みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、待ちに待ったApple製品へのAI搭載「Apple Intelligence」とその凄みとはです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
さて、今日もハッシュタグ企画について話をしたいなと思っています。
トークテーマは「専門性の高め方」になります。
新しい分野の専門性、一気に身に付けたい時に僕がどうしているかみたいな話をしていきたいなと思っています。
結構タフな感じですが、やりきると達成感半端ないですし、自分にとって大きな財産になると思いますので、ぜひトライしてみていただければと思います。
では、行ってみましょう。
よろしくお願いいたします。
専門性の高め方
今回は、トークテーマ「専門性の高め方」ということです。
ある分野の専門性を一気に手に入れたい時、どうすればいいのかという話です。
もし、その新しい分野に関してある一定の方が既にあるのであれば、それに従うのがいいのかなと思います。
たとえば、非IT職のみなさんがプログラミングを身につけようというのであれば、学習コミュニティノンプロ研の講座を受けていただくのを僕はおすすめしますね。
あとは、国家資格の必要な専門職とか、まさにこのタイプに当てはまると思います。
しかし、そういったすでにある方、それが見つけられない時、そういった時にはどうしたらいいのかということについて今日は中心に話をしていきたいなと思います。
専門性を身につける4つのステップ
ステップとしては4つのステップでお伝えしていきます。
課題設定をする
専門性を身につけたい理由を言語化する
まず1つ目が課題設定です。
専門性を身に付けたいということなんですが、それには理由がありますよね。
なぜ専門性を身につけたいのか。
言い換えるのであれば、その専門性を身につけることによって、どういった課題を解決したいのか。
ということです。
この課題設定をするというのが1つ目のステップです。
おそらく、仕事で必要になったから、その専門性を新たに身につける必要が出てきた。
そういったことが多いんじゃないかなと思います。
では、なぜその仕事で必要になったのか。
どういったことを成し遂げたいのか、そういったことを言語化しておくわけです。
課題は現状とゴールの差分
課題というのは、つまり、現状とあるべき姿、ゴールの差分になります。
つまり、課題を明確にすると、現状とゴールも明確になります。
今、自分がいる場所がこういった状況で、ゴール、あるべき姿はあそこにある。
そして、その道筋を埋めるための手段が、今から身につけようとしている専門性ということになりますよね。
よく陥ってしまいがちなパターンが、なんとなく専門性を高められればキャリアが安定みたいな、そんな感じで焦り始めてしまうことです。
なんとなく流行っていそうだからAIについて詳しくなりたい、だからそこに飛びついてしまう、そういったことも少なくないのかなと思います。
しかし、それだと、その専門性を使って何を成し遂げたいのか、そのゴールイメージが湧きません。
だから、結局方向がふわふわ定まりませんし、自信を持って歩みを進めるみたいなこともしづらかったりするわけです。
したがって、最初の大事なステップとして、どんな課題を解決したいからその専門性を身につけたいのか、それをはっきりさせることということです。
大量のインプットをする
課題解決に繋がる情報やアイデアをインプットする
では、次のステップなんですが、大量のインプットをするということです。
1つ目のステップで明確にした課題、これの解決に繋がりそうな情報、ヒント、アイデア、これをガンガンインプットしていくというのが次のステップです。
その専門に関連する書籍を何冊も読む。
たくさんのYouTube動画とかUdemyの講座を見てみるといった活動です。
そして、その中から課題解決に繋がりそうなヒント、メモ、アイデアをどんどんメモして残していくわけです。
ここで重要なのは、課題解決に結びつくかどうかなので、全部四角四面に網羅的に本を読んだり、動画を見たりする必要はありません。
目次を見たり、要約を読んだり、生々AIに要約してもらったり、そういった力を借りて、関係ありそうなパートだけをうまく見極めていきます。
全く関係なさそうだなというところに関しては、もう全く飛ばしてオッケーです。
場合によっては、本一冊結局丸々いらなかった、そういったことになることもあります。
僕の場合はNotionというツールを使っていますが、そういった大量に集めたメモ、これに必要であれば自分の感想とか気づきもコメントとして付与しておきます。
アウトプットにより記憶に定着させる
