キャリアのチャンスを増やすために普段からできる3つの行動

キャリアのチャンスを増やすために普段からできる3つの行動

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、キャリアのチャンスを増やすために普段からできる3つの行動です。

#510 キャリアのチャンスを増やすために普段からできる3つの行動 | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#510 キャリアのチャンスを増やすために普段からできる3つの行動(2023年10月30日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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キャリアの転機がやってくるパターンは2つ

今日のトークテーマは、キャリアの転機です。

このキャリアの転機がやってくるパターンは2つかなって思ってるんですけども、1つは自分で作るパターンです。

自主的に転職活動を始めて転職をするとか、僕みたいに独立をするとか、自分で転機を作っていく パターンです。

もう1つはよそからやってくるパターンもあります。

例えば社内であれば人事異動があります。それから、何かしら大きなプロジェクトを任せられるようになったとかもあります。

仕事関係以外でも、例えば出産だとか介護とかそういったことが理由でキャリアの転機がやってくる、そういったパターンもあるのかなっていう風に思います。

計画的偶発性理論

これに関して1つ 有名な理論があるので紹介します。

「計画的偶発性理論」と呼ばれるものです。これは1999年に心理学者のクランボルツ教授 が提唱した理論です。

ビジネスパーソンとして成功した人のキャリアを調査したところ、そのターニングポイントの8割が本人の予想しない偶然の出来事によるものだったとおっしゃってるんです。

なので自分の中でのキャリアプランをしっかり立てようみたいな話もあるわけなんですけれども、今の時代で言うと社会とか自分が所属している組織とか、そういったところの状況は自分の意思でコントロールできるところとそうでないところもあります。

むしろコントロールできる範囲の方が少ないわけです。

じゃあ、もうキャリアに関しては偶然に身を任せて自分で頑張ることは何もないのかと、なるようになるしかないのか、そういう風に思ってしまいがちなんですけども、実はこの計画的偶発性理論はそこまでの話じゃなくてもう少し先があるんです。

理論は3つの骨子から成り立つ

この理論は3つの骨子から成り立ってますので、それについて説明をしていきます。

まず1つ目なんですけれども、予期せぬ出来事がキャリアを左右する。先ほどお話した通りです。

そして2つ目、偶然の出来事が起きた時、行動や努力で新たなキャリアにつながる。つまり 偶然の出来事が起きた時に、行動とか努力が必要とされるよって話なんです。

そして3つ目、何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増える、 つまり、偶然の出来事を起こすために行動しておこうということです。

タカハシのキャリアの転機

僕のキャリアの転機についてお話をしたいなと思います。

30代の時は会社員として働いていました。30代の前半は業績がぐんぐん伸びていく、そういった会社に所属することができていたので、自分自身の給料もどんどん上がりますし、ポジションもどんどん上がっていって、どんどんキャリアが広がっていく、そういった時期だったんです。

ただある時、経営体制の大きな変更があって、それを受けて従業員の多くをリストラしようといった 動きが生まれたんです。

僕自身はリストラの対象にはなってなかったんですけども、多分やめさせたいんだろうという感じの降格を言い渡されていたので、その会社を辞めて転職活動することになったんです。

ただ、その転職活動でもうすでに30代後半であったこと、前職の給与が高かったので生活レベルが上がってしまっていて希望する給与が高かったこと、前職で僕がやっていた業界の知識とか経験が業界の構図がだいぶ変わって転職市場で優遇されなくなってしまっていたこと、これらの理由から転職活動は大苦戦したんです。

その中で唯一、ぜひ来てくださいということで声をかけてもらったのが、とんだブラック企業だったっていう話で、そこから本当に大変なキャリアを歩んだんです。

30代の転機のほとんどは偶然のものだった

30代からそこまでの僕に起きたキャリアの転機のほとんどは、自分から進んでこうしようとしたものではなくて、外部からやってきた偶然のものばかりだったんです。

ただ決して成功と言えるものではなく、どんどん転がり落ちていった話なので、外部からの偶然的なものに身を任せてしまっていたらそうなってしまうというリスクも、当然あるわけなんです。

計画的偶発性理論の骨子2つ目と3つ目、つまり、偶然の出来事は起きた時に行動や努力をしましょうと、そして意図的に行動することでチャンスを増やそうと、それが大事なんだよって話なんです。

この2つ目に関しては、当然、何か出来事が起きた時には行動とか努力をするわけです。

ただし、頑張ってやった転職活動で言うと、僕の能力とか転職時に必要とされていた予備知識とか、そういったものが不足していたために、ちょっと後の祭り感みたいなところがあってうまくいかなかったんです。

なので何かが起きた時に頑張るだけだと、それだけでも足りないので、僕としてはこの3つ目、圧倒的に行動しておいてチャンスを増やしておく、この行動が本当に大事なんだなってことを身をもって知っているわけです。

