清里のノンプロ研自然体験合宿での学び その1


清里のノンプロ研自然体験合宿での学び その1

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、清里のノンプロ研自然体験合宿での学び その1です。

#399 清里のノンプロ研自然体験合宿での学び その1 | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#399 清里のノンプロ研自然体験合宿での学び その1(2023年7月11日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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自然体験合宿に参加してきました

先日の土日に、僕が運営している学習コミュニティ「ノンプロ研」の自然体験合宿がありまして、家族3人で参加してきたのでレポートします。

「参加って、ノンプロ研はタカハシさん主宰じゃないの?」って思われるかもしれないですが、本当に今回は「参加者」としての参加なんです。

というのも今回の合宿は、ノンプロ研のメンバーのきのぴぃさんが、メインでなんでもかんでも準備してくださって、タカハシは本当に乗っかるだけだったんです。

書籍の出版やツアーの準備が立て込みまくっていましたので本当に助かって、きのぴい様様っていう感じでした。

場所は、山梨県北杜市清里にある清泉寮というところで行いました。都心からだと電車でも車でも2時間半から3時間くらいですね。

トップページ | 清泉寮 - 清里高原 ソフトクリーム・体験プログラム・お食事・ご宿泊 清里高原の観光施設 - 北杜市 山梨県
清泉寮は清里高原の森と牧草地に囲まれた観光施設です。ゆったりとくつろげる宿泊施設や地域の食材を活かした手づくりのレストラン、清里名物の清泉寮ソフトクリーム、お子様から大人まで楽しめる体験プログラム、自然歩道、やまねミュージアム、山梨県立八ヶ...

タカハシ家は前泊で温泉宿へ

僕ら家族は福岡県糸島市からの参加になりますので、飛行機で羽田まで行って、そこからレンタカーを借りて行くという行程でした。

行きは途中にある川浦温泉の山県館という温泉宿に一泊したんです。自然合宿の話しとは少しずれるんですが、この宿がとても良かったんです。

なんとなく決めたんですが、この宿かなり由緒ある宿で、武田四天王の山県昌景の子孫が運営している宿だそうで、源泉100%かけ流しの豊富な湯量の温泉を楽しめました。

食事も手が込んでいて、どれもおいしくて素晴らしかったです。次回また清里で合宿があったら、またここで一泊するかもしれないなあと思いました。

そんな温泉宿を発ちまして、元気いっぱいで清里へ向かいました。

腹ごしらえはほうとう屋さんで

清里はちょっと注意点がありまして、このへんの地域はほとんど同じ住所なので、Googleマップで検索してもカーナビで検索しても住所だと変なところに行ってしまいます。

カーナビに電話番号でセットするといいですよということでした。

集合前にランチで寄った「小作」という超絶ボリュームのほうとう屋さんも同じ住所でしたので、初めての方にはややこしいですね。

ちなみにこのほうとう屋さん、半端ないボリュームなので注意が必要です。でも、とろっと味噌スープにもちもち麺とゴロゴロ野菜がたっぷりはいってまして、めちゃくちゃ美味しかったです。

3人で行ったら2人前たのんで分けるといいかもしれません。

清泉寮に到着

ちょっと早めに清泉寮についたので、お土産屋さんでお買い物をしていました。息子はジャージー牛のぬいぐるみに惚れ込んで、見事おねだりに成功して購入しました。

その後、名物のジャージー牛のソフトクリームを食べたり、お土産屋さんの前にあるちょっとした公園で遊んだりして時間を過ごしていました。

そのうちノンプロ研のみなさんが、ちょこちょこそこに集まってきて挨拶しました。

ノンプロ研はオンラインコミュニティーなので、みなさん普段はオンラインなので会うのが普通です。オフラインで会うのはなかなか面白いものだと毎回思いますね。

ノンプロ研メンバー集合!

そんなこんなで時間になりましたので、集合場所に集まりました。今回の合宿は、日程としては一泊二日です。

ノンプロ研メンバーとそのご家族、全部で30名ほどの方が参加されました。

子供たちの参加もたくさんありまして、小学生以上の子どもたちが一番多かったんですが、中学生、高校生、20代以上までいました。

ノンプロ研のメンバー含めると全世代揃ってるような感じですごくいいなあと思いました。

インタープリテーションツアー

最初のプログラムなんですが、まずは「インタープリテーションツアー」に参加しました。

インタープリテーションツアーと言うのは、知識を学ぶのではなくて、五感を使って自然の面白さを体験しようとというものです。

この2日間は残念ながら雨予報だったんですが、このツアーだけはギリギリ持ちこたえることができまして、レンジャーさんに案内してもらいながら清里の森を探検しました。

まずは森の中を探索

2つのグループに分かれて森の中を探索していくわけなんですが、時々立ち止まって、鏡を通して森を見てみてみたり、実際に山椒の実を食べてみたり、レンジャーさんが隠した小さなヤマネのぬいぐるみを探すみたいなゲームをしたり。

選んだ色鉛筆と同じ色を森の中で探してみたり、森で集めたものをつかって皿の上に並べて料理を作ってみたり、最後に森の中で寝転んでゆっくり森林浴したり、そんな体験をすることができました。

