変幻自在なキャリアのためにキャリア資本を蓄えよう

変幻自在なキャリアのためにキャリア資本を蓄えよう

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、変幻自在なキャリアのためにキャリア資本を蓄えようです。

#78 変幻自在なキャリアのためにキャリア資本を蓄えよう | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#78 変幻自在なキャリアのためにキャリア資本を蓄えよう(2022年8月24日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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プロティアンキャリアに必要な2つの行動特性~前回のおさらい

引き続き、プロティアンキャリア、変幻自在のキャリアについてお伝えしていきます。

#77 変幻自在のキャリアを歩むために必要なものとはのつづきです。

前回は、キャリアを自分のものとして変化に応じて形成するプロティアンキャリアにおいて、必要な行動特性はどんなものがあるか、というお話をしました。

まず1つは自分らしさや自分の価値観、つまりアイデンティティを認識すること、もう1つは、それを持ったうえで環境や社会の変化に適応する能力、アダプタビリティが必要となります。

ただ、これらの2つの行動特性を持つことがプロティアンキャリアを歩むうえで重要とわかったとしても、日常で具体的にどのような行動を起こしていけばいいのでしょうか。

3つのキャリア資本を蓄える

田中研之輔先生の「プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術」では、キャリア資本という考え方が提唱されています。

自分の日々の行動によって生み出される「資本」すなわちキャリア資本の総体が、自分のキャリアを形成していくと考えようということです。

キャリア資本は大きく分けて3つあります。

  1. ビジネス資本:スキル、語学、プログラミング、資格、学歴、職歴などの資本
  2. 社会関係資本:職場、友人、地域などでの持続的なネットワークによる資本
  3. 経済資本:金銭、資産、財産、株式、不動産などの経済的な資本

日々の行動の中でこの3つの資本が蓄積されていくような行動をとっていこうということです。

ポイントとしては、これらのキャリア資本は、組織が変わった時、すなわち転職や離職では減らないということなんですね。

一方で同じ組織に属して同じ仕事を繰り返しているだけでは増えづらい。働く環境や生活環境を変えることで増加します。

これらのキャリア資本を蓄積し続けることで、自分らしく幸福感のある、変化に強いキャリアを歩んでいくことができるということなんです。詳しくみていきます。

ビジネス資本

ビジネス資本は、時間リソースをかけてスキル、知識、資格などを得るということももちろん重要です。

書籍の中でもふれられていましたが、日々の仕事もキャリアの一部だから、そこでどのような資本を蓄積していくか。日々ルーチンを繰り返している、つまらない会議にいやいや参加しているだけでは、なかなか蓄積されないんですね。

仕事の進め方に問題があればどのような変更を加えられるか、どのような行動を起こせるか、場合によっては転職など大きな決断をして変化を起こせるか、そのような変化する力を鍛えることも、ビジネス資本の蓄積になります。

僕が運営しているコミュニティ「ノンプロ研」では、ノンプログラマーのみなさんにプログラミングスキルを身に付けられるような機会を提供しています。

例えばプログラミング講座などを開催していますが、そこではプログラミングスキルを学ぶだけではなく、実務で使うことが大切だということをお伝えしています。

というのも1日平日8時間の仕事の時間があるわけですから、その時間をいかに活用していくかということが非常に大切で、学習時間の確保としても重要です。

もうひとつのポイントとしては、日々の業務をいかに背伸びしたストレッチゾーンの仕事で埋めつくしてていくか、能力をつけていくにはそれが重要です。

できる限り背伸びして、プログラミングを活用して業務を変えていく、そのような力を身につけることもキャリア形成では際めて有効だといえます。

社会関係資本

続いて社会関係資本です。

一般的には就職すると、社外とのネットワーク構築機会が少なくなり、複数のコミュニティーに在籍することが時間的にも難しくなります。

さらにコロナによって、社外とのネットワーク構築機会が減少しつつありますよね。ですから自分で意識的にそういう機会を作っていくことが大切です。

社会関係資本が重要なのは、社外とのつながりを通じて自らのキャリア形成を客観的・相対的に捉えることができるようになるからなんです。

ひとつの組織にずっと所属していると、そのキャリア形成の色がだいぶ色濃くついてしまいます。

それを社外の人とつきあうことによって、別の物差しで見ることができるようになるといった効果が期待できるようになります。

これはまさに僕が実践している越境学習の効果と重なる部分がありますね。

異なる多様な文化や価値観にふれることは、自らのアイデンティティを発見したり、そのような機会を生み出すきっかけになります。

社外のコミュニティとのつながりによって新たな知見や気づき、スキルを得るといった成長機会にもなります。

コミュニティ「ノンプロ研」はまさにそのような多様な学び、価値感に触れられるコミュニティになっていて、アウェイ感を味わえる越境学習先として活用していただくことができます。

オンラインが中心なので、コロナ禍でもうまく活用できるんですね。

経済資本

書籍の中では、ビジネス資本と社会関係資本を蓄積することで経済資本に転換できるとされています。

詳しくはまた別の機会にお話ししたいと思います。

プロティアンキャリアを実現するためにできる具体的なこと~まとめ

変幻自在のキャリア、プロティアンキャリアにしていくために、キャリア資本を蓄積するような行動、選択を日々していきましょう。

キャリア資本はビジネス資本、社会関係資本、経済資本の3つになります。

ビジネス資本では日々学習しつつ、仕事中もストレッチゾーンに身をおくこと、社会関係資本においては複数のコミュニティに所属してつながりを意識的に増やすことが大切でした。

ノンプロ研は、その両方において良いキャリア資本を蓄積できる場だと思いますのでぜひ活用してください。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「変幻自在なキャリアのためにキャリア資本を蓄えよう」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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