みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、オンラインコミュニティ運営のプラットフォームどうしてる?です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
ノンプロ研のプラットフォーム・ツール
今日は、僕が運営してる学習コミュニティ「ノンプロ研」のプラットフォーム・ツール等何を使ってるのかをお話ししていきます。
このノンプロ研の正式名称は、ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会という名前です。ノンプログラマーの人たちが、オンラインで主に集まって、プログラミング・ITスキルとかを学びあったり、教え合ったりするコミュニティになります。
このオンラインコミュニティですが、まず始める時に必要になってくるのが、プラットフォーム・ツール等をどうするかという問題です。そこをどうしてるかというのを、話してきたいなと考えています。
プラットフォーム
大手プラットフォームを使用しない理由
プラットフォームでいうと、メジャーどころのオンラインサロン・オンラインコミュニティでよく使われているのは、DMMオンラインサロン・Campfireコミュニティとかの専門プラットフォームなんです。
ですが、ノンプロ研の場合、設立当初からこれらを使うという選択はしなかったんです。今はちょっと彼らのサービスは内容が変わってるのかもしれないんですけども、当時それを選択しなかったいくつかの理由があります。
1つはプラットフォームとはいえ、結局使うツールがFacebookグループだったってことです。入会手続きを皆さんがするんですが、その場合はDMMオンラインサロン・Campfireコミュニティとかで入会してくるんです。
ただ、入会した後にFacebookグループへも入ってくださいということで、結局やり取りをするのはFacebookグループだったりします。プラットフォームを使うツールとして、意味があまり無かったんです。
そのわりに、彼らの手数料がけっこう高いということです。一般的にクレカの決済手数料、だいたい3.何%という話で、それ以外の部分が彼らの取り分になるんです。
結構なパーセンテージが取られて、何のために取られるんだろうというのが、ちょっと分かりませんでした。比率なので、会員数が多ければ多いほど重くのしかかってきます。
手数料に関しては、一番ケチケチしないといけないなと思っていたんです。そこがかなり高いなと思ったので、ちょっとこれら専門のプラットフォームを使うのは辞めようと考えました。
決済方法:STORES
活動内容にもよるんですけども、コミュニティを自前で色々やろうと考えた時に、最低限必要になるのが、まずは決済の仕組みです。それからオンラインでコミュニケーションをするための方法・ツールになります。
まず決済なんですけども、これについては現在はSTORESというネットショップが開設できるサービスを利用しています。このSTORESなんですけれども、主にネット通販のためのサービスです。
とはいえ、単体の販売はもちろん定期便という月額決済の仕組みもあって、さらにデジタルコンテンツを販売するみたいな仕組みもあります。オンラインコミュニティの場合、オンラインコミュニティの会員申込み・決済の仕組みとして活用できます。
ネットショップというところまで考えを広げると、例えばStripe・Shopify・海外製の優秀なサービスもあったんです。けれどもユーザーに対して考えると、日本語のサポートが必要になってくるわけで、それで言うと日本製のサービスがいいかなと考えています。
プラスすぐにサービス終了にならない程度の安定感のあるサービスがいいなというふうに考えたんです。
なぜサービス終了にならないかを考えたかというと、実は設立当初は別の決済代行サービスを使っていたんです。
そして、運営している間に、そのサービスが終了するみたいな事件がありました。ノンプロ研のメンバーにそこからSTORESに移行手続きをするみたいなことを、お願いしないといけなかったんです。
なので、STORESに決めました。STORESで言うと、たくさんの当時何十万というお店がネット上にありましたので、すぐにはサービス終了にならないだろうと考えたんです。
同じように日本製のネットショップサービスBASEという、CMでおなじみのサービスがあるんですが、これでも同様のことができます。是非始めたいなという人は、参考にしてもらうといいのではと思います。
コミュニケーションツール
Slack
次にコミュニケーションです。設立当初は、Facebookグループでスタートしました。当初はオフラインコミュニティだったのでZoomは不要で、Facebookグループのみという感じでした。ただ、始めてすぐのタイミングで、メンバーから強い推薦があって、Slackを導入することにしました。
たしかに、Facebookグループはなかなか使いづらかったんです。たとえば、世にある多くのオンラインサロンのうように、上意下達で投稿して、それに対してメンバーがいいねとか、コメントするような使い方だったら、まだいいんです。
けれども、メンバー同士がN対Nで活発にコミュニケーションをとるみたいなことで言うと、なかなか成立しづらいところがあったわけです。
一方でSlackはオープンさもありますし、投稿のハードルも低くて、誰かが投稿したところになんか反応しなきゃみたいな圧迫感もなかったりするんです。絵文字スタンプも自由にたくさん作れます。ゆるくて、余裕のあるコミュニケーションに適しています。
ただ、課題としてはSlackに慣れてない方も、日本ではまだまだ多くて、通常使いをしてなかったりするんです。なので、結構な情報量が多いというのもあって、是非これは見て欲しい情報がなかなか届かないみたいなことはあります。
そこは、運営で何とかカバーしているという感じです。ただ、ここの部分は他のツールでも同じ問題が起きるかなと思います。ちょっと頭をひねりながら、運営していきたいなと考えています。
Zoom
続いて、Zoomです。これは、もう今や無くてはならないツールになっています。元々、オフラインだったのが、2年前からコロナ禍に入ったので、活動をオンラインに移行せざるをえなかったんです。
ビデオ通話のツールは、絶対に必要になりました。いくつかの選択肢があったわけなんですけども、Zoomを選択しました。
決め手は、レコーディングで録画を残せるという事です。もう1つは、ブレイクアウトルームが使えたことです。今はどのツールでもできるんですけれども、その当時Zoomがいち早くブレイクアウトルームができるようになっていました。それで、ズームを選択したように思います。
Discord
あともう1つツールとしては使っていまして、オンライン移行してからしばらくして、追加でDiscordを採用しました。
このDiscordというのは、チャットもできるし、音声コミュニケーションもできます。さらにビデオコミュニケーションもできます。こうなんでも入りみたいなツールなんです。元々ゲーム系で皆さん使っていたんですけども、今はWeb3とかいろんなところで、広がっているコミュニケーションツールなんです。
Discordが必要な理由
ここまで聞いたみなさんだと、Slack・Zoomがあれば別にいいんじゃないと思うかもしれません。しかし、Zoomは唯一問題があって、何かイベントしよう、会って話をしようみたいな時には、部屋の予約をしないといけません。URLの発行をしないといけないというものがあります。
たとえばSlackで相談事をしていて、テキストのやり取りではラチが明かない時に、対面で画面見ながら、確認しましょうみたいなことをしようと思っても、Zoomだとイベント登録して、ルーム発行してもらう手間がかかってしまって、スムーズにいかないんです。
一方でDiscordであれば、365日24時間サーバーに好きに入って、音声・ビデオのコミュニケーションができるので、じゃあSlackからDiscord に入って続きを話をしましょうみたいなことができます。
そのため、そういった使い道+今は集まってもくもく作業するもくもく会とか、あとふらっと入って飲み会やるとかそういう目的でDiscordも活用してもらっています。
ということで、今日コミュニティの運営でどんなプラットフォームを使って、どんなツールを使っているのかの話をさせていただきました。
まとめますと、決済はSTORESを使っています。コミュニケーションツールとしては、Slack ・Zoom・Discordこの3種類を使っています。これからコミュニティ運営したいという方は、是非ご参考頂ければと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「オンラインコミュニティ運営のプラットフォームどうしてる?」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。