どうやって働くことに意義を見出すか


どうやって働くことに意義を見出すか

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、どうやって働くことに意義を見出すかです。

#87 どうやって働くことに意義を見出すか | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#87 どうやって働くことに意義を見出すか(2022年9月2日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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どのように働くに意義を見出せるようになったのか

今日は、「#私にとって働くとは」というテーマでお話します。
僕がVoicyを始めてから一番大きいテーマです。

僕にとって、働くというのは、僕の存在意義の大事な一部になってます。仕事を通して社会に貢献できていることに幸せや、意義を強く感じていますので、生きる目的の小さくない部分を、仕事が占めているといっていいと思います。

健康寿命が来るまでは、ずっと今のような仕事をしていたいと思います。シンプルに表現すると、今働けていることは幸せだし、仕事が好きなんですね。

働くことが最初から好きだったわけではなかった

ただ、思い返すと、最初から働くことが、今のように好きというわけではなかったんです。

20代のころミュージシャンを目指していた僕は、その夢を諦めた30歳からようやくサラリーマンとして働き始めたんですね。今から15年くらい前の話です。

当時はスマホなんて存在していなくて、ガラケーの全盛期だったわけです。僕がいた業界はガラケー向けのエンタメコンテンツを制作・提供する会社で、同じような会社を点々としていました。

ちょうど、3Gが使えるようになって、音楽とかゲームとか大容量のエンタメコンテンツをガラケーでも配信できるようになったので、市場が急成長していました。

市場に合わせて業績がぐんぐん伸びて、社員の数もどんどん増えていく時期を体験しました。それに合わせて自分のポジションや役割も上がって給料も増えていったんです。

10時過ぎまで仕事をして、その後、飲みにいって、夢を語り合う、終電逃してもタクシーで帰るみたいな生活だったんですね。業績が上がるし、役職も給料も上がるし、勢いがあるので、やりがいや楽しさを感じていたんです。

バブル期ほどではなかったにしても、近い状況ではあったと思います。

ただ、時代は変わって、ソーシャルゲーム全盛期がやってくるんですね。そこに会社としてはそこにシフトしなければならなかったんですけれど、乗り遅れて成長が止まってしまい、人員整理が始まったんです。

その頃はやはり社内の雰囲気もギスギスしていて、経営陣も揉めていたり、閉塞感とか、不信感がいっぱいになってしまったんです。

ゲームのほうが好きだった

当時、僕自身「仕事は好き」と思い込んでいたのだけど、今から思い返すと、勘違いだったと思います。

というのも、この頃は僕はけっこうなゲーマーだったんです。プレステ3、PSPとか、かなりの時間リソースをゲームにつぎ込んでいました。

モンハン2ndGなんて、ドはまりしていて、累計1000時間以上やってました。次にどのミッションをこなして、素材を集めて、装備をつくって、次のステージにいかにいくか、そういうことを計画して、そこに向かって着実にステップアップしていくのが快感を感じていました。

しかも仲間と同時プレイができたんです。そこで仲間に貢献できるのが、本当に嬉しくて、そのために日々訓練を積んで、自分のキャラを強くしておいたという記憶があります。

なので、業績がいいときは勢いがあって、仕事が好きと感じていたけれども、そうでなくなったらゲームのほうが明らかに好きという生活を送っていたんです。

結局、仕事が好きと思っていたのは、業績が良くてお祭り騒ぎをしていた中にいたというだけで、自分自身の中に何か仕事に対しての意義を感じていたわけではなかったと思います。

ブラック企業に入ってしまった

その後、色々とあってその会社を退職せざるを得なくなり、30代後半で転職したんです。ブラック企業に入社してしまい、精神的・肉体的に過酷な労働を味わうようになりました。

このままでは自分の身が危ないということで、年収が250万円以上さがって、生活費ギリギリ…でも死ぬよりはましと逃げるように転職したんです。逃げるように転職した先も、給料は下がったんですが、やはりブラック企業で、当時アラフォー、スキルもない、どうやって今後生きていこうかと考えたわけです。

プログラミングと出会って独立

そこで出会ったのがプログラミングです。これを使えば、無駄な長時間労働をしなくて済むようになる、スキルを磨けばアラフォーでも転職しやすくなるかも知れないという希望があって、独学で苦労をして学びました。

そして実践をして、明らかに無駄な作業時間を減らすことができ、本来人がやるべき仕事に時間を割けるようになる、もしくは早く帰って家族と豊かな時間を過ごせるという可能性を感じたんです。

