ビジネスの視点で考えた場合に、なぜ電子書籍を出版しようと思ったのか

みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

現在、完成度合いとしては20%程度ですが、ブログの記事を集めて電子書籍の出版をしてみようと思っています。

ブログの記事を集めて、手を加えて、有料で販売します。

どんな電子書籍ができるまでの過程や販売の様子などについて、このブログでも随時お伝えしていきたいと思っております。

私はブロガーとも言えますが、どちらかというとビジネスマンとしてのスタンスで電子書籍を活用することを考えていますので、同様にビジネスで活用をされたい方の参考になれば幸いです。

今回はまず最初ということで、ビジネスの視点で考えた場合になぜ電子書籍を出そうと思ったのか?について書いてみます。

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電子書籍業界にいたのに、なぜいまさら?

余談ですが、私はサラリーマン時代は10年ほど電子書籍業界に従事していました。

それで言うと、独立した瞬間から武器としてその領域を活用すれば良かったじゃん、と思われるかも知れません。

ブログも電子書籍化を前提に上手に書いていたんじゃないかとか、そんな風にも思われるかも知れません。

そもそも、私が携わっていたのはコミックでしたから文字モノの電子書籍に関しては、あんまり詳しくありません…。

というか、コミックと文字モノってマーケティング方法も、主力の販売先も、ひいてはファイル制作の方法まで何もかも異なるので、もう別モノですね。

だから過去の蓄積はあんまり役に立ちません…汗

むしろ、下手に関わっていただけに、逆に「大変そう…」という印象だけが無駄に残ってしまっていたのはあります。

一方で、そもそも独立をする際に税理士の井ノ上さんの書籍をものすごく参考にしておりましたので、ゆくゆくは私もリアルの書籍の出版をしたいな~などというのは想いとしてはあります。

電子書籍を出版する理由

今年に入ったくらいから、名の知れたブロガーさんたちが皆さん電子書籍をバンバン出されている印象がありまして、少し気になっていました。

ちょうどゴールデンウィーク中に、「わかったブログ」のかん吉さんの電子書籍が無料セールされているというのを見て、早速ダウンロードしたんですね。

【GW企画】電子書籍「ブログ起業」を無料セールします
Kindleで電子出版させて頂いている「ブログ起業: 10年9割廃業時代を生き抜くブログ×ビジネス戦略」を、GW特別企画と題して、2016/4/29〜2016/5/3まで5日間連続して無料セールさせていただきます。 スマートフォンやPCで読

そのあとがきに

電子書籍にブログの新たな地平を見い出せました。

とありました。

これは私もその地平を見に行かねば…!と一歩を踏み出しました。

さて、ビジネスとして電子書籍を出す理由はいくつか考えられると思います。

まとまりとして情報が欲しいニーズに応える

流行りの言葉を借りると「キュレーション」です。

IT用語としては、インターネット上の情報を収集しまとめること。または収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有することを言う。キュレーションを行う人はキュレーターと呼ばれる。
引用:キュレーション(きゅれーしょん)とは – コトバンク

当ブログをよくご覧いただく方ならわかるのですが、エクセルVBAとかWordPressとかのテクニカル系の記事は「シリーズ連載」しているんです。

記事の末尾に連載目次などを設けて、順番に読み進めることで階段を一段ずつ上るようにテクニックを身に着けて頂けるように構成をしています。

しかしながら、当ブログの実績を見ると

  • ページ/セッション:1.39
  • ユーザーあたりのページビュー:1.70

ということで、残念ながら必ずしも連続して読んで頂けていないなと…。

多分、Google検索で来た人が欲しい情報って、ピンポイントでドンピシャのものなんですよね。

必要な情報から派生してより深い理解や広い知識を進めていこうという思考になっていないんだと思うんです。

なぜWeb上に様々な知識があふれているのに書籍を買うのか。

なぜ書店に行って本を探す行為はワクワクするのか。

そう考えると、情報をまとめて提供する行為に価値が出てくるのではないかと思います。

ある程度のページ数がある電子書籍という形で配信することで、ある程度の塊で知識やノウハウ、考え方のまとまりとして情報を得たい、というニーズに応えられるのではないかと考えているわけです。

