コミュニティの活用術とノンプロ研の今、そしてこれからについて


みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

ちょっと世間を見渡すと「コミュニティ」…流行ってるように見えませんか?

ここ1年くらいで、急激に活発になってきた印象がありまして、ちょっと活動的な人であれば、ひとつやふたつのコミュニティ参加の経歴はあるのではないかと思います。

私もそんな波に乗り遅れまいと、昨年の2017年12月から、本コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」を運営しているわけです。

そろそろ運営を開始して9ヶ月ということで、なんとなく様子もわかってきたり、課題も見えてきたりというところもあります。

そんなわけで、そもそもコミュニティってなんだっけ?なんで必要なんだっけ?ノンプロ研の活動ってどうなの?これからどうするのがよいの?みたいなところを整理したいな~と思っておりました。

先日の定例会を機に、整理の度合いとしては一定の成果がありましたので、皆様にお伝えできればと思います。

※この記事はコミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」定例会Vol.9「コミュニティ活用術とこれからのノンプロ研」の内容の一部を加筆修正して記事にしたものです。当日の様子は以下のツイートまとめもご覧くださいませ。

ノンプロ研定例会Vol.9 「コミュニティ活用術とこれからのノンプロ研」
「プログラミングの学習」というと、一人でもくもくと勉強するもの、と考えがちですが、決してそれだけではありません。コミュニティを上手に活用することで、効果的に学びの機会を得ることができます。今回は、..

そもそも「コミュニティ」とは

コミュニティ、コミュニティいってますけど、コミュニティとは結局ナニモノなのでしょうか?

皆さん、説明できます?

私、辞書とか、語源とか、色々と調べてみたのですが、いずれのアプローチからも、かなり幅広い定義しか得られなくて、正直困りました。

よく「共同体」って和訳されるのですが、それって農村型のやつでしょ?もう、だいぶ崩壊していて、いわゆる最近流行っているオンラインサロン的なやつからすると、大きくかけ離れているように見えます。

私個人の解釈としては、時代によって定義の中心となる像が変わっているというものです。つまり、

  • 近代では農村型の共同体
  • 高度成長期では都市型、いわゆる会社と社会全体の二重構造
  • 今流行っているのはネットをきっかけとした分散型で、多種多様な集まり

というように変化しているもの、としてみました。

それで、今みんなが積極的にコミュニティを作ったり、参加したりしているのは、2つの理由があって

  • 高度成長期には強固だった、会社と社会全体の「安心・安定」がかなりグラついてきている
  • インターネットをはじめとするテクノロジーのおかげで情報の伝達や人のつながりが超簡単になった

という両側面があるかなと思います。

「お金」による安心・安定に関してはまだ会社社会のほうに握られている感じはありますが、「価値観」に関してはそこからはかなり離脱を始めている。

そして、それぞれ自分の価値観にマッチした「安心・安定」を求めているようになった…、それを提供するのがネットをベースとした各種コミュニティが担っているという理解です。

定例会で話をしていたら、皆さんは「居場所」というキーワードに反応が強かったですね。

それぞれの居場所というニーズが高まっていて、ノンプロ研も「居場所」として提供できているという実感を得ました。

ノンプロ研が生まれた理由

コミュニティも含めて、私のテーマは「働くの価値を上げる」というものです。

単純作業はわざわざ人がやる必要がなくて、それはコンピュータに任せれば良い(そもそもやらなくて良い仕事もありますが)わけで、できる限りの時間を自分でしかできないような仕事や、将来もっと良い仕事ができるようにスキルを磨くような価値のある時間に変えていくという考え方です。

これは、生産性向上のシンプルな打ち手で、本質的にはまず正しいと考えています。

ただ、ほらよく見てみてください。

「働き方改革」。言っているだけで、ほとんどの会社では全然進まないじゃないですか?

なぜなんでしょう?

それは、人の「思考のクセ」が原因で、多くの職場では生産性よりも「デフォルト」や「直感」や「好み」が評価の基準になりがち、だからです。

このあたりは、ちょっと深い話なのですが、以下の書籍がとても参考になります。

ITの仕事をしているのですが、この人間の思考のクセが私にとっては最大の敵です。

では、うまく推進されない企業にいながらも、個人でなんとかしたい!そういう人たちは大変ですよね。

会社というコミュニティでは、その価値観が合わないわけですから。プログラミングを学んで効率化しても認められない、評価されない、というかむしろ「遊んでないで仕事しろ」などと言われる。

