父から学んだ三原則 教養


父から学んだ三原則 教養

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、父から学んだ三原則 教養です。

#301 父から学んだ三原則: 教養 | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#301 父から学んだ三原則: 教養(2023年4月4日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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父親から学んだ三原則

今日は、前回に引き続き父親から学んだ三原則を紹介します。
この三原則何かですが、

  1. 健康
  2. 信頼
  3. 教養

という三原則です。

教養

一般的な教養の意味

前回298回「父から学んだ三原則: 信頼」で信頼についてお話したので、今日は、3番目の原則の「教養」について話しをします。

教養、みなさんこの言葉の意味、言語化できますか?

精選版 日本国語大辞典で調べてみると、

  1. 教え育てること。教育。
  2. 学問、知識などによって養われた品位。教育、勉学などによって蓄えられた能力、知識。文化に関する広い知識。

続いてデジタル大辞泉から、

  1. 教え育てること。
  2. 学問、幅広い知識、精神の修養などを通して得られる創造的活力や心の豊かさ、物事に対する理解力。また、その手段としての学問・芸術・宗教などの精神活動。
  3. 社会生活を営む上で必要な文化に関する広い知識。「高い教養のある人」「教養が深い」「教養を積む」「一般教養」

色々書いているんですが、大きく分けると3つの意味があるかなと思っています。

僕が考える教養の3つの意味

1つは、大きな意味で教育という意味です。これは、あまり一般的によく用いられているようには思わないです。

2つ目は、文化に関する幅広い知識です。雑学をよく知っているとか、いろいろな専門知識を持っているとか、そういうイメージで捉える人がいるけど、いわゆるこれを指しています。

大学などで、授業の分類を専門課程に対して一般教養などと表現しているので、その意味がしみついているのかなと思います。

3つ目が品位、創造的活力、心の豊かさ、理解力などと表現されている部分で、自分の状態や受け入れ態勢のようなものを表すものです。

別の文献で、社会学者・橋爪大三郎(だいさぶろう)氏「人間にとって教養とはなにか」という書籍があります。

この中で教養とは

  • 「今まで人間が考えてきたことのすべて」
  • 「本を何冊も読むこと」
  • 「ありあわせの知識を組み合わせて現実の問題を解決する知性」

こんな感じで色々な表現がされています。

ここまでのまとめとしては、すでにもっている知識と新たに知識を得る活動をした知識、それをもって自分の枠を越えていく能力を教養というのかなと解釈しました。

正解を導くような学習は入らない

おそらく学びという言葉に含まれる学校のテストのような、正解を導くような学習は入らないのかなと思っています。

あと、業務のためにスキルを身につけるというのは、教養とはいわなさそうです。

たとえば、業務のためにExcelスキルが必要、それを学べる書籍を買ってスキルを身につけるといったことです。

教養の具体例

そこで思い出したのが剣の達人、宮本武蔵が水墨画を残しているなど芸術にも心酔していたという話があります。

これは教養なのだろうなと思っています。

その流れでいうと、以前「私たちはどう学んでいるのか」でひらめきが起こるメカニズムについて話をしていたことがあります。

ある気になっている問題があって、でもそれに集中せずに別のことをしている時間です。

たとえば水墨画を描いていたりとか、ラジオ体操したりとかそういうときに、その問題の解決がひらめくことがあります。

いつ役に立つかはわからないけど、本を読んだり、体験をしたり、人とあったり、旅をしたり、そういったものをコスパとかタイパとか言わずに、豊かに感度良く受け入れておいて、あとでそれらを柔軟に組み合わせられるようなスタンスをとっておくことを考えておく。

これが教養かなという理解でいます。

僕の場合

僕自身でいうと、「日本の「働く」の価値を上げる」に集中しているので、そこにつながるような学習や活動はものすごいガツガツやっています。

ただ、その目的のために大量に書籍を読むのは、教養なのかというと直接的な印象があります。

書籍でいうと、時間はかかるので、やはり守備範囲に入らないものは手にとりづらいです。

Voicyは日曜日の糸島回とか、ハッシュタグ企画は、自分の守備範囲でないものもあるので色々考えるのは教養っぽいです。

フォローしているパーソナリティさんの話は、ながら聴きで、本業に直結しないセレンディピティ的な話題も多いので、良いなと思っています。

あと、自分が運営しているコミュニティノンプロ研はデジタルスキルやプログラミングだけだと、スキル習得になります。

ただ、部活動を含めて、会話やイベントはかなり幅広くて、教養を身につける上ではいいかもと考えています。

読書部では、いろいろな書籍が紹介されています。ビジネス系は多いけど、ITやプログラミングはわりと少なくて、小説とか哲学とかそういう書籍も紹介されています。

コミュニティという観点では、僕は糸島での息子たちのパパさん・ママさんとのつながりとか、最近、お店番もすることになった、糸島の顔がみえる本屋さんのつながりも、教養を培う上では貴重な場になりそうです。

一般的な日本のビジネスパーソンの教養

日本のビジネスパーソンでいうと、そもそも社外学習・自己啓発をしている人が半分程度という問題があります。

リスキリングブームで、資格をとったり、リスキリングプログラムを通してスキルを身につけるというのは、教養のような感じはしません。

そんな人も多少は増えてくるだろうとは考えていますが、今のとこブームになりそうな兆しはありません。

僕個人としては教養があったほうが、豊かな未来につながるのは確かにそうです。

ただ、誰が教養を身につけようとしているかどうかとか、教養を持っていることで、どれだけ自身のまたは社会をよくすることにつながるのかとか、分かりづらいというのは確かにあります。

学習ということについてはずっと研究していたんですが、教養という観点については見逃していたので、これを機に再度学んでみようかと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「父から学んだ三原則 教養」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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