いずれも知識を詰め込むものではなく、五感を使って楽しめるものなので、小さな子供から大人まで全世代で楽しめるなあという感じでした。

この色探しと料理の時なんですが、グループ分けをしたんです。袋の中の木の実をそれぞれ見ないで選んで、その選んだ木の実の種類でグループ分けするというものでした。

この時、たまたまタカハシ家は3人ともまんまるのどんぐりをゲットして、家族だけのグループになったんです。

運命を感じるというか家族のきずなが勝手に深まったエピソードでした。

激アツな虫「オトジブミ」を発見

そのあと家族3人グループで色探しをしたわけなんですが、オレンジ色として拾った1cmいかないくらいの小さな虫がいたんです。それをお皿に乗っけていました。

レンジャーさんがそれを見つけて「これは激アツな虫なんです」と教えてくれたんですね。

それは「オトシブミ」という名前の虫で、葉っぱを切って丸めてその中に卵を生むという特性を持っているそうなんです。丸めた葉っぱが森の中にころころ落ちているときがあって、それを「オトシブミのゆりかご」というそうです。

このゆりかごによって、生まれた幼虫は外敵から守られるわけなんですね。さらに生まれた後は、自分をくるんでいる葉っぱを食べて大きく育つことができるわけです。

ものすごい小さい虫なんですが、すごい知恵が備わっていますね。

名前の由来は、文を落とす、つまり思いを寄せる相手の前に文=ラブレターを書いて丸めて落としておくわけです。それと葉っぱによるゆりかごが似ているということで「オトシブミ」という名前がついているそうです。

なんともロマンチックなネーミングですね。

森の中で寝転ぶ~癒しの時間

このインタープリテーションツアー、最後に森の中にシートをしいて、そのうえで寝転んで目をつむるんです。

目を閉じるといろんな音が聞こえてきます。色々な鳥の声とか、風が葉っぱをさらさらゆらす音とか、遠くで列車の音が鳴ったりとか、ちょっと離れて寝転んでた別の家族がガマンできずに笑ってたりとか。

2023年、僕的には初めからずっと突っ走っているの感じがあったので、束の間の癒やしの時間でした。

タカハシ的には昼寝する気満々で寝転んでいました。もう少しと言うところで終了のベルがなってしまったんですが、すごくいい時間を過ごさせていただきました。

夕食はバーベキュー&焼きそば

お待ちかねの夕飯はバーベキュー。清泉寮の食事はすべて地産地消の食材で、ほとんど添加物を使わないそうなんです。

豚肉、玉ねぎ、なす、ピーマン、エリンギ、かぼちゃ。みんなでガンガン焼いてどんどん食べるわけですね。

焼きそばも用意してくださって、ほんとにこれは今まで食べた中でもぴかいちくらいに美味しかったです。量もたっぷりあったので、ひたすら食べてお腹いっぱいになりました。

お腹いっぱいになった後に夜にも別のプログラムがあります。

森の動物たちについて学ぶ

本当は「ナイトハイク」をたっぷりする予定だったんですが、ちょっと雨模様だったので、室内でレンジャーさんたちから森の動物たちについて教えていただきました。

リアルなフクロウやトンビの羽をとりだして触らせてもらったり、あおいでみたり、いろいろな森の動物の毛皮をズラリを並べて見せてもらったり、圧巻でしたね。

イタチ、ニホンザル、アナグマ、キツネ、ハクビシン、アライグマ、タヌキ、キョン、シカ、イノシシ、ツキノワグマとか、他にもあったかもしれないですが、ずらっと並んでいました。

その多くは清里の森にいる動物たちということだったんですが、アナグマとか、キョンとか、あんまりフィーチャーされない森の動物たちもいて、いろんな毛皮に触れるなんて、なかなかできない貴重な体験だったなと思います。

シカの食害の問題

その流れで、今シカが増えすぎて、食害、つまり森とか牧草とか食べ過ぎてしまうという問題が大きくなっているそうです。

シカとイノシシ合わせて今日本には250万頭いて、猟師さんたちが頑張って、毎年120万頭ずつ減らしているそうなんです。

ただ、その活動は割に合わないし追いついていないそうです。

というのも、とった鹿を食肉にするには加工センターに2時間以内に持っていかないといけないとか、実質的にコストに見合わせるのが難しいルールがあるそうなんです。

命をきちんと丁寧にできるかぎりいただくとなるとさらに難しくなる。

たとえば、食肉もいちばん割のいい背中の部分だけ取り出してあとは捨ててしまうほうがコスト的にはよいので、そういうふうにしてしまう人もいるそうなんです。

法律を実態に合わせて変えていくとか、新しいアイデアやテクノロジーを生み出すとか、何か効果的な手を打っていかないと森のバランスが崩れていってしまいそうです。

全く知らない世界の話しなんですが、こういった課題に向き合っている人もいるんだなあと知ることができました。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「清里のノンプロ研自然体験合宿での学び その1」をお届けしました。

自然体験合宿のレポートはけっこう長くなりそうなので、続きは別の回にさせていただきます。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

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