みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、他人の目が気になっちゃう人にむしろオススメの方法です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
ノンプロ研の長年の課題
僕が主催していますコミュニティノンプロ研なんですが、スタートして5年半~6年ぐらいたっています。
ずっと課題だったのが、コミュニティなんか楽しそうに見えるんだけど、どんな活動しているのか外からだとわからない。なんか怪しいことをしているんじゃないか、自分なんか入ってしまって大丈夫だろうか。
怖いな、不安だ、そんな感じで、皆さん、コミュニティの門を叩くのをちょっとあぐねているみたいなことが、どうやらたくさん見受けられるわけです。
今、ガンガン活動しているメンバーも、もう3年ぐらいずっとX(Twitter)だけをロムってましたみたいな方もいらっしゃいまして、もっと早く手を差し伸べて、なんかいい方法なかったかなと思っていたんです。
無料説明会の実施
ようやく思いついたのが、無料説明会です。なんで今更思いついたのかという話なんですが、これを9月ぐらいから何回か開催をしているんです。
それで、ただ単純に、僕が説明をするだけではなくて、皆さんからの話もたくさん聞くような、そんなプチ体験できるような内容にしていまして、皆さんがどんなところが気になっているのかとか、そういったのを聞ける、非常に貴重な機会になっていたりするんです。
多くの皆さんが特に気にされている部分として、自分、初心者だから大丈夫なんでしょうか。そんな感じで、自分のスキルレベル、これを気にしていらっしゃったりするんです。
ある程度できるようになってからじゃないと入ってはいけないとか、あとはせっかく入ったんだが、会話についていけなかったらどうしようとか、そういったことが不安に思われていることが、どうやら多いらしいんです。
いやいや、でも、よく考えていただきたいんですが、最初はみんな初心者なんです。
僕だって今となっては何冊かプログラミングの書籍を出して、コミュニティの主催なんかしていますが、とはいえ、Windowsのパソコンを最初に開いたみたいな時は僕だってあるわけです。
そして、日本の働くの価値を上げる。皆さんが社会の進歩に合わせてより実力を発揮するためには、むしろ、苦手なんけど、でもそういったスキルを身につけたい。そういうふうに思われている方こそ、ノンプロ研に入っていただきたいなと思っています。
そして、コミュニティの力を活用して、ぐんぐん成長していただきたいなと思っているわけです。
長所を伸ばすのか短所を埋めるのかという質問
これに関して、もうひとつ別の話題を提供したいなと思うんですが、ちょうど先日、僕が取材を受けましたマーケの教科書というメディアがありまして、そこでもお話しした内容があります。
どういった話かというと、リスキリングをしようと考えた時に、長所を伸ばすのか、短所を埋めるのか、どちらが望ましいのかという質問なんです。
これは、この取材に限らず、結構たくさん質問をいただくんです。
ただ、僕は、この考え方で何を学ぶのかというのを決めるのはあまり良くないなと思っているんです。
なぜかといいますと、その長所とか短所というのは、外部の何者か、おそらく自分が思い描く平均的な何者かとの比較がその時点で存在するからなんです。
普通だったらこれぐらいスキルあった方がいいよね。でも、自分はそこに足りてないから、そこは短所。普通だったらこうだよねというところよりも、ちょっと自分は先に行けているな。
それが長所だ。こんなような思考になっているんじゃないかなと思います。
変化の早い時代において求められている能力・スキル
ただ、今この変化の速い時代において、求められている能力、スキルってどういったものかというのを今一度考えてほしいんです。
それは何かというと、ここがあるべき姿ですよ。みんなここに目指そうよというのが常に用意されていて、そこに向かってみんな一律で同じ人材になるということではないはずなんです。
そうではなくて、求められるスキルの身に付け方というのは、もうこれまで誰も通ったことがない道を、自分だからこそ行ける道を探っていって、そこで能力を発揮していく、価値を提供していくってことだと思うわけです。
それでいうと、誰か実在する他の人との比較とか、なんか、こうあるべき姿、既に過去こう思い描けきれている、そういった像との比較は、全く意味がないとは言いませんが、そこを目指すのが、リスキリングの正解かというと、そうじゃないんじゃないかなと思っています。
何かとの比較で自分を評価しがち
どうしても皆さん、何かとの比較で自分を評価しがちというのがあるわけです。これはもう、学歴社会で染み付いてきた比較の文化でいうと、仕方がないのかなと思うわけです。
