みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
2025年にやりたいこと、先日は「コミュニティづくり編」をお送りしました。
今回は「ノンプロ研編」です。
コミュニティ3.0への対応策から新講座の構想まで、ノンプロ研での新たな取り組みについてご紹介します。
ということで、今回は「コミュニティ3.0問題対策と新講座続々登場!?~2025年やりたいこと②ノンプロ研編」です。
では、行ってみましょう!
コミュニティ3.0問題の対策
「コミュニティ3.0」というのは僕が勝手に名付けているもので、コミュニティのたくさんのメンバーが自由に活発に活動することによって、コミュニティが小さなコミュニティの集まりのように分散化する現象をいいます。
活発なのはとても良いことなのですが、一方で以下のようなデメリットも出てきます。
- いつも同じ活動範囲だけにとどまり、限られたメンバーとの交流だけになってしまう
- 情報があまりにも多く新規メンバーや久しぶりのメンバーが混乱してしまう(ノンプロ研ではSlackを使っています)
これらの問題をコミュニティ3.0問題と呼んでいて、2025年にはその対策をいくつかしていこうと考えています。
大きな交流型の場づくり
ひとつとして、「大規模な交流型イベント」を通じてメンバー同士の広い交流とつながりを強化しようとしています。
年末BT大会
昨年末に試みたのが「年末BT大会」。BTというのはBeer Talkの略で、飲みながらのプレゼンのことです。昨年が6回目とノンプロ研では恒例の行事になっていて、たいへん盛り上がっています。
前回は、なるべく多数のメンバーが同日に集まれるように調整をさせていただき、特に東京での2回のオフラインイベントは、いつも合わないメンバーが交流するなど、手応えを得ることができました。
もう少し、スケジュールを前倒しで調整したり工夫できれば、3回に分かれてしまったオンラインイベントも、規模を拡大できたのではないかと思います。
オフラインで同時に集まるイベント
それとは別に6月とか7月とか、年の中頃に、なるべく同時にみんなが会場に集まるオフラインイベントを実施したいと考えています。
内容はこれからメンバーのみなさんと話をしながら決めていきたいですが、ChatGPTにお願いしたら、以下のようなアイデアを出してくれました。
- デジタルイノベーションフェスタ
- コンセプト:デジタルスキルを活用し、メンバーの創造力や協働力を引き出すフェスティバル形式のイベント。
- デジタルリスキリングマラソン
- コンセプト:短期間で集中してデジタルスキルを学び、実践するための集中型イベント。
- ノンプロ研カンファレンス2024
- コンセプト:一年間の活動成果を共有し、今後の展望を語り合う大規模なカンファレンス。
社員旅行
また、昨年のアドカレのはたさんの回で「社員旅行」というアイデアが出てきました。
ノンプロ研は会社ではないので、「社員」ではないのですが、ノンプロ研らしい旅行イベントがあれば楽しいだろうな…と思っています。
ノンプロ研編集部の立ち上げ
情報が多すぎるという問題は、ほしいと思っている人に、ほしい情報をきちんと届けるということを考えたいと思っています。
その狙いで昨年挑戦した「メルマガ」は、僕のリソース不足で頓挫してしまいました。
また、無数にあるイベント情報も、伝わり切れてないように思います。
情報の流れを設計する…みたいなところからできればいいのですが、一定の経験・スキルが必要そうですし、僕がやるとなるとまたリソース不足になりそうですし…。
いったん「ノンプロ研編集部」というキーワードだけ置いておきます。
地域メンバーの集まりを促進
それとは別に、オフラインで一緒に活動ができる仲間がいるかどうかで、ノンプロ研の活動の価値の格差が生まれてしまうという問題があります。
東京、大阪を中心とした関西、福岡は、オフラインでもくもく会をしたり、飲み会を開催したり、そういった活動が可能なのですが、居住地域にノンプロ研メンバーがいない場合は、オンラインのみの活動になってしまいます。
この格差を完全になくすことはできないのですが、なんとか各地のメンバー集めを頑張りたいところです。
ぱっと思いつく重点地域は名古屋、広島、高松、札幌です。
昨年の広島県や香川県のお仕事や、2023年のデジタルリスキリング入門でのツアーイベントは、地域のメンバーを集めるチャンスだったのですが、今のところノンプロ研への誘導はうまくいっておらず…難しさを感じています。
先日お伝えした、「地域コミュニティづくり」と関わる部分ではありますが、長期的なコミュニティづくりを念頭に置いてアイデアを出していきたいです。
2025年ノンプロ研の新講座構想
学びのコミュニティづくり講座
