みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
先日開催されました「WordCamp TOKYO 2016」。
昨日、第一弾のレポートをお送りしたのですが
今回はそのレポート第二弾をお送りしたいと思います。
1日目のユーザートラックの後半に70分たっぷりと用意されていた「WordPressで運営する大手メディア座談会」。
このブログなんてまだまだひよっこ、桁数が1つは当たり前で場合によっては2つ3つ違うようなメディアさんの座談会です。
興味深いではないですか!?
では、その中から気になったテーマについてまとめていきますが、今回の記事ではPVとブランドについてです。
参加された大手メディアさん
登壇された皆さま、錚々たるメンバーです。
個人的には仕事柄、ログミーさんにはユーザーとしてかなりお世話になっていますね。サッカーキングもにわか(エセ?)サッカーファンとして見ています。
ちなみに、謎のメディアの田原さんは…大人の事情でメディア名が出せなくなっちゃったみたいです。
ところで、皆さん気が付いたことありません?
大手メディアの皆さん…サービス名が短いっすよね。
「いつも隣にITのお仕事」…長!
大手メディアになる暁には、サイト名を短くしないとですね。
- トナリのIT
- トナリノIT
- 隣のIT
- tonariIT
- トナリット
…もういいや。
では、内容行きますね。
PVは意味がない…媒体資料も非公開
今、熱い配信先は?
という質問がありました。
Yahooとか、SmartNewsとか、自社ではない二次配信媒体のことなのですが、その質問に対して、ログミーさんの回答はビックリするものでした。
PVが増えるだけでそれに意味があるのか?
という…。
ログミーさん、媒体資料にPVは非公開なんですって。私も昔は広告出稿をする仕事をしていたこともあるのですが、PV不明の媒体資料ってみたことなかったっす。
あの、私なんてこのところPV、PVって…言いまくっていましたが…
ターゲットユーザーに見られなけれあ意味がない
その理由としては明確で
小さくてもいいのでターゲットユーザーに見られる
のが大事とおっしゃるのです。量ではなくて中身です。
むむ…確かに!
ログミーさんのセールストークでいうと
イベントだと100人とかにリーチできない、終わった後に10000人にリーチしましょう
とおっしゃっていて、その10000人が誰なのか?ということが大事なんですね。
それはふつうに考えればわかる話で、そのイベントに来たくても来られなった10000人に読んでもらえることがメディアの価値というわけです。
イベントに興味がない人にいっくらページを開かれてもそれには全く価値がないっつーことなんですね。
なるほどです。
ブームを起こすなら分散型メディアも巻き込む
一方でサッカーキングさんは、2400万PV(!)、9割がスマホだそうです。またTwitterフォロワー数893,759(!)。
すごいですね…!サッカーの場合は
主役はプレイ。分散型メディアもメディアの一つ、Twitterなども含めてメディア
というスタンスであるとおっしゃっていました。
実はバスケットボールキングがオープンしましたが、バスケットボールの場合は国内のBリーグを盛り上げていきたいという側面もありということで、ブームを作っていくという側面も持っているようです。
ブログのスタンスとしては、「IT×働き方」を提案・啓蒙をしていくと考えるとサッカーキングさんと近いのかも知れません。
ブランドを高めるためにはどうすれば良いか?
ブランド。
セッションの中では、このキーワードが何度か出てきていました。
ログミーの川原崎さんは
メディアが生き残るには超すごいブランドか、超すごい機能かを持つしかない
とおっしゃられていました。
機能についてはまた別記事で書きたいと思います。
今回はブランドについて。
ちょっと調べてみると
コトバンクでは
ブランドとは製品につける名前、ないしは名前がついた製品そのものをいう。転じて他と区別できる特徴を持ち価値の高い製品のことを指す場合がある。
とありました。
区別できる特徴、価値の高い製品。
いつの日か、そのような要素をこのブログに持たせることができるようになるのでしょうか。
まとめ
今回のWordCampのセッションで、メディアとしてそしてPVとブランドについて考える良い機会になりました。
当ブログに関して言うと、メディア事業が専業というわけではありませんが、事業全体のブランドを作るという意味では先方隊長のような存在になることは間違いないですもんね…。
PVはわかりやすくかつアピールしやすい指標ですから、まだ知名度の低いこの段階でそれを追い求めることは悪いことではないと考えています。
それに合わせてブランド、つまりどこで差別化をしどこに価値を見出していくかということを考えていくべきかと思いました。
さて、当セッションでいうとさらにお伝えしたい珠玉のテーマがありますので、別の機会でお伝えできればと思います。