みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
今年も「Google Cloud Next 2019」に参加してきました。
今回はなんと19000人も参加申込があったとのことで、ますます盛り上がっております。
私は毎回ノンプログラマー代表として、G SuiteやGAS関連のセッションを中心に参加しております。
いつもネタが多すぎて、どれが大事なのかわけわからなくなりがちなのですが、そこをなんとかいくつかまとめておこうということで、記事を書いていこうかなと…頑張ります。
さて、今回は序章です。
Google Cloud Next 2019 in Tokyoとは何か、またそのノンプログラマー的な楽しみ方についてお伝えします。
ちなみに、ノンプログラマー向けのGoogle Cloud Next 2019 ツイートもまとめておりますので、合わせてご覧くださいませ。
では、行ってみましょう!
Google Cloud Next 2019とは何か
Google Cloud NextはGoogleが主催するクラウドに関するイベントです。
Google社はもちろん、Google製品を利用するパートナー企業のビジネスリーダーやエキスパートが、最先端のクラウドテクノロジーについて、セッション・ハンズオン・ブース・その他さまざまな方法を通して、学ぶ機会を提供くださいます。
毎年の傾向として、サンフランシスコでGoogle Cloudが開催されます。
その数カ月後に東京で開催されるのですが、今年もその流れになりました。
ロンドンでの開催が2019年11月だそうで、東京はそれよりも先なんですね。Googleが日本を大事にしているのがよくわかります。
Google Cloud Next 2019 in Tokyoの開催概要
2019年のGoogle Cloud Next 2019 in Tokyoは、7月30日~8月1日の3日間に渡って開催されました。
驚くのは、会場が東京プリンスホテルとザ・プリンスパークタワー東京の2つの会場で同時に開催されるということ。
基調講演は、サテライトでつなぎ、ブレイクアウトセッションやハンズオンは二つの会場の複数のルームで同時開催されています。
二つの会場は徒歩でも10分くらいで移動できますし、シャトルバスが定期的に運行されています。
本当にビッグイベントですよね…。
これは前回に引き続きのスタイルで、非常に特徴的です。
それに加えて、今年は中間地点の増上寺付近で、Googleおすすめ書籍コーナーがあったり、かき氷・レモネードの支給があったり追加の工夫がなされていました。
こういう細かいところも面白いっす。
ノンプログラマーのGoogle Cloud Nextの楽しみ方
そんなGoogle Cloud Next。
世界最先端のクラウドテクノロジーについて学べる機会ではあるのですが、ノンプログラマーがちょっとG Suiteが好きだからといって適当に参加すると痛い目を見ます。
先に言えよ…という話ですが、来年の役に立つかも知れませんので、書き記しておきたいと思います。
GCPのセッションかG Suiteのセッションかを見極める
クラウドといっても、Googleが提供する領域は多岐に渡っています。
主力の領域は、クラウドコンピューティングサービスGoogle Cloud Platform(GCP)と、オフィススイートG Suiteです。
ノンプログラマー的には、G Suiteのアップデート情報や、それによるワークトランスフォーメーション(まあいわゆる働き方改革)の事例・ノウハウ、GASやApp Makerの事例やハンズオンなどが主に目指すべきトピックとなります。
「データ分析」とか「セキュリティ」とか「機械学習・AI」とか、キーワードが気になるからと言って、うっかりGCPのゴリゴリのセッションに行ってしまうと、日本語でも英語でもどっちでもいいくらい、意味がわからないと思います。
なので、どのセッションを申し込むか…実はすごく重要です。
うまくいきやすいのは「G Suite」とか「Google Apps Script」などのサービス名で選ぶことです。
「データ分析」は「スプレッドシート」の話なのか「BigQuery」の話なのかで、だいぶ前提として必要な知識が違います。
知っているサービスを選びましょう。
なお、基調講演はGCPの話と、G Suiteの話が入り乱れていて、かつ比較的大企業向けのアピールが多いので、中小企業のノンプログラマー的には若干つまらない感じがするかも知れまえんん。
セッションは素早く申し込む
G SuiteやGASのセッションやハンズオンは、全体としてもそれほど数は多くなく、そして比較的あっという間に埋まりがちです。
あと、お弁当が支給される「ランチセッション」も人気で、すぐに埋まってしまいますね。
毎年、事前にメールで告知いただけるはずなので、きちんとメールを受け取って、早めに(というか全速力で)セッションを申し込めるようにすると良いです。
少し背伸びしてGCPも意識してみる
とはいえ、GCPは全く無視しておいて良いというわけではないと考えます。
今年の発表でも色濃く出ていましたが、スプレッドシートとBigQueryの連携、GASやApp MakerのデータベースとしてのCloud SQLの活用など、G SuiteとGCPの連携のパターンは増えていますし、Googleもそこを後押ししているように感じます。
GCPの中でも比較的ビジネスサイドに近い部分についての知識や使う能力を持っておくのは、間違いなく有利になっていくはずです。
なので、手が届きそうなセッションやハンズオンがあれば、チャレンジして参加してみるのも良いかも知れません。
暑さ対策・寒さ対策を
今年も猛暑の中、開催されました。
二つの会場を移動するので、セッションの申込状況によっては、猛暑の中、何往復もしなくてはなりません。
暑さについては対策が少ないですが、水分をしっかり…!
あと、逆に会場のエアコンが効きすぎて寒いということがあります。
だいぶ汗をかいてからの急冷はかなり身体にこたえますので、カーディガン的な一枚を持っておくと良いです。
バッテリー・電波対策を
朝9時くらいから、場合によっては夜までステキなセッションが続きます。
携帯やPCのバッテリー…まず持たないんですよ。
会場の何箇所かに充電ステーションはあるのですが、ほとんど満席でなかなか使えません。
なので、できれば予備のバッテリーを持ち歩きたいです。
ちなみに、私はWindowsとMacBookの2台持ちで乗り越えました。
あと、Wifiは飛んでいませんので、自前の通信が必要なのですが、モバイルWifiはやめてくれ…とのアナウンスも。
スマホのテザリング頼みになりました。
まとめ
てか、何の話だという感じかも知れませんが、Google Cloud Next 2019 in Tokyoとは何か、またそのノンプログラマー的な楽しみ方についてお伝えしました。
後半にお伝えした情報はなんだコレと思われたかも知れませんが、来年のイベントがどうなるかによりますが、近い内容であればぜひご参考にどうぞ。
今回は、序章でしたが、次回以降でGoogle Cloud Nextのレポートをきちんとしていきますよ。
まずはG Suiteのプロダクトアップデートの発表まとめからです。
どうぞお楽しみに!