みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
2025年やりたいこと、というか、やることなのですが、本日は書籍執筆編。
新著『ChatGPTで身につけるGoogle Apps Script』の執筆開始しましたので紹介をします。
ということで、今回は「『ChatGPTで身につけるGoogle Apps Script』執筆開始!~2025年やりたいこと④書籍執筆編」です。
では、行ってみましょう!
『ChatGPTで学ぶGoogle Apps Script』執筆開始
新著『ChatGPTで身につけるGoogle Apps Script』の執筆を開始しました!
ピンと来た方もいらっしゃるかもですが、本書は、昨年8月にマイナビ出版さまから発売されました『ChatGPTで身につけるExcel VBA』の姉妹本にあたります。
どのような書籍になるのか、解説していきますね。
Google Apps Scriptとは
まず、Google Apps Scriptとは何かお伝えしていきます。
Google Apps Script(以下GAS)は、Googleが提供するプログラミング言語です。Googleスプレッドシートやドキュメント、スライド、フォーム、Gmail、カレンダーなど、Googleの様々なサービスを操作することができます。
Google Workspaceを導入している企業も増えており、GASの活用シーンはますます広がっていますよね。
個人でも、Gmailアカウントを持っていれば、無料で利用できますので、プライベートや個人事業でもGASを使うことができます。
ノンプログラマーが直面するプログラミング学習の壁
さて、GASの学習を始めるにあたって、特にノンプログラマー(=非IT職)の方々が直面する壁について考えてみましょう。
ノンプログラマーの場合、周りにプログラミングに明るい仲間がいないことがほとんどなので、その学習は、しばしば孤独な戦いになりがちです。
そして、孤独な環境は、プログラミング学習において不利に働くことが多いのです。具体的には、以下のような困難が待ち構えています。
- 歯抜けの道筋: 適切なカリキュラムで学習を進められず、基礎がガタガタになってしまう。
- 沼にはまる: エラーや問題に直面したときに、うまく解決できずに時間ばかりが過ぎていく。
- インプット過多: 学んだことを実践するアウトプットの機会が得られず、学習効果が低くなってしまう。
- 習慣化の失敗: 学習時間をコンスタントに確保できず、途中で挫折してしまう。
これまで、これらの困難を回避する唯一の方法と言っても過言ではないのが、「他者の関与」を得ることでした。
具体的には、先生に従事したり、「ノンプロ研」のようなコミュニティに参加したりといったものです。
共に学ぶ仲間がいれば、互いに励まし合い、助け合うことができます。経験豊富な先輩がいれば、的確なアドバイスをもらうことができます。
しかし、そのためには、金銭的なコストがかかったり、新たな場に飛び込むことへの心理的なハードルがあったりと、なかなか一歩を踏み出せないノンプログラマーも少なくないように見受けられます。
ChatGPTがもたらすGAS学習の変革
そこで、登場するのが、生成AI「ChatGPT」です。
ChatGPTをうまく活用することで、先ほど挙げたような学習の困難のいくつかを、明らかに乗り越えやすくなりました。
本書『ChatGPTで身につけるGoogle Apps Script』は、このChatGPTを用いた新しい学習法を提案し、ChatGPTとGASの両方の基礎を身につけ、プログラミングの世界への第一歩を踏み出すための本です。
AI時代でも「GASの基礎」が重要な理由
「ChatGPTがあれば、何も勉強しなくても、すべてのコードを出力してくれるんじゃないの?」という意見もあるかもしれません。
確かに、ChatGPTは非常に高度なAIであり、自然言語による依頼でコードを生成することができます。
しかし、ChatGPTに効果的に指示を出し、その回答を適切に評価するためには、人間とAIが「共通の言語」でコミュニケーションを取れるようになる必要があります。
その共通の言語として、AI側は知っているけど、人間側が知らないもの、それにはプログラミングとはそもそもどういうものなのか?や、プログラムを作る際によく使う言葉とその概念、文法の体系などが含まれます。
これらを知らないと、ChatGPTとのコミュニケーションに多くの時間がかかってしまいます。場合によっては、うまく伝えられずに頓挫してしまうこともあります。
つまり、AIと会話する上で土台として知っておいたほうが良い程度のもの=基礎、これを身につけることが重要なのです。
そして、この基礎は、自由気ままに学習を進めていては、なかなかうまく身につきません。そこで、本書では、ChatGPTを使いながら、皆さんをプログラミングの世界へと伴走していきます。
Google Apps Script学習における特有の課題
ChatGPTを用いてGASを扱う際には、いくつかの特有の問題にも注意が必要です。
よく起こる問題が、ChatGPTが古い書き方のコードを頻繁に生成するというものです。
動くことは動くけれど、安全性が高くなかったり、メンテナンスがしにくかったりすることがあります。
本書では、そのあたりもフォローします。
書店まわりツアーで全国で何かしたい
さて、本書の出版後には、全国を巡る書店まわりツアーを実施したいと考えています。
これは、『ChatGPTで身につけるExcel VBA』の出版時にも行った企画で、各地の大型書店をまわりPOPをお渡ししてくるというものです。
前回は、東京をスタートして、名古屋、大阪、広島、福岡を巡りました。
今回も、この書店まわりツアーを実現したいと思っています。
そして、できれば何か面白いことしたいですね…。今年は、地域のコミュニティや、オフラインでの出会いは、僕にとって重要なテーマにもなっていますので。
まとめ
以上、「『ChatGPTで身につけるGoogle Apps Script』執筆開始!~2025年やりたいこと④書籍執筆編」についてお伝えしました。
出版にはしばらくお時間をいただくと思いますので、楽しみにお待ち下さい。
執筆しながら、アウトプットもしていきますので、ご覧いただければ幸いです。
ちなみに、ノンプロ研のみなさんには先に原稿をご覧いただいて、本書を試していただけるようにしますので、ご興味ある方はノンプロ研にお越しくださいね。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!