電子書籍販売による収益

別の理由としては、当然ながら収益があります。

弊社が収益の柱にしている受託仕事は、どうしても相手次第というところがあります。タイミングもあります。

一方で、昨年末からこまめに開催している自主セミナー。これについては、自分のペースとタイミングで収益をとりにいくというアクションが取れるんです。

少し時間があったらセミナーの企画作っておいたり、資料を準備したりができるわけです。で、タイミングを見て日程決めて告知開始、といった感じです。

そして、さらに内容や価格そして告知方法など、色々とトライアンドエラーを繰り返しながらサービスに磨きをかけていくことができるんですね。

これは結構ありがたい。

これまで開催した全てのセミナーの振り返り、発見したこと、そしてこれから
Excel、VBA、WordPress、ITなど、あの手この手のセミナーを毎月1~2講座を半年ほど続けてきました。今回は、これまで開催したセミナーについての振り返り発見したことについてまとめました。

電子書籍も攻めて収益をとりにいくタイプの収益源になりそうという期待感があります。

ちなみに、noteなどのサービスで記事自体を有料販売する方法もあるのですが、私には有料と無料の線引きがどうしても難しくって…今のところ諦めてます。

武器の数は掛け算で作れる?

言葉で説明するのが難しいのですが、例えば今の私だと、活動の軸

  • 仕事
  • ブログ
  • セミナー

という3つがあります。柱と言ってもいいかも知れません。

すると、それぞれの軸の組み合わせで

  • ブログで仕事のマーケティングをする
  • 仕事でブログで得たスキルやノウハウを活用する
  • ブログでセミナーを告知する
  • ブログ運営のノウハウをセミナーで教える
  • セミナー参加者から仕事の依頼がある
  • 仕事で関係のあった方にセミナーに参加頂く

などという掛け合わせによるシナジーが創出されます。

この組み合わせの数の多さって武器の多さといっていいんじゃないかと思うんです。

電子書籍が軸の一つとして他の軸との掛け合わせが可能なのではないか、などと期待しています。

ブログで電子書籍の告知やネタを書きます。意気込みから、制作方法、配信方法、売れたかどうか、…などなど詳しすぎるくらいレポートしたいと思っています。(途中で終わらなければ良いですが…)

電子書籍の作り方で学んだ経験がサービスの一つとして提供ができるようになるかも知れません。コンテンツマーケティングで集まった記事を電子書籍化、といった提案も可能になります。

セミナーで話をすることもできるかも知れません。

電子書籍を切っ掛けに、私の仕事やブログに興味を持って下さる方もいるかも知れません。

まだ全然完成は先なのですけど、勝手にワクワクしています。

まとめ

さて、私が電子書籍を出版することにした3つの理由についてお伝えしました。

  • ブログではリーチできていないまとまった情報が欲しいニーズに応えること
  • 収益源の一つ
  • 他の軸との掛け合わせによる相乗効果

最後に、なぜ完成してもいないのにブログに書いているか、についてお伝えしますと

  • 公表することで後戻りをしないように
  • ブログに書く事で頭の中を整理をしている
  • 告知回数を増やしておく

という狙いがあります。

まだしばらく時間はかかると思いますが、完成に向けて、頑張っていきます!

次回は先人たちの電子書籍について、価格、ページ数、作り方、売れ筋などについて研究をしております。

先人たちが出版されている電子書籍の価格・ページ数・作り方・売れ筋を研究してみる
ブログの記事を集めて電子書籍の出版を目指しております。とはいえ、決めるべきことがたくさんありますので、電子書籍を既に出版されている先人の皆さまたちの価格、作り方、売れ行きなどを調査をさせて頂きました。

合わせてご覧下さいね!

連載目次:初めての電子書籍出版への道

ブログの記事を集めて電子書籍の出版をしてみよう!ということで、構想から電子書籍の制作、Kindleでの配信、そして売り方などについて随時レポートをさせて頂きたいと思っております。
  1. ビジネスの視点で考えた場合に、なぜ電子書籍を出版しようと思ったのか
  2. 先人たちが出版されている電子書籍の価格・ページ数・作り方・売れ筋を研究してみる
  3. 出版する電子書籍のテーマについてブログのカテゴリからヒントを得る
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