こういう節約はおすすめできない!

こういう節約はおすすめできない!

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、こういう節約はおすすめできない!です。

#535 こういう節約はおすすめできない! | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#535 こういう節約はおすすめできない!(2023年11月24日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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おすすめしたくない節約とおすすめしたい節約

今日は、節約について話をしたいなと思っています。一昔前でいうと、よくワイドショーなんかで、節約をテーマにしたコーナーが結構あったなと思います。

最近、テレビあまり見ないので、どうかなというところはあります。

たとえば、お風呂の残り湯を洗濯で使おうとか、コンセントをこまめに抜こうとか、あとはちょっと遠いけど激安のスーパーのセールを狙おうとか、色々節約のテクニックがあったなと思うんです。

おすすめしたくない節約

ただ個人的には、今お話ししたような類いの節約の手法は、僕的にはおすすめしたくないなと思います。

その理由は明確なのですが、多少のお金は節約できるかもしれないんですが、その分あなたの時間を失っているということが多いんじゃないかなと思うんです。

お風呂の残り湯を洗濯に使う

たとえば、先ほど例にあげたお風呂の残り湯を洗濯に使おうというのをちょっとネットで調べてみました。

すると、大体一回の洗濯に使う水の量が、洗いとすすぎで100Lの場合、その内半分、洗いの部分の50Lを残り湯を使おうとした場合の算定です。

このネット記事が書かれた時点の東京の水道料金は下水道合わせて、1立方メートルあたり372円、1リットルあたりで計算すると0.37円です。

毎日洗濯をする場合は365日、年間で約6,800円(0.37円×50L×365日=6,752円)、こんなにも節約できますよというふうに書いてあったんです。いえいえ、ちょっと待ってくださいよと思うわけです。

この残り湯を洗濯機に移す作業がもし全自動でやれるのであれば、いいかなって思うんです。

たとえばホースを用意して、お風呂から洗濯機をつなぐといった作業が発生します。また、洗濯が終わった後にその残り湯を移すためのホースを外す作業もあります。

この2つを合わせて、1回あたり5分だとしましょう。

そうすると、年間で365日なので、1825分かかります。時間に換算すると30時間です。これをたとえば時給1000円で換算したとしても、30✕1000で3万円になるわけです。つまり、掛けた時間をお金に揃えると、節約できる金額よりも失う金額の方が多くなってしまうというわけです。

では節約する金額の方が上回るためには、そのホースをつなぐ、外す作業をどれぐらいで終わらせればいいかという話なんですが、両方合わせて1分ちょっとで終われば、節約できる金額は増えます。ただ、1分ちょっとでそれをするというのは、さすがに難しいかなって気はします。

スーパーの遠方の安いところに行く

あと、スーパーの話もそうです。30分遠いが、安いところに行くといった選択肢をするのであれば、これも時給1000円で換算すると往復でちょうど1000円になります。

買う内容やどれだけお得かにもよるのですが、近くのスーパーで買うよりもその遠くの安いスーパーに行った方が、1000円以上安く買い物ができるという計算が成り立たないと割に合わないわけです。

そもそも時給1000円で計算していますが、僕の感覚でいうと1時間を1000円に換算するというのは、ほぼ最低賃金みたいなものなので、安すぎるなと思います。

おすすめしたい節約

一方で、ぜひやった方がいいという節約もあると思います。

スマホプランの乗り換え

その筆頭に挙げられるのは、スマホのプランの乗り換えがあるかなと思います。

ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアが格安プランを出してから、しばらく時間が経っているのですが、まだ従来のプランからこれらの格安プランに変更してないのであれば、超積極的に検討した方がいいかなと思います。

ドコモでいうと「ahamo」、auは「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」、これらはオンラインの申し込みと、データ通信を中心としたプランにするのであれば、2000円程度で利用できます。

一方で、従来の携帯の平均のプランの料金でいうと6700円だそうなので、一気に4000~5000円とか安くなります。これも年間でいうと、5~6万といった金額になってきますのでこれは断然違います。

もちろん普段こういう使い方したいということに見合ったプランである必要があるのですが、この金額の差を見たら多少妥協しても積極的に検討してもいいんじゃないかなというところです。

学びへの投資は節約してほしくない

僕の立場でいうと、やはり節約してほしくないのは、学びへの投資はよく考えていただきたいなと思います。

もちろんスクールにがっつり入るとかでいうと、その投資額は結構な金額になるので、慎重に検討してもいいかなと思います。ただ、今はWebでの記事やYouTubeとか、無料のコンテンツがたくさんあるということから、無料にどうしてもこだわっちゃう方もいると思います。

