1日10分!ITマスター塾 #11: Excel・スプレッドシートの数値の書式一発変更するショートカットキーたち

1日10分!ITマスター塾 #11: Excel・スプレッドシートの数値の書式一発変更するショートカットキーたち
みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、「 1日10分!ITマスター塾 #11: Excel・スプレッドシートの数値の書式一発変更するショートカットキーたち」です。

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■Excelの書式設定【桁区切りに設定】Ctrl+Shift+1【日付に設定】Ctrl+Shift+3【通貨に設定】Ctrl+Shift+4【パーセンテージに設定】Ctrl+Shift+5【標準に戻す】Ctrl+Shift+^■スプレッド…

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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マスターしてほしいショートカットキー

今日は、1日10分!ITマスター塾第11回をお送りします。

このシリーズは、IT超初心者に向けまして、たった10分で5役立ちスキル1つを身につけていただくことができる、そんなシリーズとなっています。

今日お伝えするテクニックは、ExcelやGoogleスプレッドシートで数値の書式設定を一発でやるショートカットキーたちです。

ぜひ便利なのでマスターしていただければ嬉しく思います。

数値の書式設定を変えたいとき

ExcelやGoogleスプレッドシートで数値の書式を変えたいとき、どうしますか。

表計算ソフトなので、セルに数値を入れさえすれば、四則演算や集計、そういったことが便利にできます。

数値の書式設定とは

ただ、数値と一言に言っても、いろんな意味を表すわけです。

時には通貨、お金を表す時もありますし、時にはパーセンテージ割合を表現したい時もあります。

その時に設定するのが書式設定と呼ばれるものです。

なぜ数値の書式設定を変えるのか

たとえば、通貨「円」を表すのであれば、\マークを付けて桁区切りにすると見やすくなりますよね。

割合を表すのであれば、やはりパーセンテージ。これに設定すると見やすくなるわけです。

0.0いくつって言われるよりは、何パーセントって言われた方がわかりやすいです。

もしくは、単純に数値だったりしても、3桁ごとにカンマを入れる。

つまり、桁区切りをすると数字自体が見やすくなりますよね。

ということで、数値の書式設定をしたい。こういったニーズはかなりあるわけです。

みなさん、これをどうやって設定しているかという話です。

数値の書式設定はショートカットキーで

たとえば、Excelで言うと、リボンのボタンに桁区切りとパーセントがありますね。

桁区切りやパーセント表示にしたい時には、そのリボンのボタンを使うという手があります。

それ以外の書式設定でも、書式設定メニューがありますよね。

ショートカットキーで言うと、コントロールキー(Ctrl)に数字1のキーです。

これで書式設定メニューを開いて、ポチポチ設定をすれば、好きな書式設定をすることができます。

ただ、みんながよく使うだろう書式設定に関しては、ショートカットキーがそれぞれ用意されていますので、それを使っちゃうのが最も手っ取り早い方法かなと思います。

ExcelでもGoogleスプレッドシートでも、そういったものは用意されていますので、今日は、まとめてそれをお伝えしたいなと思っています。

数値の書式設定ショートカットキー: Excel編

では、まずExcelの方からです。ショートカットキーで設定できる数値の書式設定、4つを紹介します。

桁区切り、日付、通貨、パーセンテージ、この4つです。

基本的にキー配置として近い位置にありますので、まとめて覚えてしまうのがお得です。

桁区切り

まず、桁区切りです。

これは、「Ctrl + Shift + 1」になります。

桁区切りに設定したい範囲を選択した状態で、「Ctrl + Shift + 1」です。

これ、僕の場合は「Ctrl + Shift」を左手の親指で、1のキーはその左手の人差し指が届きますので、それを使います。

おそらく列単位で設定することが多いかなと思います。

日付

では続きまして、日付の設定になります。

ショートカットキーは、「Ctrl + Shift + 3」になりますね。

これで選択しているセルの書式を、年/月/日、この形式に揃えます。

リスナーさんの中には「数値じゃなくて日付では」と思われるかもしれないのですが、実は日付というのも裏側では数値の扱いになっているのです。

これ、シリアル値なんていうキーワードがあるのですが、ちょっとここで説明するには時間が足りません。

この話は「今更聞いてもいいIT用語シリーズ」で紹介できたらなと思います。

通貨

続きまして、通貨の設定です。

これは、「Ctrl + Shift + 4」になります。

これで半角の\マークがついて、数値は桁区切りになります。

売り上げとかそういったものを扱うExcelでは、かなり便利に使われるのではないかなと思います。

ちなみに、みなさん普段キーボードを使っている時に 「Shift + 4」で$ドルマーク出ますよね。

「Ctrl + Shift + 4」で、通貨に設定。

このように覚えていただくといいのではないかなと思います。

パーセンテージ(%)

そして最後です。パーセンテージ(%)

