みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、職場の人間関係のイライラを減らす「期待」のコントロール です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
職場の人間関係
さて、今日は、ハッシュタグ企画「職場の人間関係」について話をしていきたいと思います。
リスナーのあなた、職場の人間関係、うまくいっていますでしょうか。
人間関係がストレスの原因
もちろんみんながみんな良い人間関係を保って仕事をしたい。
そういう風に思っているですが、一方で、なかなか難しいな、そして時にはその人間関係がストレスの原因になってしまっているということもあるんじゃないかなと思います。
今日は、まずその人間関係がストレスの原因になっている、そういったことを示す調査から紹介していきたいと思います。
DeNAトラベルがストレスと旅行に関する調査を行いました。
男女別のストレスの原因
女性は人間関係
「ストレスの原因として最も大きな割合を占めるものはなんですか?」
こういった質問に対して、女性の場合は、20代から70代まで全世代において人間関係が1位となっています。
20代では50.5%に対して、70代以上では65.2%ということで、年齢が高くなるほど人間関係でストレスを抱えやすいということがわかりました。
男性は仕事
一方で、男性においては、30代、40代、50代においては、仕事の割合が人間関係よりも大きくなったという結果です。
しかし、人間関係でストレスを感じている、そういった方は全年代で約4割に上っていて、やはり人間関係のストレスに与える影響は少なくないなと感じられますね。
誰に対してストレスを感じるか
次に、先ほどの質問で、人間関係が最もストレスを感じると回答した人に対して、誰に対してももストレスを感じますか。
こういった質問をしました。
女性は同僚
女性に関しては、20代から50代まで、最も多かったのは同僚でした。
特に20代から40代までは、約4割近くの方が、同僚が最もストレスを感じるまこのように答えています。
男性は上司
一方で、男性に関しては、年代にもよりますが、女性よりも上司がストレスの原因であると回答している比率が高いようです。
20代で37.5%、30代で30.8%、40代で45.3%の方々が、上司に最もストレスを感じるこのように回答をしていたんです。
誰にストレスを感じるのか、意外と性別で違うんだなという感想を持ったですが、リスナーのあなたの場合はいかがだったでしょうか。
自分はどうだったか
それで、これを機に、僕、タカハシの場合はこれまでどうだったかというのをちょっと思い出してみました。
派遣社員時代
たとえば20代であれば、僕は派遣社員としていくつかの職場を転々としていたんです。
この時、ミュージシャンを目指していましたので、仕事はお金のためとかなり割り切っていました。
上司にはあまり興味がなくて、関わりがなかったという印象です。
一方で、仲間とは結構楽しく仕事をしていまして、割と飲み会とかも行ってたんじゃないかなと思います。
気楽に楽しんで仕事をしていた、そんな印象がある時代です。
正社員時代
続いて30代になると派遣社員から正社員になるですが、その正社員で登用していただいた会社、その後転職して急成長して経営陣が分裂した会社、ブラック企業、そしてちょっとブラック企業と4社経験をしました。
当然、ブラック企業の時は、もうストレスMAXという感じだったんですが、それ以外の時はどうだったかと考えると、時期にもよるんですが、まあまあストレスを感じてたんじゃないかなというふうに思います。
少なくとも20代派遣社員の職場よりもストレスは感じていました。
では、誰に対してストレスを感じていたかというと、ほとんどのケースで上司や経営陣だったんです。
パワハラ上司はもっての他なんですが、いつも何かと不機嫌な調子だったりとか、会社に全然来ないで連絡も取れない社長とか。
あとは経営人同士でいがみ合っていて、全く話し合いをしようとしない。
なので、物事が何も良い方向に進まない。
そんな時期もイライラしてたなと思います。
独立後
さて、40歳直前で独立をしまして、1人で仕事を始めたんです。
今は人間関係に関してまさに感じていることは、1人で仕事できるって気楽でいいよなということなんです。
ただ、実は1人で仕事をしていると言っても、誰ともかかっていないというわけではないんです。
一緒にお仕事をさせていただいているビジネスパートナーもいらっしゃいますし、コミュニティのノンプロ研のみなさんとも一緒に物事をすることが多いと。
そういったみなさんとの関わりはあるんですが、でも、人間関係で今ストレスを感じているということは全くないんです。