孤独で、辛いです。その中で頑張ってスキルを磨き続けるのは大変です。

ですから、そういう人たちを集めたコミュニティを作ってみようと思いました。

それがノンプロ研、ということです。

コミュニティをもっと活用するために

さて、そんなノンプロ研。

もっと活用するにはどうしたらよいか、良い機会なので考えました。

3つありますので、紹介します。

複数のコミュニティでギブをする

複数のコミュニティを意識して、それぞれでギブをしよう!というものです。

多くのメンバーはノンプロ研以外も、会社だったり仕事仲間だったり、他のコミュニティに属しています。

例えばノンプロ研の活動中は、「他方のコミュニティでギブするネタないかな」と思いながら活動するんですね。

そして、それを実際にアウトプットしてギブします。

これには二重のメリットがあります。

  1. ギブすることにより、それぞれのコミュニティでの信頼を貯める
  2. 教えることを前提に学ぶので、学習の質が上がる

例えば、コミュニティで学んだことを会社で活かす、というわけですね。逆に会社でやっていることをコミュニティでギブする、ということです。

意外に、一方で普通のことは、他方ではお宝だったりしますからね。ギブは思ったより実は全然簡単です。

プロジェクトを企画する

定例会、もくもく会、輪読会、分科会…ノンプロ研では、これまで様々なイベントを実施してきました。

ただ、私が頑張りすぎちゃった。

ほら、かのフォード・モーター創業者の、ヘンリー・フォードさんもおっしゃっています。

自分で薪を割れ、二重に温まる。

自分が行動するほうが、実入りが大きいのです。

なので、メンバーの皆さんにプロジェクトの言い出しっぺになっていただきたい!と思いました。

そして、今まで私ばっかりいい思いをしてスミマセン…と思いました。

コミュニティのSlackで「イベントやろうよ」チャンネルと「飲みに行こうよ」チャンネルを作りましたので、

  • もくもく会
  • 輪読会
  • 飲み会

このあたりは、じゃんじゃん企画して、どんどん実行してください!

お仕事をしてみよう

ノンプロ研が居場所を提供できていて、皆さんスキルアップができているとしても、もう少し「出口」つまり目標が欲しいなと思っていました。

今、ブログ「いつも隣にITのお仕事」で毎週執筆いただいている方々(このチームを「いつも隣にITのお仕事パートナーズ」と命名しました)には、スキルに合わせてお仕事を分配するという仕組みで動いています。

これまでは、チャットワーク経由で普通に応募を受け付けていたのですが、そのチームへの参加条件として、ノンプロ研への加入を加えることにしました。

以下のページが募集案内ページですね。

【副業&在宅OKパートナー募集!】お仕事をしながらITと記事執筆のスキルアップも
プランノーツでは一緒にお仕事をして下さるパートナー様を募集しています。 Excel・VBA、Google AppsなどのITと記事執筆スキルを磨きながら、空いた時間を使って収入を得ることができます。

ノンプロ研メンバーからすると

  • 副業の機会
  • 実収入
  • プロとしてのプログラミング・ライティングスキルを磨く機会

などが得られるチャンスが生まれます。

普通に仕事が欲しい人から見ると「えー、お金が欲しいのに、先に金払うのかよぉ」ってなると思うのです。

ただ、お金が欲しい人に機会を提供するよりは、学びたい人・ギブする人に機会を提供したい、と思った次第です。

ノンプロ研のこれから

あとこれからでいうと、いくつかの新しい試みが動き始めています。

動画・スライドのアーカイブ全開放

今まで、定例会の動画・スライドは当月中かつ会員のみに提供していたのですが、それをいつでも全てダウンロード可能としました。

途中からコミュニティに参加したメンバーは、ちょっと気後れみたいなのが起こりやすいので、ガッツリ取り戻していただけるようになりました。

あと、長く参加いただいているメンバーについては、「その期間参加を継続している」ということに価値を与えないとダメだと思いますし、実際そうだと思うんです。

なので、思い切りました。

書籍の原稿先出し

今後、私が執筆する書籍がある場合は、執筆した原稿を出版前にコミュニティ内に共有していきます。

第1弾はつい先日発表した、「ExcelVBAの本格解説本(仮)」になります。

なぜ、Excel VBAの本格解説本を書く必要があるのか
3冊目となる書籍の企画が通過しました。Excel VBAの本格解説本です。なぜあえて今からVBAの本格解説本を書く必要があるのかについて、出版社さんに企画の際に送った文面をだいたいそのまま記事として公開します。

先に見られるというメリットはもちろん、どういうことを思って書いているのかとか、議論をした結果を原稿にフィードバックしたりとか、結果だけでなく、書籍の「過程」を価値として提供したいということです。

全国展開

参加者自身がプロジェクトを動かせるので、東京でなくても活動はできちゃうのです。

定例会はリモートでもハングアウト経由で視聴いただけるようになっていますしね。

もくもく会、輪読会は、地方でも企画いただけます。

オンラインは当然、世界中のどこでもいいわけで。

ほんのりですが、大阪については企画が動きはじめました。

あと、北海道とか仙台とか、四国とか…あるんですかね?

まとめ

以上、コミュニティの活用術とノンプロ研の今、そしてこれからについてお伝えしました。

今回整理できて、すごくスッキリしております。そして課題とそれに対するアクションも明確になりました。

メンバーの皆さんも考える機会になって、良かったのではないかなと勝手に思っております。

定期的にこういう機会、必要ですね。

これからのノンプロ研の活動も、どうぞ注目いただければと思います。

「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」定例会・分科会レポート

コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」では、毎月1回、学びの質やモチベーションを高めるための定例会を開催していますので、こちらで過去のレポートをお送りしています。

  投稿者プロフィール

タカハシノリアキ株式会社プランノーツ 代表取締役
株式会社プランノーツ代表、コミュニティ「ノンプロ研」主宰。1976年こどもの日生まれ。東京板橋区在住。「ITで日本の『働く』の価値を上げる!」をテーマに、VBA&GASの開発、講師、執筆などをしております。→詳しいプロフィールはコチラ
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