つまり、偶然的にいいことがやってくるようにチャンスが増えるように行動しておこうってことなんです。

いいことがやってくるチャンスをどうやって増やすか

ではそのチャンスをどうやって増やせるのか、これについては僕としては3つ皆さんにおすすめできればと思います。

つながりを増やす

まず1つ目です。つながりを増やすというものです。
チャンスというのは他の誰かからもたらされるものですので、そのつながりが多いっていうのはすごく大事なわけです。

多くのビジネスパーソンで言うと、家族と会社、この2つのコミュニティにしか所属してないことが多いわけなんです。

そうなると人とのつながりが少ないですし、そして固定的でもある、そういった状態になってしまいます。

そこでおすすめできるのは、SNSをちゃんと使うことと、多様なコミュニティに所属すること、これをお勧めしたいなと思ってます。

SNSはインターネット上の薄い関係性のものにはなるんですけれども、空間・時間関係なく人とやり取りができる、そして多くの人と繋がれる、そういったメリットがあります。

もう1つはリアルな人とのつながりを保持したり強化したり、そういった役割を果たします。

もう1つは会社以外のコミュニティに積極的に所属していくってことです。

僕が主宰しているノンプロ研のような学習コミュニティに所属するのもいいですし、PTA とか地域活動とか、そういったところに積極的に参加していくのもいいんじゃないかなって思います。

いずれにしても自分が興味あるところは自分のキャリアに良い影響を与えてくれる可能性が高い人たちが集まってますので、そういったところにどんどん顔を出していくのがいいんじゃないかなって思います。

学び続ける

2つ目、皆さんにおすすめしたいのが、学び続けるということです。

例えば、社内とか社外から、とても興味あるプロジェクトに参加しないか、そんな声かけがあったとします。

その時に必要とされるスキルを持っていれば、すぐにやりますと答えができます。

もしそうでないと、そのチャンスを逸してしまう可能性もあるわけです。

これに関しては一旦やりますと言ってから、後から学習して追いかけるっていう方法もあります。なので必ずしもその時点でできないからといって遠慮する必要はないかなっていう風に思います。

ただその後追いかけるのに、やはり学ぶ力が必要になりますので、普段から学習活動をしているのは大事なんじゃないかなっていう風に思います。

発信する

そして3つ目の おすすめしたいことは、 発信することです。

せっかくたくさんのつながりがあって、自分のできることもたくさんあったとしても、それ自体が他の人に伝わってなければ意味がないわけです。
よく言われるのは、そのネットワークの中でこの案件だったらこの人と言われるように、想起してもらえるようになるというのが大事だと言われています。

例えば、ノンプログラマー向けのプログラミングとか、学習コミュニティ作りとかそういうのだったらタカハシさんだよね、こんな風に想起してもらえるようになると、何か案件が生まれた時に声掛けしてもらえるようになるんです。

実際、僕がデビュー作「Excel VBAを実務で使い倒す技術」この書籍について出版社さんからオファーをいただいた時も、僕がVBAという技術をたくさんブログでアウトプットしていたこと、そしてそうやって大量に文字を書いてるので、おそらく書籍を書くというその分量にも耐えられるだろうということ、さらに、これ出版さんからお声がけいただいた時にすごく嬉しかったんですけども、タカハシさんは何かこだわりを持ってそうだから声をかけたっていう風に言ってもらえたんです。

なので、発信することによって、自分がこういうことができます、だけではなくて、この人はこういうことをやりたい人なんだとか、こういうポリシーを持って仕事をしてる人なんだとか、そういったことも伝えることができるわけなんです。

これはチャンスを作っていくという意味でかなり有効な手段なんじゃないかなっていう風に思います。

キャリアの転機を普段から作っておく

ということで、キャリアの転機をぜひ普段から作っておく活動をしていただきたいなというふうに思ってます。

そしておすすめなのが3つです。

  • つながりを増やす
  • 学び続ける
  • 発信する

ぜひ皆さんにおすすめしたいなと思ってます。参考にしていただければ幸いです。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「キャリアのチャンスを増やすために普段からできる3つの行動」をお届けしました。

キャリアのチャンスを増やすために普段からできること3つをお伝えさせていただきました。

もちろん高いスキルを持ってるっていうのは大事だと思うんですけども、つながりを増やすこととか、そのつながりの中でどんどん発信していくとか、そういったことをそもそもやってない方も結構多いんじゃないかな って思うんです。

学んでスキル上げていく活動とともに、つながりを増やしたりとか、こういうことができます、こういうことやりたい、そういったことを発信していくこと、これらを組み合わせて普段からやっていただくのをおすすめしたいなという風に思っています。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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