ストレスを感じるときとそうでないときの違いは
さて、このように時期ごとに過去を振り返ってみると、人間関係でストレスを感じている時とそうでない時、その違いが見えてきます。
人とのつながりをコントロールできるか
まず1つは、嫌な人とは付き合わなくていい、つまりつながりを自分自身でコントロールできるかどうかというところはあります。
今の僕で言うと、まさにそういう状態なんです。
嫌だなという仕事は受けなくていいですし、ちょっと仕事をして合わないなって思った人とは次から仕事はしない。
そういった選択肢も取ろうと思えば取れるわけです。
ただ、多くの場合はみなさん組織に所属しているので、こういったことは簡単にできるものではありませんね。
期待度の強さ
そこで、もう1つの違いに注目していきたいんですが、何かというと、期待度が強いかどうかというのがあります。
たとえば僕で言うと、派遣の時ミュージシャンを目指していたわけなので、職場とか上司にはほとんど何も期待していなかったんです。
だから正直どうでもいいと、そういうスタンスだったわけです。
しかし、正社員になるとそこは変わるわけです。
自分はそこで長く働くことが前提ですし、成果も実績もきちんと上げていきたい、そういう風に考えている。
しかし、自分より給料をもらっているはずの上司に対して、せめてこうあるべき、そういった期待を持ってしまうということなんです。
しかし、上下関係があるか、なんでもかんでもストレートに伝えることもできませんし、勇気を持って伝えたとしてもなかなか答えてくれない、そういったこともあるわけです。
このような自分が持っている期待度の高さと現実のズレ、これをなかなか埋めることができないなということに苛立ちを感じる。
そこにストレスを感じるというのはあるなと思うんです。
期待値のズレを調整するには
期待値のコントロール
では、この期待値のズレをどう調整していくかということが大切になります。
これを期待値のコントロールなどと言いますが、理想なのは、お互いがお互いに何をどこまで期待しているのか、これを開示して、そしてお互いが納得する期待値に調整すること。
このすり合わせの作業をします。
しかし、これには率直にコミュニケーションできる関係性が必要となってきまして、特に部下の立場から上司に対して自分がこう期待しているってことを伝えて調整を促すというのは、決して簡単なことではないんです。
社長だったりした時に、率直に期待していることを伝える。
その場合、成功率もそんなに高くないんじゃないかなって予想されますし、そこまで自分が頑張るメリットはなんなのか。
そういったことも考えてしまいますよね。
つながりの重要性を薄める
そこで、もう1つの作戦があります。
それは何かというと、職場やその方とのつながり、それらの重要性を薄めるということをします。
正社員の場合はもちろんフルタイムの方が多いですし、時間的、収入的に占める割合がとても多いわけです。
そして、感覚的に人生のかなり多くの部分を仕事が占めている。
そのように見えてしまうわけです。
そうすると、職場や職場でつながりの強い人たちに対して、どうしても大きな期待を寄せてしまう、そういった傾向が出てしまうわけです。
なので、その重要性を薄める。
自分の人生のいくつかあるうちの1つなんだ、そういうポジションとして考えるということです。
職場以外の活動を始める
具体的には、副業とかボランティアとか趣味とか、できれば熱心に取り組めるサードプレイスでの活動を始めるということです。
時間的に使える時間は限られているかもしれませんが、熱心であればあるほど、精神的に占める割合、これに関しては濃くなり、職場への期待を相対的に薄める、そういった効果を期待できます。
もしくは、転職なども普通に視野に入れるという点もあります。
この職場の人間関係がずっと続くものではない、そういった前提で考えると、その重要度を薄める、そういった効果も期待できるんじゃないかなと思います。
旅行の頻度が高い人ほどストレスを感じづらい
ちなみに、先ほど紹介したDeNAトラベルのストレスと旅行に関する調査なんですが、国内外問わず、旅行の頻度が高い人ほどストレスを感じづらいこのような結果が出ているそうです。
あちこち頻繁に旅行に行くというのも、もしかしたら職場やそのつながりへの期待度を薄める。
そういった効果があるのかもしれませんね。
まとめ
ということで、今日はハッシュタグ「企画職場の人間関係」について話をさせていただきました。
みなさんのストレスを減らすヒントになれば嬉しく思います。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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