニックをお伝えしています。
習慣にすることができれば、むしろやらない方が気持ち悪くなる状態に持っていくことができますし、やる気とか元気のあるなしの影響をあまり受けることなく、淡々と継続することができるようになるわけです。
習慣化のテクニック
それで、具体的な習慣可能テクニックとしていくつかお伝えしています。
時間をロックする、SNSでも身近な仲間でもいいので宣言する、それから記録をつける。そして、とにかく着手する。
こんなテクニックをいくつかみなさんにお伝えして、なるべく早い段階で習慣化を達成しちゃおうといった話をしているんです。
そして、先日の卒業発表会。受講されたみなさんがそれぞれ短いプレゼンテーション形式で発表をされました。
そこで聞く限り、みなさん多くの方が習慣的に書くことができるようになったよとおっしゃっていました。
ただ一方で、まだまだ課題を感じていて習慣化するにはもうひと工夫必要という方もいらっしゃいました。
それだけ書くことの習慣化というのは容易ではないということの証拠なのかなと思います。
逆に、できる人が少ないからこそ、それをできるようになれば、それ自体が価値が高いと言えるんじゃないかなと思っています。
習慣化のテクニックの法則
先ほど、習慣化のテクニックをいくつかお伝えしたんですが、ざっくりまとめると以下の2つの法則に集約することができます。
1つ目が「抵抗を減らす」、2つ目が「報酬を増やす」です。このいずれかの方向性で環境や行動を整えていくということなんです。
これは、Voicyのスキルアップラジオでも何度も放送しているので聞いたことあるかなと思うんですが、習慣化の上ですごく助けになるアイデアなので、ぜひ、もう1度思い返していただければと思います。
DJ Nobbyさんのアイデア
先日、DJ Nobbyさんの音声発信講座を受けていますよと放送させていただきました。
音声発信も継続するのがなかなか大変なんですが、DJ Nobbyさんからいただいたアイデアの1つにこんなものがあったんです。
それは、ファンを巻き込んでコメントを多くもらえるようにするというものでした。
そうすると、1つは報酬が増えるというのがあります。コメントをもらえること自体が嬉しいので、心理的な報酬としてそれが機能するということなんです。
もう1つは、番組の形式にもよるんですが、たとえばコメント返しをするコーナーだったり、お悩み相談のコーナーだったり、そういったものがあれば、リスナーさんのコメント自体がコンテンツに直結するんです。
自分が頑張らなくてもコンテンツがリスナーさんによってどんどん生成される状態になりますので、ネタ作りが大変楽になると。つまり、抵抗を減らす方法の1つとして機能するということなんです。
講師だったHiroComさんのお話し
もう1つ別の例を紹介しますと、今回、技術ライティング講座の講師を担当されたのがHiroComさんなんですが、HiroComさん、先日の卒業発表会のプレゼンでこんなことをおっしゃっていました。
発信することにはたくさんの価値がある。どんな価値があるかというと、まずはアウトプットして書くことで学びがたくさん得られるというのが1つです。
もう1つ、書くという作業によって学びが整理されるので価値があるという話だったんです。
そして、書いて残すことで記録になると、後で自分で見返すこともできます。
ということで、書くこと自体にたくさんの価値があるのでそれを認識しようねということだったんです。
この価値が認識できるのであれば報酬が増えるということになりますので、より継続しやすくなるということに繋がります。
僕のSNS発信の例
もう1つ、僕自身の例も紹介したいと思います。
このVoicyなんですが、SNSでの告知を毎日していました。
以前の告知の仕方で言うと、簡単な一言を添えてシェアするだけだったので、フォロワーさんたちからすると「告知か~」ということで、ほとんど見向きもされなかったんです。
それで、Voicyで話した内容をかなりの部分書き出してSNSに投稿するようにしました。
投稿先はX、Facebook、Threads、Bluesky、同じものをnoteでも投稿するようにしました。
そうすると少しずつ反応が増えてきて、それはそれでいいなって思ったんです。つまり、反応が報酬として得られるようになったということです。
しかし一方で、その分時間が必要になりました。たくさん書かないといけないのでそれは当然です。
さらに、Voicyの放送は、パートナーさんたちにお願いして、後日、書き起こしをしてブログで配信しています。
そうすると、SNSはまだしもnoteの内容が、その書き起こしブログとほぼ同じ内容になってしまうといった現象が起きてしまいました。
つまり、時間的コストはそのまま負荷、抵抗に感じてしまったんです。
同じ内容になってしまうというのは報酬が減ってしまった、と感じられたんです。そこで、ちょっとやり方を変えるようにしました。
当初、このSNSとnoteは9割ぐらい書き出していたんですが、それを、6割から7割ぐらいに要約して発信しようということにしました。
すると、その分書く分量は減るので時間は短縮できるわけです。要約をしている分、書き起こしブログとの差別化もできるようになりました。
そして、うまくできた、短い時間でできたなという時には、割と気持ちがいいということにも気づいたわけです。
ポイントは解像度高く具体的に感じること
このように、同じようなことをやっているように見えても、少し変えるだけで抵抗を減らしたり、報酬を増やしたりとかが実現できるようになることもあります。
どこを工夫すればそうなるのかを探るのがポイントです。
コツは、どこにどのように抵抗を感じているのか、報酬を感じているのかといったことを抜け目なく感じてキャッチすることです。
そこの解像度が高く具体度が高ければ、ちょっとのさじ加減で調整をしていくことができるようになります。
一方で、そこの解像度が荒い、抽象度が高いと全体的にしんどい、だからやめよう、こんな判断になってしまいがちなんです。
なので、センサーを細かくして細かいところで修正や調整をしていくのがいいんじゃないかなと思います。
そのためには、解像度を高く具体的に感じていくというのが大事かなと思います。
発信を続けるコツは抵抗を減らす、報酬を増やす
今日は、どうやって発信を続けるのかという話をさせていただきました。
基本的な方針は2つ。抵抗を減らす、報酬を増やすです。こうできるように、みなさん、ぜひ習慣化したいことに関して解像度を高く感じてみていただければと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「どうやってSNSやブログの発信を継続するか」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。
では、また。