こちらの節約の仕方に関しても、先ほどのお風呂の残り湯やスーパーの例と同じように、お金をけちっているがために、時間を失っているという可能性も十分にあるということを、ぜひ心に留めておいていただきたいなと思うんです。

どういったパターンがあるかというと、2つパターンがあります。

学習効率が上がる

1つは、その学習の効率がお金を払うことによって、グッと上がるといったケースがあるということです。

たとえば、プログラミングでいうと、全くの初心者から実務で使えるようになるためには、200~300時間といった学習時間が必要と言われています。

もちろん無料のYouTubeやWebコンテンツ、これで学習できないこともないのですが、全くの初心者の方がたくさんの学習内容の中から適切な順序で学習を進めていって、かつ、自分の力だけでモチベーションをきっちり維持して着実に力をつけていく。

これができるかどうか、そしてそれが最短距離を狙えるかどうかということなんです。

それでいうと、途中で大いなる遠回りをしてしまったり、あとはモチベーションが維持できずに学習がストップしてしまったりといったリスクも十分にあるわけなんです。

つまり、無料で学習することにこだわりすぎたがために、何時間も何十時間も余計にかかったり、場合によってはもう挫折して今まで学習した時間を全て無にしてしまうといったケースもあり得るわけです。

これも時給で計算したらいいと思うのですが、たとえば1000円で計算すると、5時間だったら5000円ですし、50時間経ったら5万円違うわけです。

かつ、多少のお金を投資して、より効率の良い学習ができるのであれば、それだけスキルの獲得が早く訪れるわけなので、その学習活動によるリターンを早期に得られるようになるということにも繋がります。

書籍や講座等にお金をかける

じゃあどこにお金を使うかという話ですが、まずは書籍です。

その著者が、こういうふうに学べばいいというところが、エッセンスがぎゅっと詰め込まれていて、最初の1章から最後の章まで、一貫して書かれています。その一連のストーリーを、数千円で手に入れることができるというのは、かなりお得なんじゃないかなと思います。

あとは他者の力を借りるということです。たとえば、講座を受けるとかコミュニティに所属するとか、そういったところにお金を投資するのも悪くないかなと思います。

もちろん分からないことを教えてもらえるということもあるんですが、他の人がいることによって、応援や刺激といったものを得ることができます。

モチベーションの維持や、やる気を出すといったところにも、効果がありますので、ぜひ選択肢に入れていただきたいなと思います。

基礎を身につける

あと、無料のコンテンツばかりにこだわっていると、基礎がしっかり身につかない可能性が高いといったことが言えます。

無料のYouTubeやWebサイトといったもので学習するというのは、ちょっとExcelのTIPSを知るといったものであれば、別に問題ないのですが、たとえばExcelでも身につけておくと良い基礎というところがあります。

たとえばデータには種類があって、それをデータ型って言うんだよとか、たとえば数式には関数というものが使えて、関数というのはそもそもこういうものなんだよとか、Excelで使うデータに関していうと、データベース形式で用意しておいた方が、Excelの様々な機能を便利に使えるようになる。

そういったものは基礎として含まれています。ただ、初心者の人たちというのは、何が基礎かというのをよくわからずに学習をしていくわけです。

そして、基礎というのは、パッと見何の役に立つかわかりづらい、なんかちょっとこ難しそうといった部分が基礎であることは結構な比率であります。

なので、何の制約もなくネットのつまみ食いでやっていると、そういったところを避けてしまいがち、気づかないで過ごしてしまうといったことが十分にあり得るわけですし、実際にビジネスの現場でいうと、そういったことはすごく起きています。

基礎ができてないと以降の学習の効率が落ちる

基礎ができてないと、本来のたとえば、Excelの機能を十分に発揮できなかったりとか、以降の学習の効率が落ちたりします。

イメージとしては、建築物の土台がグラグラしているようなものといったイメージで捉えていただければと思います。

そういった基礎を身につけるためには、他者からある程度これを読みなさいという道筋を用意してもらって、それをしっかりバーストしてもらうといった環境があった方が、基礎というのは身につきやすいんじゃないかなということです。

学びへの投資をけらない方がいいよ、なぜならお金を投資することで、基礎をしっかり身につけるといった機会を得やすくなるという話でした。

ぜひ覚えておいていただければ嬉しいです。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「こういう節約はおすすめできない!」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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