みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、1日10分!ITマスター塾 #18: タッチタイピングを練習しよう です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
文字入力の重要性
お仕事において、文字入力はとても重要ですよね。
いろんなお仕事で文字入力をします。
たとえば、メールやチャット、みなさんたくさん送りますよね。
それから文書作成。
どのお仕事でも文字入力は必須となります。
さらに、最近で言うと、生成AIですよね。
プロンプトを打ち込むのにも文字入力が必要になります。
最近で言うと、音声入力も便利になってきてはいるんですが、やはり文字入力をする機会も依然として多いんじゃないかなというふうに思います。
タイピング速度の差が仕事のパフォーマンスに影響
では、この文字入力のスキルを上げることでどれだけメリットがあるのか、ちょっと数字で表してみましょう。
日本語ワープロ検定試験という試験があります。
たとえば、4級を合格するにはどれだけタイピングが早ければいいのかという話なんですが、10分間に200文字以上、これが合格基準だそうです。
たとえば、これが上達をして、準1級を合格した場合、どの基準かというと、10分間に600文字だそうです。
となると、4級の人よりも準1級の人の方が3倍入力が早いということなんです。
仕事をしている時間全て文字入力をしているというわけではないんですが、かなりの時間文字入力をしているということを考えると、このスピードの差はかなりパフォーマンスにも影響すると言えるんじゃないかなと思います。
そして、この文字入力を早くするときに必須と言ってもいいスキルがタッチタイピングになります。
キーボードを見ることなく文字入力をすることこれをタッチタイピングと言います。
タッチタイピングができる人の割合
大学生の約50%弱はタッチタイピングができない
MENTERという会社が、ある調査をしたんです。
約500名の大学生に、「タッチタイピングができますか?」、こういった質問をしました。
その中で、「できる、もしくはまあまあできる」と回答した大学生の割合は53.9%でした。
残り約50%弱のみなさんに関して言うと、「タッチタイピングができない」という回答だったんです。
できるとできないでは大きな差でるタッチタイピング
ですから、約半数の方が、社会人になってからタッチタイピングをマスターするか、もしくはマスターせずにお仕事をし続けているか、どっちかという感じなんですかね。
実際、リスナーのあなたの周りを見渡してみていただければと思うんですが、タッチタイピングできる方、どれぐらいいらっしゃるでしょうか。
でも、これまでお伝えした通り、タッチタイピングができるのとできないのとでは大きな差がありますので、ぜひ、これを機に、ちょっと練習してマスターしていただければなと思います。
タッチタイピングをマスターするには
では、これからタッチタイピングをマスターしたいと言った場合に、何から始めたらいいでしょうか。
ホームポジションを覚える
まず、おすすめしたいのは、ホームポジションを覚えるというのをおすすめしたいと思います。
ホームポジションというのは、指を置く位置を決めたものです。
これをホームポジションと言います。
左手、右手、親指を抜いた4本ずつに関して、もう置く場所が決まっているんです。
なので、ここからなるべく動かさないというのがすごく大事です。
実際の位置で言うと、左手が差し指が F のキーになります。
右手は人差し指が J のキーになります。
この2つのキーに関しては、キーボードによっては突起がついているので、指の腹の感覚でそれと分かるようになっていると思います。
あとは順番に、左手で言うと、F、D、S、A、この順番に隣同士に指を置いとくわけです。
右手に関しては、Jから順番にJ、K、L、そして;(セミコロン)になります。
この位置がホームポジションになります。
この位置を徹底的にキープするというのが、タッチタイピングの上達の近道になります。
正しい担当でキーを打つ
これら8つのキーに関して言うと、それぞれホームポジションの指が担当するですが、他のキーどうやって打っていくかということです。
これも、担当の指が決まっているんです。
その指が担当しない別の指で打ってしまうのは良くないということです。
ホームポジションに戻り正しい運指で打つ
つまり、ホームポジションから担当する指、これぐらいの角度でこれぐらい伸ばせばこのキーに届くというのを感覚で覚えていくこと、これがタッチタイピングの正しい訓練方法になります。
毎回打つたびにホームポジションが違かったりとか、違う指で打ってしまったりとか、そうすると角度とか距離、これを覚えることができませんので、正しいホームポジションと正しい運指、これで打つというのがすごく大事です。
どうしても練習すると急いでタイピングしたくなるんですが、急がなくて全然大丈夫ですので、なるべくキーボード見ずにホームポジションに常に戻る、そして正しい運指で打つ、これを意識して練習していただければと思います。
タッチタイピング練習の便利なサービス
じゃあ、どうやって練習すればいいのかという話なんですが、便利なサービスがいくつかありますので紹介していきます。
ひよこでもできるタイピング練習講座
まず、初心者の方は「ひよこでもできるタイピング練習講座」というのがあります。
まず、開くとホームポジションとか各指の担当範囲とか図鑑で解説されているので、それをぜひまず見てください。
その後、練習用のコンテンツが用意されています。
実際、画面に合わせてキーを打っていけばオッケーというような、ちょっとしたゲーム感覚でできるようなものなので、ぜひこれを一通りやってみていただければと思います。
少し慣れてきたら、別のタイピングサービスまこれを使って練習して、そして少しずつタイピングのスピードを上げていくというのをおすすめしています。
e-typing
1つ紹介するのが、e-typingというサービスです。
これ、会員登録するとカルテを残せるんです。
自分の成長記録を確認することができます。
腕試しレベルチェックというのがありまして、これで点数が出ますので、それで毎日練習してみていただければと思います。
大体300点を目指せば十分かなと思いますので、そのあたりを目指してコツコツやってみてください。
寿司打
そしてもう1つ紹介するのが、寿司打というサービスです。
「寿司打」って書いて「すしだ」と読みます。
これは、回転寿司のお皿が流れてきて、で、流れてしまう前に画面上の文字をタイプするみたいな、ゲーム感覚で楽しめるタイピングになっています。
なんか中毒性があって、ゲーム感覚で楽しめるんです。
僕も昔だいぶお世話になったサービスになります。
タイピング練習方法のまとめ
練習方法をまとめますと、まず初心者の方はひよこでもできるタイピング練習講座。
これ、指の担当とホームポジションを確認しながら練習をまずやってみるという感じです。
そのあとe-typing、もしくは寿司打などのタイピングサービスを使って、一定のところまで練習してみてください。
大体1日10分ぐらい。
そして、1から2ヶ月ぐらい続けてみるとかなり変わってくるんじゃないかなと思います。
1点注意は、これらのタイピング。
焦って早く打ちたくなるんですが、ミスしない方が高得点が出たりしますので、正しいホームポジションと正しい運指、これを大切に落ち着いて練習してみていただくといいと思います。
まとめ
はい、ということで今日は1日10分ITマスタ塾タッチタイピングとその練習方法についてお伝えしました。
ぜひ、ご参考いただければと思います。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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