これは、「Ctrl + Shift + 5」になります。

これは$ドルマークと同じように、「Shift + 5」でパーセントの半角記号になりますよね。

これもその記号の感じで覚えていただくのがいいかなと思います。

その他のショートカットキー

さて、この数値の書式設定をするショートカットキー。

「Ctrl + Shift」に加えて、1、3、4、5、このように並んできましたよね。

なんで「Ctrl + Shift + 2」がないんだって話ですが、そうなんです。

その点、僕も心底そう思うのですが、このExcelの場合、「Ctrl + Shift + 2」に全然別のショートカットキーが割り当てられています。

どんなものかというと、

「アクティブセルの1つ上のセルの値を、アクティブセルまたは数式バーにコピーする」という、ちょっと読んだだけではわからないやつが割り当てられています。

ひとまず、これについて今回は覚えなくてオッケーです。

Excelの数値の書式設定は、「Ctrl + Shift + 1、3、4、5」

これで覚えていただければオッケーです。

順番としては、桁区切り、日付、通貨、パーセンテージになります。

書式設定を標準に戻す

書式設定を標準に戻すというショートカットキーもあるので、ついでに覚えていただければと思います。

ショートカットキーとしては、「Ctrl + Shift + キャレット」になります。

「キャレット」とはなんぞやって話なのですが、\マークの左隣にあるやつです。

屋根のようなマークの記号「^」になります。

これで標準の書式設定に戻すことができますので、合わせて覚えていただければと思います。

数値の書式設定ショートカットキー: Googleスプレッドシート編

では、続いて、Googleスプレッドシートの方に行ってみましょう。

Googleスプレッドシートも結構同じノリで覚えられます。

設定できる書式設定は、桁区切り、時刻、日付、通貨、パーセンテージ、そして指数になります。

桁区切り

まず桁区切りですが、「Ctrl + Shift + 1」、これはExcelと同じです。

Googleスプレッドシートの場合は、小数点2桁に揃えられます。

これ、整数で揃えてくれたら結構使い勝手が良かったな、と思いますね。

ちなみにMacの方も、同じく「Ctrl + Shift + 1」になります。

コマンドキーではなくて「Ctrl」キーなので注意していただければと思います。

時刻

続いて、「Ctrl + Shift + 2」です。

これはExcelではなかったのですが、Googleスプレッドシートの方では時刻の設定になります。

なんかExcelでは気持ち悪かったんですけど、ここがちゃんとうまると気持ちいいですね。

その他の数値

ここからしばらくはExcelと同じです。

「Ctrl + Shift + 3」、これは日付。

「Ctrl + Shift + 4」、これは通貨。

「Ctrl + Shift + 5」、これはパーセンテージになります。

さらにGoogleスプレッドシートではおまけとして、

「Ctrl + Shift + 6」、これで指数表記に設定することができます。

桁数が大きすぎる時に使う表記なのですが、実際に使う機会はあんまりないかなという感じです。

ということで、Googleスプレッドシートの数値の書式設定もこんな感じで「Ctrl + Shift + 1 から 6」まで並んでいます。

順番さえ覚えていただければオッケーかなと思います。

ショートカットキーの競合と対処方法

ただ、Googleスプレッドシートでちょっと残念なところがありまして。

ブラウザー上で動くという仕組み上、ブラウザーで使っているショートカットキーとGoogleスプレッドシートのショートカットキーが、競合してしまう時があるのです。

なので、今お伝えしたショートカットキーが効かない、ということが実際にあり得ます。

僕の場合、残念ながら「Ctrl + Shift + 1」と「Ctrl + Shift + 2」、これが効かない状態なのです。

どうすれば良いかというと、代わりにアクセスキーを使うことができます。

アクセスキーというのは、メニューなどのUIをキー操作だけで行うことができる、キーの組み合わせです。

たとえば、「Alt + O」、こうすると、Googleスプレッドシートの表示形式メニューが開きます。

そして、その中の数字のところに(N)という表記がありまして、Nのキーを押すと、さらにそのサブメニューが開きます。

そして、その中の数値、こちらも(N)とあるのですが、もう1回Nのキーを押すと、現在選択しているセルの書式を、桁区切りにすることができるということです。

ショートカットキーが効かないなという時には、このアクセスキーを代わりに使います。

「Alt + O」でメニューが開きますので、あとはメニューに書いてあるアルファベット、これの指示に従って進んでいただければオッケーです。

ショートカットキーはまとめて覚える

ExcelとGoogleスプレッドシートの数値の書式設定を一発で行うショートカットキーたちを、紹介させていただきました。

一部気をつける点はありつつも、「Ctrl + Shift + 1」から、「Ctrl + Shift + 5」または「Ctrl + Shift + 6」まで、まとめて覚えちゃってマスターするのがいいかなと思います。

ショートカットキーを使いこなすことで、より見やすい表をあっという間に作ることができるようになります。

ぜひ、マスターいただければと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「1日10分!ITマスター塾 #11: Excel・スプレッドシートの数値の書式一発変更するショートカットキーたち」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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