また、特に刺さった書籍とか動画があるのであれば、それに関して一旦アウトプットしておくのもいいと思います。
ブログを書いたりとか、読書会で発表したりとか、僕なんかで言うと、このVoicyで話をしたりとか、そういったことをします。
ここで重要なのは、課題解決に関係ありそうなメモ・素材を大量に集めておくということです。
それと同時に、自分の脳みそにもそれを記憶の断片として刻むというのが大事です。
そんなために、自分のコメントを追加したりとか、一旦アウトプットをすることによって記憶に定着させやすくするということをします。
これは、次のステップをうまくいかせるためにとても重要なポイントになります。
ストーリーとしてまとめる
現状とゴールをつなぐ道筋がストーリー
さて、その3つ目のステップなんですが、ストーリーとしてまとめるというものです。
このステップでは、前のステップで大量にインプットしたメモ・素材をストーリーに沿って並べていくということです。
このストーリーは何かというと、課題設定の時に現状とゴール、これが明確になっていますよね。
その2つをつなぐ道筋、それがストーリーになります。
このステップは、とても脳みそを酷使するタフなステップになります。
デスクに向かってうんと悩む時もありますが、脳みそが仕事モードになっていない時、たとえば移動時とか、運動している時とか、リラックスをしている時、そういった時にも脳みそに働いてもらうんです。
というのも、脳でひらめきが起きる時というのは、むしろそのような仕事モードになっていない時と言われています。
欧陽修の「三上」
中国の欧陽修という方は、それを「三上」という言葉で表しています。
馬上は馬の上、つまり移動中、枕上は枕の上、ベッドの中ということですよね。
そして厠上というのは厠、つまりトイレ、リラックスしている時ということです。
そういった仕事モードにない色々なシチュエーションにいる時に、脳みその中では水面下で自分が大事にしていることとか、なんとかしたいこと、それを解決しようということで試行錯誤をしてくれているんです。
その時に、脳の中に散りばめられている素材をその解決の種として使うわけです。
ですから、脳の中に素材をインプットしておく、記憶に定着させておくということは、ここでとても聞いてくるわけです。
このように、ひらめきの力も借りながら、現状からゴールにたどり着けるように、集めた素材をストーリーとしてまとめていくというのがこのステップになります。
このステップで、足りないパーツがあるということはよくあることなので、その場合はその部分について前のステップに戻ってインプットをするという作業をします。
整えてアウトプットする
そして、ここまでくれば最後のステップです。
整えてアウトプットするというステップになります。
最終的なアウトプットの形が、何らかの講座であればスライド作りをしますし、書籍という形であれば、執筆活動を進めていくということになりますね。
一気に専門性を身につけることができるステップ
以上、1から4のステップです。
- 課題を設定する
- 大量にインプットする
- ストーリーとしてまとめる
- 整えてアウトプットする
おそらく期間としては何か月みたいなタフな活動になることもあるかなと思うんですが、一気に専門性を身につけることができます。
また、成し遂げることで見えてくる世界が一気に変わるみたいなこともあると思います。
ぜひ、この達成感、味わってみていただければと思います。
ノンプロ研技術ライティング講座
さて、それに関連して1つお知らせがあります。
ノンプロ研では、こういった専門性を一気につける1つの手段として、技術同人誌の制作プロジェクトがあります。
みなさんが身に着けた、もしくはこれから身につけようとしている専門性、1つの書籍としてまとめる。
これを、コミュニティーの方で支援をさせていただくというプロジェクトです。
それに必要なスキルを身につけていただく技術ライティング講座がノンプロ研で用意されています。
今年11月、そして来年1月、技術同人誌の即売会が開催される予定ですので、ぜひそこに向けてチャレンジしてみていただければと思います。
技術ライティング講座については、こちらから、詳細を確認していただくことができます。
ぜひ、ご覧いただければと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「一気に専門性を身につけるための4つのステップ」をお届けしました。
もし、リスナーのあなたがこんな専門性身につけたい。というところがあれば、ぜひ参考にしていただければと思います。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。