時間の使い方の捨てる残すの判断どうすればいい?


時間の使い方の捨てる残すの判断どうすればいい?

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、時間の使い方の捨てる残すの判断どうすればいい?です。

#437 時間の使い方の捨てる残すの判断どうすればいい? | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#437 時間の使い方の捨てる残すの判断どうすればいい?(2023年8月18日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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捨てる残すの判断

今日は、#捨てる残すの判断 というハッシュタグ企画についてお話しします。

何を捨てる・残すのかという話しなんですが、時間の使い方、ある習慣があった時にそれについて捨てるか残すのか判断基準をどう考えたらいいかという話しをしてきたいなと思っています。

日本人の多くは、「時間がない」「忙しい」という課題を抱えています。

その課題を抱え続けているために、新しく何かを学ぼうと思ってもなかなかとりくめなかったり、家族との時間をなかなかとることができずにモヤモヤした日々を過ごすしてしまう人もいるんじゃないかと思います。

これを解決する方法として、僕が書いた「デジタルリスキリング入門」の第4章「時間を生み出す」で、いろいろなテクニックをお伝えしていて、その第一歩となるのが「時間の棚卸し」という作業です。

時間の棚卸し

時間の棚卸しでは、自分のふだんの時間の使い方を振り返ってその良し悪しを判断します。

良くないところがあれば、その時間について改善を試みて習慣を正していき、時間を生み出していこうというものになります。

カレンダーツールに行動を記録する

まず手順としては、Googleカレンダーなどのカレンダーツールに自分の行動の実績をそのまま記録していきます。

通常カレンダーツールは、未来のアポイントとか予定だけ入れているかもしれないですが、過去やった一人でのタスクとかをなるべく細かく記録しておきます。

その代表的な一日とか数日とかを切り出して、Excelとかの表計算ソフトで、何に何時間費やしたかをリストアップするわけです。

そのリストアップした一行一行について、その時間の使い方が良かったのかどうかを判断していきます。

投資と浪費に分類する

その良し悪しの判断はどうするかという話しなんですが、僕は「投資」と「浪費」の2つに分類するということをお伝えしています。

投資

まず投資なんですが、その時間の使い方が未来のお金、時間、信頼など何かしらの価値を生み出すものであれば「投資」と判断します。

プログラミングスキルの習得を例にすると、これが習得できた暁には、ルーチンワークを自動化できて未来の時間を生み出すことができる、またチームメンバーにも感謝されて信頼を得られるそういった可能性があります。

さらにそのスキルがあることで昇給のチャンスとか転職をしたときに年収のアップとかの期待も得られるわけです。

なのでこれは投資と判断していいという話しになります。

浪費

一方で、時間は費やしているものの未来のお金、時間、信頼などの価値を生み出さないものを「浪費」とします。浪費として改善の対象としていくわけですね。

例えば、Excelを使った毎日同じ作業をするようなルーチンワークがあります。

その作業をしているときも給料がもらえてるよと思うかも知れませんが、その分、あなたの人生の一部である大事な時間を費やしているわけです。

その作業を繰り返して給料が上がるのか、チームメンバーの信頼を勝ち得たりできるのか、そういった視点で考えるわけです。

もしそうだと言い切れないのであれば現状維持となりますので、浪費と認定します。

両方の側面を併せ持つもの

企画書作成というような、一見クリエイティブなタスクに見える物も細かく分解していくと投資と浪費の両方の側面を持っていることもあります。

企画書づくりの一部の作業として、ネットからテキスト情報やイラスト画像を集めるだけ、そういった時間帯があるかもしれません。もしくはExcelの表やグラフをスライドにコピペするだけ、といった作業もあるかもしれません。

このように企画書作業の中にも浪費的なタスクが紛れていることもありますので注意が必要かなと思います。

浪費の時間を対策する

このように投資と浪費に分類し、浪費として認定した時間について何かしらの対策を考えていくわけです。

どんな対策をしていくかということなんですが、主に以下のような3通りの対策があります。

  • やめる
  • 任せる
  • 時短する

やめる

この中で最も即効性があるのが「やめる」という選択肢です。これが一番おすすめかなと思っています。

例えば報告するだけの定例会議があるとします。それであれば報告資料をチャットとかで共有するだけにして、会議自体集まるのををやめてしまうという選択肢があります。

自分も含めてメンバーの参加時間を一気に浮かせることができる。これはかなり効果的だなと思います。

任せる

やめるという選択肢がとれるのがいいのですが、そうではないケースもありますよね。

例えばどうしてもやらなくてはいけないルーチンワークがあったとします。この場合は2つ目の「任せる」があります。

自動化できるものであれば表計算ソフトの関数を使ったり、RPAを使ったり、プログラミングなどを使ってコンピューターに任せるということができるわけですね。

ただこれには一定のスキルの獲得が必要なので、その分学習する時間が必要になります。

他人に任せるという手もありますね。仕事ではないですが家事代行をお願いして料理とか掃除とかしてもらうのは良い例かなと思います。

時短する

それ以外にもスキルを磨いて「時短する」という3つ目の選択肢も検討することができます。

ショートカットキーを身につける、文字入力を速くできるようにするなどスキルを身に付けることで、今までと同じ作業をより短い時間でできるようにするということです。

棚卸しをしてみると

このような時間の棚卸しの作業を通して、みなさんの時間の使い方を投資的な時間ばかりにしていくわけです。

こうすることによって、時間を過ごせば過ごすほど未来に価値が蓄積されていき、より有利な展開になっていくのが期待できるわけです。

実はみなさん、こういった時間の使い方の振り返りってあんまりやっていなくて、けっこうぼんやり使ってしまっている時間ってたくさんあるのに気づけるわけなんですね。

学生のみなさんにも効果的

社会人の方はもちろんなんですが、このあいだ東京工芸大学院生にも授業でワークしてもらった時も、かなり反響があったんです。

みなさん忙しいというのは確かだと思うんですが、そのすべてが未来の価値を生み出す行為になっているかというとそうでもないんです。

現状維持のために費やしていることも多いわけですね。それはけっこうもったいないことだなと思います。

みなさんも自身の生活習慣を見直していらないものはどんどん捨て、より価値のある時間を増やしていくのがいいんじゃないかと思います。

デジタルリスキリング講座も準備中!

このような時間の棚卸しのワークも含めて、リスキリングの戦略と戦術を学べるデジタルリスキリング講座というのをつくろうと画策しています。

そのうち開講したいなと思っていますので、VoicyやXなどフォローしてチェックしていただければうれしいなと思っています。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「時間の使い方の捨てる残すの判断どうすればいい?」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

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