たとえば、もう0点から100点の間、点数がバシッとつくわけです。もしくは偏差値という、1つの軸に同じ学園の全員がプロットされていくわけです。
一方で、少なくない学校では、いまだに同じ制服を着なさい、ジャージはこれと、靴はこれと決まっていたりします。点数以外のところで個性を出すというのがなかなか難しい状況にあったりするわけです。
最近でいうと、その傾向は薄れているのかもしれないんですけど、たとえば僕みたいな団塊ジュニアの世代でいうと、男子学生は全員丸坊主でした。
多くの人たちがそういった比較の文化の中で育ってきて、そういった人たちが、社会を形成しています。そのため、皆さん、用意された評価軸で、自己評価とし、評価をするというのが、根強く残っているというのは、仕方がないのかなと思います。
ただ、そういった軸でいうと、どうしても、上には上がいますから、そういった軸で評価する癖がついちゃっていると、自分に自信がなかったりとか、自分なんてダメなんだって思っちゃったりとか、そういったことに繋がってしまうわけです。
それは、その人のポテンシャルを考えると、もったいない話だなと思うんです。
比較しがちなのをどうすればいいのか
どうすればいいかという話ですが、たとえば、冒頭でお伝えしたノンプロ研に入る前に、自分のスキルがなくて心配みたいな方がいます。
ただ、そうやって初心者なんでとか苦手なんでとこんなふうに最初言っている人も入会して、1ヶ月でも場合によっては2つ、3つのイベントを参加するだけで、その比較は意味がないってことに気づいて、そんな比較をしなくなるというのが結構見て取れるわけです。
人が魅力を発揮するポイントは無限にある
もちろん、皆さんデジタルスキルを学ぶのがメインできていらっしゃるんですが、人が魅力を発揮するポイントというのは、そこだけではなくて、本当に多数あるわけです。場合によっては無限にある。そういったことにあっという間に気づいていかれます。
たとえば、以下のようなことです。
- 毎朝起きてコツコツ学んでいてすごい
- 自分の大好きなことを熱を高く語ってすごい
- 困っているメンバーを見つけるとさっと手を差し伸べれる
- なんか斬新な企画を企画する
- Slackの絵文字スタンプ大量に作る
これあげたら、本当に無限に出てきますし、つまり人の魅力っていくらでもありますし、そしてその1つだけではなくて、その組み合わせで人というのが出来上がっています。
なので、そういったことを考えると、もう優劣なんて決められないわけです。そうなるともう全ての人がリスペクトの対象になります。ちなみに、さっきあげたこれもあれも凄いというのは、全部仕事でも効いてくるはずなんです。
だから、そういったことに気づいたりとか、むしろ他のメンバーから言ってもらえるとか、そういったのってすごく自信を持ていますし、自己肯定感という意味でいうと、良い影響を与えるんじゃないかなと思います。
デジタルスキルの得意不得意は大量にある要素のごく一部
つまり、デジタルスキルの得意不得意ってのはもちろんあるんですが、それはもう、大量にある要素のごく一部でしかないという話なんです。結論からいうと、比較をしてしまうという人は、コミュニティに入るといいよという話です。
コミュニティって、そういうことに気づくのに、とてもいい場所だなと思っています。というのも、上下関係とか、利害関係がそもそもなくて、フラットな組織なんです。
場合によっては、抜けようと思えば抜けられますし、自分のペースで人との距離感も調整することができます。
コミュニティによっては、なんかマウント取るみたいな人がもしかしたらいるところもあるかもしれません。
ノンプロ研ではそういうことはありませんし、そういうコミュニティに入ってしまったら、失礼しましたと出ればいいだけの話かなと思うんです。
必要なのは気になるコミュニティに入る勇気
なので、皆さんに必要なのは、なんか気になるコミュニティを見つけたとしたら、ちょっと勇気を踏み出して、そこに入ってみるってことです。
そして、なるべく参加して人と関わることです。人と関わらないと、メンバーの多様な魅力というのは、なかなか見えてこないわけです。
見えてこないと、その多様な魅力というのがあるんだぞと感じることができませんので、是非参加して他の人と関わるってところまで頑張って、勇気を出していただくといいんじゃないかなと思います。
ということで、どうしても他人の目を気にしたりとか、他人と比較してしまう。そんな人には、コミュニティに参加してみるのがオススメだよということをお話しさせていただきました。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「他人の目が気になっちゃう人にむしろオススメの方法」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。