それを実感すると、すべての企業は、プログラミング・ITを使って、従業員の働く時間の価値を上げていくべきだと思ったのがきっかけで、独立を決意しました。

とはいえ、独立当初は、生きていかなければいけないので必死だったんです。最初の2年くらいは大変な日々でした。知り合いから仕事を受けるけれど、皆さん平気で踏み倒しとか、約束反故とかするんです。

一方で、唯一良いお客さんがいて、そこのおかげで生き延びれたんです。

ただ、そのお客さんの仕事が終了という話になって、キャッシュが尽きそうになって、就職活動をしないといけないのかな…というタイミングもあったわけなんです。

コミュニティをスタート

ただ、一方でコツコツ続けていたブログから、徐々にブログを読んだ方から仕事が入るようになってきたんですね。ブログを毎日書いていると、僕のパーソナリティを知っているので良いお客さんが多いんです。

そして、出版社さんから書籍執筆のオファーがあり、デビュー作を出版できるようになりました。この頃からだいぶ運気が上がってきました。

さらに、コミュニティ「ノンプロ研」をスタートして、ありがたいことにメンバーも増え、安定収入につながって、今となってはお金については、さほど心配しなくてよくなってきていますね。

僕だけの高級なゲームステージ

今思うと、独立してからは、ゲームは一切しなくなったんです。

当初は必死だったというのがあるけど、徐々に良い仕事が入るようになってから、明らかにゲームよりビジネスのほうがよっぽど面白く感じるようになったんです。

学習して新たなスキルを身に着けつつ、提供できる商品を新たに作ったり、よりよい内容に変えたり、さらに学びの成果をブログとして発信して、コツコツ続けてアクセスが増やし、さらに仕事を得るサイクルを回していくわけです。

そうやって、必要な収益を確保しながら、自分が意義を感じる仕事の密度を増やしていく、そういう状態を目指す毎日です。それが本当にワクワクするし、面白いなと感じています。

自分のアイデンティティや幸福感を得ることが報酬の、僕だけの高級なゲームステージと表現してもいいかも知れません。

『働く』の中でそれぞれの心理的成功を見つけよう

独立をして自分が意義を感じる仕事の密度を増やしていく、ビジネスが僕だけの高級なゲームになっていったんです。

人の成長が大きな報酬となった

さらに、コミュニティをはじめたことで、別の報酬が生まれました。それは、人が成長して、『働く』を通して幸せになるという過程を見るというのも僕にとっての大きな報酬として追加されたんです。

最初は初心者で入ってきて、頑張って苦労して学習して、会社で抵抗を受けながら実践して、乗り越えて、1年2年経つと、立派にスキルを身に付けて、コミュニティの中で講師をするくらいになる。そういう成長プロセスを見られるのは本当に気持ちがいいんです。

また、今年から始めた越境学習支援プロジェクトでは、それがチームの冒険ドラマになったんです。会社から何人か一緒に越境学習で来るわけですが、誰かがへこたれていると、別のメンバーがそこに手を差し伸べたり、チームで壁を乗り越えていく姿が、本当に感動を呼ぶんです。

石山先生の越境学習入門では越境学習を冒険と例えているんですけれど、素晴らしいワーディングだと思います。

心理的成功を仕事の中で得よう

最近、プロティアンキャリアについてもチャンネルで話をしていますが、その提唱者である、ダグラス・ホールがプロティアンキャリアの目標を「心理的成功を得ること」としていることに、僕は強い同意があるんです。

ただ、まだ日本では、お金を得るための手段として働く、みたいな考え方がこびりついていて、自分の心理的成功を仕事の中で得るというのを諦めてしまっているきらいがあるんです。

それに関して言うと、平日は毎日8時間も仕事に投下していて、それでお金を得て、どこに幸せを感じるかというと、残りの週末とか帰宅後に得ると。

それはすごく残念だし、損な考え方だなと思います。

仕事自体に意義を感じて、幸せを感じられるというのをぜひ目指していただきたいなと思っています。

そのためには、日々学習するとか知らない世界に越境するとか、今までのやり方を変えるとか、そういうのが必要になることはあります。

そのためにはどうしても痛みを伴うし、そこに立ち向かうには勇気が必要というのは確かにわかります。

ただ、そこを乗り越えれば、皆さんの仕事がより幸せや意義を感じられるようになりますので、僕はそこを支援していきたいと思っています。

そこをあの手この手で後押しをして、その輪を徐々に日本全体に広げていきたいと思っています。

どこまでできるかはわかりませんが、これは間違いなく僕のライフワークであり、僕の存在意義の大事な一部と言えます。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「どうやって働くことに意義を見出すか」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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