これまで「やるやる」と言い続けていた「学びのコミュニティづくり講座」は今年、本当にやります。
ノンプロ研でも独自に社内コミュニティづくりにチャレンジされている方はいらっしゃるのですが、うまくいく場合もあれば、必ずしもそうではない場合もあります。
この講座は、メンバーが主体的に社内や地域で学びのコミュニティをつくり、熱量を維持しながら継続をできる実践的な知識を提供します。
昨年、ようやく全体のカタチができあがってきて、あと少しというところです。
現在、書籍執筆を抱えているので、それ次第ですが、できれば本講座を3月頃には仮申込スタートしたい…という意気込みです。
さらに、企業向けには、「ノンプロ社内コミュニティづくり」の提供をします。できれば、上記講座と同時にトライアルをスタートしたいところです。
イメージとしては、「ノンプロ越境学習」でスキルを磨いたDX人材が何人かいる状態で、「ノンプロ社内コミュニティづくり」をスタートいただき、社内で新たな学びのコミュニティをつくり、広げるための手助けをします。
コミュニティ運営担当者のみなさんに上記「学びのコミュニティづくり講座」と、教える人のための「インストラクション講座」を受講いただき、さらに実際のコミュニティづくりについて、僕が壁打ち相手となる面談の機会も提供します。
成功事例は、記事化をして発信。どんどん事例をつくっていきます。
生成AI講座
生成AI…みなさん自信を持って使えてますか?
日本のビジネスパーソンの活用はまだ2割程度と言われています。
あまりにも技術革新のスピードが速く、あまりにも情報が多すぎるので、及び腰になってしまっているノンプログラマーも多いのではないかと見ています。
ネットの情報を見ていると、「これをやりたいときには、このAIサービスを使って、このプロンプト」という、やりたいことに対して方法が1対1の情報がじゃんじゃんやってきます。ひとりの発信者が1回放っても、それが30人いたら、一気に30個の情報がやってくる…さすがに受け止めきれません。
しかし、それら無数の生成AIにも共通の知識や考え方はあると思っていて、それを土台として構築することで、そういった有象無象の情報を、より効果的に受け止めたり、もしくは後回しにしたり、必要に応じて応用ができるようになるのではと思っています。
そのような「生成AIの基礎」を身につける生成AI講座があれば、めちゃくちゃ価値が高いのでは?と思っている次第です。
おそらく、ノンプログラマーでいうと、そんなに5個も10個も課金するということにはなりづらいと思うので、メインとしてChatGPTとプラスαでもう一つくらいからはじめて良いと思います。
サービスを絞って、きちんと基礎を身につけ、自信を持って活用したり、新たな情報を迎えたりできる、それがゴールです。
AppSheet講座
ノーコードツールの学習でいうと、昨今ノンプロ研でも注目度が上がっている「AppSheet講座」も検討したいところです。
ノーコードツールのやっかいなところは、「学習コストは低い」と言われ続け、実際にそうなのですが、正しい学び方があまり確立されていないところです。
それは、登場してから歴史が浅いという点と、サービスごとに設計思想が大きく異なっている点とがあるように思います。
ですから、作ってみる、試行錯誤を繰り返す、これにより上達するという学び方になりがちです。
しかし、その場合、「やってみたらたまたまうまくいった」という方が、時間が経ったりとか、アプリを修正するときとかに、「よくわからなくなってしまった」「エラー連発で困った」ということになりかねません。
やはり、ノーコードでも「基礎」はどこなのか、そこを探り当てるのは重要だと感じています。
そこで、目をつけたのが「データベース」です。
どんなノーコードツールでも、基本的にデータベースは必要です。データベースの正しい知識を身に着けつつ、AppSheetを学ぶ機会があれば、基礎の一定部分は確実にできあがりますし、たとえば別のノーコードツールに移行するときにも、その知識は横展開していかすことができます。
やりたいことがてんこ盛りなので、どこまでいけるか…というところですが、いったん宣言させておいてください。
まとめ
以上、「コミュニティ3.0問題対策と新講座続々登場!?~2025年やりたいこと②ノンプロ研編」についてお伝えしました。
ということで、ノンプロ研自体が勝手に進化していますし、周辺環境もどんどん変化しています。
それに合わせて、ノンプロ研の価値をいかに上げていくか…今考えていることをお伝えしました。
良い場所にすべく引き続き尽力していきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします!
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!