ノンプロ研の講座スライド資料は外でどんどん使っていい


ノンプロ研の講座スライド資料は外でどんどん使っていい

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、ノンプロ研の講座スライド資料は外でどんどん使っていいです。

#128 ノンプロ研の講座スライド資料は外でどんどん使っていい | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#128 ノンプロ研の講座スライド資料は外でどんどん使っていい(2022年10月13日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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ノンプロ研の講座とは?

今日は、ノンプロ研の講座スライド資料はどんどん使っていいよという話をしたいと思います。何のことって話だと思うので、ひとつひとつ説明します。

まず、僕が運営している学習コミュニティノンプログラマーのためのスキルアップ研究会。通称ノンプロ研というコミュニティがあります。

これは、ノンプログラマーの皆さんがプログラミングとかのスキルを身につけるため、集まっていただいて、学びあったり教えあったりするような場所を提供しています。

そのコミュニティノンプロ研の中で、講座を開講してるんです。

どんな講座があるかというと、ノンプログラマー向けのプログラミング講座、VBA、Google Apps Script、Pythonといったプログラミングの講座があります。あと、技術文章を書くための技術ライティング講座。そして、教える立場の人のためのインストラクション講座です。

講座スライドは外で使ってOK

けっこう驚かれるんですけども、これら講座で使ったスライドは、外で使っていいですという話をしてるんです。

講座等で十分にその人が熟達して、人へ教えられるようになったとしたら、たとえば会社とかでそのスライドを使って、皆さん他の人を教えたりしてもいいですよっていうことなんですね。

皆さん驚かれるですけども、おそらくスライドを外で使われてしまったら、高橋さんのお客さんが奪われちゃうじゃないですか。そしたら、商売あがったりじゃないですかと思ってくださっているんです。

でも、全然オッケーですよというふうにお伝えしてます。確かに、ビジネス的な観点でいうと、美味しくないことをしてるように見えると思うんです。

けれども、日本の働くの価値を上げるという観点で考えると、スライドみんなが使えるようにするのと、そうでないのと、どちらの選択がその志に沿ってるか。それを考えると、明白な話だったりするんです。

競合がスライドを使ってしまう点について

あと、競合がそれを使ってしまうという話もあると思うんですけども、そんなに簡単に儲かるっていう話ではないのかなって思うんです。というのも、スライドを使って高い金額で設定して、研修とか講座を開講するというふうに考えます。

その場合、ノンプロ研の講座自体が競合になると思うんですけれども、価格優位性をだしてくるの結構難しいんじゃないかなと思うんです。というのも、今ノンプロ研の講座の設定ってすごく安いんです。

たとえば、初心者Google Apps Script講座は、全7回の講義と卒業LT大会。要は、学んだ成果をプレゼンテーションするイベントがあるんですけども、それがセットで税込23,100円なんです。これよりも価格優位性を出してくるのは、結構難しいんじゃないかなと思うんです。

ノンプロ研講座スタイル

あと、営業力があれば、企業にこっそり営業をかけて、高い金額で受注できるみたいなケースもあるかもしれません。その時もあのスライドをうまく使いこなすのは、結構難しいんです。

というのも、VBAとかGoogle app Scriptとかそういったプログラミング言語でいうと、真っ先にExcel触ったりとか、スプレッドシートを触ったり、そういうことをしたいわけです。

ただ、ノンプロ研の講座は最初の方、全6回とか7回ある内の4回までは一切セルを触らせないハードなスタイルになっています。

それまでの間、基礎をしっかり積み重ねる内容で、かなり傾斜が高いんです。そういった内容になってるので、なかなかそこを登らせるのは難しかったりするんです。

それをどうクリアしてるかと言うと、講義間の宿題とか、Slackでのサポートとか、そういったものを含めたデザインになっています。

講師とかティーチングアシスタントが、その間の宿題とかのサポートをするんですけども、さらに講座の周りにいるコミュニティメンバーが応援してくれてるわけです。

コミュニティのメンバーは、ノンプログラマーの学習の厳しさとか、楽しさといった事を皆さんよくご存知なので、共感力もあるし、日々意欲的に学習してるんで、モチベーションを上げるという意味でも、非常に重要な役割を担っているんです。

そういう人たちが見守っていているからこそ、高い傾斜をガンガン登っていくスタイルの講座がようやく実現できるという訳なんです。そういった場所をスライドパクる人達が用意できるかって言うと、ちょっと無理なんじゃないかなと思っているんです。

スライドに書いてある情報は講座のごく一部

そもそもですね。スライドに書いてある情報っていうのは、講座の価値の中でほんのごく一部なんです。多くの人は、学習という現象が情報を1対1で脳みそに転写していく。つまり、暗記的なものだと勘違いしてるんですけども、まったくの間違いなんです。

スライドに書いてあることが、そのまま講座の価値だと思ってしまってるんです。けれども、それは間違いです。というのも、学習っていうのはもっと複雑な現象なんです。

脳の中の情報を体系にしたがって、整理整頓したり、何かしたいときとか何かが起きた時に、関連した情報を脳のあちこちから上手に引っ張り出してくるとか、そういったことをしなきゃいけないわけです。

そういったスキルを身につけるというのは、短期的な学習だけでは無理なんです。どういった学習が必要なのかっていうと、なかなか難しいところなんですけども、それを長年積み重ねてきたものが、今のノンプロ研講座であり、スライドはそのほんのごく一部なんです。

今世の中で言うと、リスキリングというワードがとても流行っています。新たなスキルを身につけるための関心が高まってるとは思います。

ただ一方で、動画提供したりとか、一方的な上意下達スタイルの研修で、それが達成できるというふうに、もしかしたら思っている人多いのかなっていうふうに思うんですけども、そう思わないようにして頂きたいです。

たとえば、ノンプログラマー向けのプログラミングを習得するのであれば、どういった学び方が良いのかっていうと、一例としてノンプロ研に入って体験していただくといいんじゃないかなっていうふうに思います。

ということで、今日はノンプロ研のスライドはどんどん外で使っていいよっていう話をさせていただきました。1回ノンプロ研スタイルを味わっていただいたうえで、スライドを使っていただくといいんじゃないかなというふうに思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ノンプロ研の講座スライド資料は外でどんどん使っていい」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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