ノーコードアプリ開発の可能性…Glideからはじめてみよう!


ノーコードアプリ開発の可能性…Glideからはじめてみよう!

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、ノーコードアプリ開発の可能性…Glideからはじめてみよう!です。

#244 ノーコードアプリ開発の可能性…Glideからはじめてみよう! | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#244 ノーコードアプリ開発の可能性…Glideからはじめてみよう!(2023年2月6日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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ノーコード・ローコードツール

先日僕が運営しています学習コミュニティ「ノンプロ研」のZoomInというイベントがあったんですね。こちらはライトニングトークのイベントなんですが、テーマが「ノーコード・ローコード開発ツール」だったんです。みなさん素晴らしい発表で、よいイベントだったなあと思います。

今日はそれに関しまして、ノーコード・ローコードツールについて話をしたいと思っています。

ノーコード・ローコードってすごく流行っている風には見えますが、たくさんありすぎて困っちゃう問題があるんです。ここはまず試しに雰囲気を味わおうということで、先日のイベントでも何人かの方が紹介していましたGlideというツールをおすすめしたいなと思っています。

実はノンプロ研用のアプリもあるんですが、これもGlideで開発していただいているんですね。実際ものすごく便利な機能がたくさんのっていまして、普通に大活用させていただいています。

Glideとは

スマホアプリ開発用のノーコードツール

Glideというのはアプリ開発用のノーコードツールになります。スマホアプリに特化していて、コーディングスキルとデザインスキルがない人でもいい感じのスマホアプリが開発できるというのが特徴です。

ノーコード開発ツールなのでもちろんコーディングなし、マウス操作で、例えばドラッグ&ドロップとかクリックの設定でアプリを開発していくことができます。

もうひとつの特徴としてはスプレッドシート使っていまして、これをデータベースとして使うんです。Excelも使うことができます。なので普段慣れ親しんだツールでデータを用意して、それをアプリ化することができるという感じです。

そしてもう1つのGlideの特徴が豊富なテンプレートがあるということなんです。すでに用意されているテンプレートからコピーして、自分用のアプリを作るということも可能だったりします。

デメリット

Glideのデメリットもいくつかあります。

まずは日本語に対応していないということです。最近では日本語の情報も少しずつ増えてきてはいるんですが、画面操作とか詳しい説明に関しては、英語のページを参照することになるのかなあという感じですね。

これはノーコードツール全般に言えることなんですが、やはりできないことがあります。例えば細かいデザインの変更はできなかったりします。まあこれでいいやということで、一定の妥協をする覚悟で使う必要があるかなと思います。

ほかにも通知を飛ばすことができないとか、編集が難しい、関数を仕込むのがめんどうとかいろいろあります。

このあたりは先日のイベントで教えてもらったんですが、Googleフォーム、Googleスプレッドシート、Google Apps ScriptなどGoogle系の技術と組み合わせることで解決することができるので、ほかの方法でなんとかできそうです。

数あるノーコードツールの中でもGlideは一番簡単、やさしいという風に言われていますので、入り口としてはおすすめなのかなあと思っています。

料金プラン

利用料は無料から利用することができます。プランとしてはフリープランから個人向け、ビジネス向けのプランがいくつか用意されています。

フリープランで言うと、作れるアプリの数が3つとか、編集できる方が2名とか扱えるデータが100行までとか、いろいろと制限があったりします。しばらく本格的に使っているとおそらく無料プランではおさまらなくなってくるので、まあ有料のプランに切り替わっていくんじゃないかなと思います。

まずはフリープランで試してみながら個人なら個人向け、ビジネス利用であればビジネス向けのプランから選んでいけばいいんじゃないかなと思います。

アプリの作り方

アプリの作り方なんですが、これがすごく簡単なんです。

例えばスプレッドシートにデータが用意されているとします。スプレッドシートをGlideにインポートするんですね。そうすると勝手にある程度のアプリを作ってくれます。

なので意図にあわないところだけ以下の部分をカスタマイズしていきます。

  • スタイルの変更
  • コンテンツの変更
  • アプリの全体の設定

スタイルの変更というのは、画面がいくつか自動で生成されていますので、その表示形式を決めるというところです。コンテンツの変更は、それぞれの画面で表示する内容を変更していきます。アプリの設定は外観、例えばアイコンとかテーマカラー、プライバシーの設定や共有設定などをしていく形になります。

どんなアプリを作ったらいいか

登壇されたみなさんが口を揃えて言っていたんですが、まずは作ってみるというのが大事なんです。完璧をめざしても、そもそもノーコードなのでできないこともいっぱいあります。まずは作って動かしてみて、こんなことできるかなといじってみる、そんな感じで作ると良いようです。

何か自分の好きなものとかを情報整理しているなら、それを表示するだけのアプリからつくるといいよというアドバイスもいただきました。

例えば僕なら魚をさばくのが大好きなので、さばいた魚の記録とかをスプレッドシートに記録していって、それをアプリ化するなどがいいよという話しでした。

開発するときのポイント

開発するときのポイントでいうと、やはりスプレッドシートのデータの置き方が大事なんですね。これを、ちゃんとデータベースにしておくということです。ノンプログラマーの方にはデータベースにするということがわからないかもしれませんね。

スプレッドシート関数の使い方をとかをある程度学んでもらえばわかる思いますので、先にスプレッドシート関数とかGoogle App Scriptとか、そのあたりを学んでから着手するとスムーズにいくと思います。

開発をすすてめていくとリレーションという概念が出てくるのですが、そういったところが難しいと思いますので、プログラミングがちょっとわかる人とか、困ったときに頼れる人がまわりにいるといいんじゃないかと思います。

これに関しては、僕が運営している学習コミュニティ「ノンプロ研」でもみなさん相談にのってくださいますので、もしまわりに誰もいなければコミュニティの活用も視野にいれていただくといいんじゃないかと思います。

ノーコードアプリGlideの可能性

最後にこのノーコードアプリの可能性について話をしたいと思うのですが、やはりスマホで操作できるということなんですね。

元データがスプレッドシートにありますので、スプレッドシート自体を公開してしまうとそこがいじられてしまってデータが安全でない状態になってしまいます。それがスマホアプリ経由でみなさんにいじっていただくのであれば、元データは守られているので、ツールとして安全に運用ができます。

さらにスマホであるからこそ、フィールドワーカーを抱えている職場には大きくチャンスがあるんじゃないかなと思っています。

実際先日発表いただいた農家のおおさきさんは、農業の仕事にGlideアプリをかなり使用されています。外にいるとPCを操作できないので、スマホで操作できるのはとても便利とおっしゃっていました。

このようにフィールドで働く方がいる職場では、非常に有効なツールになるんじゃないかなと思っています。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ノーコードアプリ開発の可能性…Glideからはじめてみよう!」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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