おとなとこどもの学校Tetocotoに通うことにしました


おとなとこどもの学校Tetocotoに通うことにしました

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、おとなとこどもの学校Tetocotoに通うことにしましたです。

#236 おとなとこどもの学校テトコトに通うことにしました | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#236 おとなとこどもの学校テトコトに通うことにしました(2023年1月29日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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この4月から息子が通うオルタナティブスクール

今日は息子の進路についてお話します。

今、息子は保育園の年長さんで、この4月から小学生になります。

通常は住んでいる地域によって小学校の学区が決まっていて、その公立の小学校に通うということになるんじゃないかと思います。

ただ、息子はそこには基本、通わずに、おとなとこどもの学校Tetocotoというオルタナティブスクールに通うことにしました。

おとなとこどもの学校テトコト|tetocoto
福岡県糸島市にある、オルタナティブスクールです。「モノ」を「つくる」、「コト」を「つくる」。「つくる」ことはたのしくて、「つくる」ことには沢山の「学び」や「気付き」、「発見」がある。「つくる」ことは体全体、体験をもって考えること。

見学にも行ったり、息子は一週間の体験入学もして、スタッフの皆さんと保護者面談を経て、家族みんなで話し合ってそうしようと決めました。

Tetocoto(テトコト)は、山の上の旅館をリノベした学校で、海も近く自然がいっぱいです。スタッフのみなさんはものづくりが得意な皆さんで、素敵な方ばかりです。

糸島に来るまで頭になかった進路

実は糸島に来る前、1年前までは、オルタナティブスクールという選択肢すらも頭になかったんですね。

今回この選択をしたというのは、昨年、糸島に引っ越してきてから、「まんまるくらし園」という自然派保育園にお世話になっている影響は大きいと思います。

まんまるくらし園については、くわしくは131回の放送、いっぱいの自然の中に学びがある「まんまるくらし園」の回を聴いてみてください。

教育の方針は、大人の関与はせずに、こどもが自分で考えて、決めて、行動するのをすごく重要視しています。大人は何をするかというとその場を見守るだけです。

1年近く、まんまるくらし園で息子は暮らし、僕らはそれを見守っていたわけだけど、こういう環境で学んで、育つという選択肢があるのは、すごくいいことだと感じるようになったんです。

まんまるくらし園で息子に起きた変化

もともと糸島に来る前は、息子はチャレンジに臆病なところがありました。

高いところに登ったり、降りたりするときに、すぐに親の助けを求めたりとか、折り紙とかも得意じゃなくてうまくいかないのがイヤだからやらないと言ったりとかいうところが見受けられたんですね。

それが、まんまるくらし園に通うようになってから、急激に変わっていったように見えます。

今は当然のよう果敢に岩に登っていったり、折り紙やお絵描きも自由に楽しんでるんです。

まんまるくらし園では、読み書きのカリキュラムがあるわけではないのですけど、文字なんかは自分で勝手に絵本とか本を見て真似して練習して書いているんですね。

ダンボールで札のようなものを作って、そこに「天下一武道会」と漢字で書いてあったのは笑ったんです。

ドラゴンボールが好きなので、天下一武道会を観覧できるチケットなのだそうで、それをプレゼントしてもらいました。

そういえば、僕も幼稚園の頃、漢字を書くのが好きで、とくに魚偏が好きだったんですね。

いろんな魚の種類があって、いろんなつくりをあてて魚を表しているのが楽しいと思っていて、父親の漢字辞典にいたずら書きしてボロボロにした覚えがあります。

そんなふうに息子を見守っていたのだけど、この一年で明らかに自分でチャレンジするようになったし、人に頼らずに自分で決めてやるようになったのは見て取れるんですね。

自分がやっている仕事との共通点

それで、よく考えると、僕が今大人向けにやっている仕事って、この息子に起きたようなスタンスの変化、チャレンジとか自分で決めるとか、そういったものをサポートするものだということに気づいたんですね。

みんながITとかプログラミング使えたらつまらない仕事はコンピュータに任せられるというふうに思っています。

それによって本質的に価値のある仕事に魂を燃やして、エネルギーを注げるようになります。

ただ、そのためには新しいものに触れて、身につける、そういったチャレンジが必要なわけなんです。

とくに大人は、これまでの過去の経験、蓄積があるから、それを一旦、否定的にとらえて、いらないものを手放し、新しいものを取り入れるにはどうしても心理的抵抗があるし、勇気がいることなんです。

つまり大人の学習はこどものそれよりも痛みを伴いやすいというのは確かにあるかなと思います。

ただ、そこをあえて揺さぶる機会を与えて乗り越える力を身につける、その手法のひとつが今注目している越境学習だと思います。

おとなとこどもの学校

今度息子が通う学校は「おとなとこどもの学校Tetocoto」といいます。

この名前からわかるように、明らかに、こどもに学ばせる場所ではなくて、おとなとこどもが一緒に学ぶ場所だということなんですね。

通うのはこどもたちなのですけど、そこから親もスタッフもみんなが学ぶ。

すごくよいメッセージが込められている名前だなと思います。

こども向けプログラミングスクールも流行っていて、それはそれでいいことなんだけど、一方で、通わせている親はITに対してどう思っているの?自分でプログラミングに触れようとしているの?と気になるんですね。

もし、自分で学ぼうとしてないのに、こどもにさせるって、このアンフェア感といったらないと思います。

こどもはそういう大人の姿も見ていて、そこから何かを学びとっているんじゃないかなと心配になるわけなんです。

そういうこともあって、僕が運営しているコミュニティ「ノンプロ研」では、こどもも参加できるファミプロというイベントを定期的に取り入れています。

そこにいる大人はみんな前向きに学んでいるので、そこに紛れてこどもが学ぶのはすごく良い影響を与えられると思います。

ということで、おとなとこどもがみんなが当たり前に学んでいる環境で学ぶというのが一番良いと僕は考えています。

世の中には様々な価値観や考え方、状況がありますので、みんながみんなこうすべきとは思わないんですが、ひとつの例として考えるきっかけになればと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「おとなとこどもの学校Tetocotoに通うことにしました」をお届けしました。

家族全員にとってチャレンジングな選択だと思いますが、すごくワクワクしています。
Tetocotoはまだ小さな学校で、皆で作っていくというかんじですが、我々夫婦も何か関わっていくと思うのですごく楽しみにしています。

実際に入って経験したことなどをまた紹介していこうと思いますので楽しみにしていただければと思います。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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