みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、持ち家を売却して移住をした経験から思うことです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
住宅ローンについて
今日は、Voicyさんのトークテーマ住宅ローン考えどきということなので、住宅ローンについてお話をしたいなと思っています。
金利がどうとか、地価がどうとか、そういうのは専門家の皆さんにお任せします。
僕の住宅購入経験の話
僕自身、住宅ローンを組んで、家を買って、そして売却してというような経験がありますので、それを踏まえて、僕だったらこうするというのをお話しさせていただこうかなと思っています。
去年の4月になるんですが、東京からこの福岡県の糸島市に引っ越しをしてきました。
2012年に一戸建て住宅購入
当時、住んでいた家が、持ち家だったんです。一戸建ての3階建てになります。
購入したのは2012年です。当時、僕は35歳。独立する前で、サラリーマンをしていた時になります。
購入時に35年の住宅ローンを組んでいたので、普通に返済をしていたら、70歳まで返済をしていたことになったんじゃないかなと思います。
当時いた会社は、僕が30歳の時に、中途入社したんです。
入社した時には30人ぐらいの、小さな会社だったんですけれども、拡大している伸び盛りの市場を狙っていたということもあって、どんどん業績も良くなって、社員を採用して、規模が大きくなっていた。そんなイケイケの会社だったんです。
僕も、その波に乗って、運良く、昇進を繰り返して、事業部長まで上り詰めることができました。
自宅を購入したのも、それぐらいのタイミングだったんです。30歳から入社して、もう5年ぐらい経っていましたので、おそらく、その会社に長く勤めることになるだろうと思っていました。
その時、子供はいなかったんですけれども、奥さんと一緒に、将来、迎い入れたいねという話をしていました。当時は、ありがたいことに十分な収入もあったわけです。
なので、それまで賃貸に住んでいたわけなんですが、契約更新のタイミングが来たので、新居の購入を決めたという形になります。
経営体制が大きく変わり退職
ただ、人生というのはそんなにうまくいかないものなんです。その2年後になるんですけれども、その会社で経営体制が大きく変わるというタイミングが来ました。
それを受けて、大規模なリストラが行われたんです。当時150人ぐらいいたんですけれども、60人、70人ぐらいそれぐらいの人たちが退職勧奨の対象になるという、かなり大規模なものでした。
僕自身は、退職勧奨には含まれていなかったんですけれども、部下だったメンバーのほとんどが対象になりました。
そして、その後は、僕自身も降格を言い渡されていましたので、ここで働く活力はなかなかないなということで、自主的に退職をしたんです。
転職先は超ブラック企業その後独立へ
その後、転職活動をしたんですけれども、思いのほか大苦戦をしました。ただ、その大苦戦の中、唯一、ラブコールをいただいて、入社した会社があったんです。ただ、ここは、超ブラック企業だったっていうのは、何度かお話ししている通りなんです。
一気に人生のどん底に叩き落とされることになるわけです。そこから、なんとかプログラミングを学び、これだと思って独立をするわけです。
このような話が、住宅ローンを組んで、住宅を購入してから、もう4、5年の間に起きたわけなんです。
僕の経験からいうと何十年ものローンを組むのは厳しい
この僕の経験からいうと、何十年ものローンを組んで、住宅を買って、同じところに住み続ける。そして何十年も支払いをする。そういった約束は、どうやっても取り付けられないなと思うんです。
自分がいくら気をつけていたとしても、自分の周りで起きた何らかの出来事の影響を受けて、大きく人生の方向転換を余儀なくされる。その可能性は低いかもしれないんですが、ゼロではないわけなんです。
僕の場合は運良くたまたま独立して、ビジネスが安定してきて、なんとかなるようになったんでよかったわけです。
ただ、もしそうでなくて、ローンの支払いができないレベルに収入が落ち込んでしまったら、僕と奥さんは大変な目にあっていたわけです。
もしかすると息子とも出会うことは、なかったんじゃないかなとも思ったりするわけです。そう思うと、すごく怖いなと思います。
みんなコロナ禍で大変な思いをした
あと、ここ数年、コロナ禍にみまわれて、皆さん、大変な思いをしたわけです。東京でいうと、人がたくさんいるので、出かけるのもなかなかできない。
息子は小さかったので、本当に奥さんも息子も息苦しい。そんな毎日を送っていたわけです。その中で、移住しないかというアイデアも出てきたわけなんです。
僕が購入したタイミングと、売却しようと思ったタイミングで、たまた土地の価格が下がらなかったっていうのがラッキーだったんです。
そのおかげで、損を出さずに売却をすることができたわけなんですけれども、もし土地の価格が下がってしまっていたとしたら、そのまま東京に住み続けないといけない。そういったことになってしまっていたかもしれないわけです。
もちろん、自宅の購入自体を否定するものではないんです。
十分に資産があって、比較的短期で払えるのであれば、好きなお家を買っていいんじゃないかなと思うんです。
ただ、支払い能力がそんなに高くない。その代わりに、数十年先までの人生の一部を確定させてしまうっていうのは、僕だったら、リスクが高くて、その判断はできないなと思うわけなんです。
20代限定50年住宅ローン
そんなふうに思っているわけなんですが、最近でいうと、驚くべきことに、50年住宅ローンも出てきたんです。
これは、若い人でも支払えるようにということで、20代限定で組むことができるらしいんです。
29歳で申し込みをしたとすると、79歳まで支払い続けることになるわけです。
たとえば、5000万円借りたとすると、35年ローンの場合は、毎月の支払いが12万6000円。対して、50年ローンを組んだ場合は、9万4000円で済むという話なんです。
9万4000円、20代にとっては安くはない金額だなと思います。
50年の間、仕事も当然変わるでしょうし、家族が増えたり、何らかの変化があったりというのはあると思います。
また、僕みたいに引っ越しをしたいとか、そういったこともあるかもしれませんよね。
なかなかやっぱり、50年の間、住む場所と支払う金額10万円。これを固定するのは、僕だったらなかなかできない判断だなと思います。
今日は住宅ローンについてお話をしたわけなんですけれども、ぜひ皆さん、無理のない計画で検討していただきたいなと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「持ち家を売却して移住をした経験から思うこと」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。
では、また。