みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
今回は書籍『グッド・ライフ』を紹介したいと思います。
「良い人生とは何か?」というド直球の問いについて、ハーバード大学の84年の研究からその答えを導き出したという、なんとも壮大な一冊。紹介していきます。
ということで、「幸せな生活に必要なものとは?書籍『グッド・ライフ』から得られる超優良な気づきと成果」、行ってみましょう!
なぜ『グッド・ライフ』を手に取ったのか
『グッド・ライフ』は2023/6/20発売。少し時間が経っていますし、爆発的に売れた本なのですでに読んでいる方も多いと思います。
思い出すのは、昨年7月のこと。
僕は拙著『デジタルリスキリング入門』を上梓した直後で、全国の書店さまにPOPを渡してまわってっました。
するとどの書店に行っても、ものすごい大量に積み上げられている本がありました。場合によってはピラミッドのように積まれていました。
それが、『グッド・ライフ』。
「よい人生とは何か?」の問いに答える書籍。ものすごい気になってはいたのですが、自身の書籍の活動で忙しく、そのままになってしまっていました。
コミュニティ「ノンプロ研」で『グッド・ライフ』読書会を開催
それが、今年に入ってしばらくしてから、コミュニティ「ノンプロ研」のメンバー、きのぴぃさんが『グッド・ライフ』読書会を開いてくれるということに。
これはよしということで参加しました。
ということで、5月から8月まで3ヶ月間、メンバーの仲間とじっくり対話をしながら読み進めてきました。
そして、結論。めちゃくちゃ有益でした。
結論、僕にとってもこれまでの書籍の中で『人を動かす』『嫌われる勇気』と並んでベスト3に入るほど、人生に良い影響を与えたといってもよい良書中の良書でした。
『グッド・ライフ』とその構成
幸福な人生を送るために必要なものは何か?
その問いに対する答え、よくお金とか名声とか思いがちですが、ハーバード大学の84年の研究が解き明かした答えは「よい人間関係」でした。
全体の構成をみていきましょう。
1,2章~幸せな人生の条件と縦断研究
- 第1章 幸せな人生の条件とは?
- 第2章 なぜ人間関係が重要なのか
1章では早速本書の問いの答えが登場します。
健康で幸せな生活を送るには、よい人間関係が必要だ。以上。
今回の人の生き方に関する縦断研究がどういったものかもここで触れられています。
3~6章~良い人間関係のためのツール群
- 第3章 紆余曲折の人生を俯瞰して見てみよう
- 第4章 ソーシャル・フィットネス―よい人間関係を維持するために
- 第5章 人生への最高の投資―「注意」と「気配り」のすすめ
- 第6章 問題から目を背けずに立ち向かう―人間関係の課題を乗り越えるための5ステップ
3~6章は、どうすれば良い人間関係を持ち、維持することができるかを学ぶ実践的なパート。
また、以下のツール群を用いることで、自らの人間関係についての気づきを得、改善に役立てることができます。
- ライフラインチャート
- ソーシャルユニバース
- WISERモデル
7~10章~個別のケースごとのグッド・ライフ
続く7章からは、パートナー、家族(親戚も含め)、職場、友人と個別のケースに当てはめて人間関係を考えるパートです。
- 第7章 パートナーとのグッド・ライフ―隣に寄り添う人とのつながり
- 第8章 家族のグッド・ライフ―ライフステージによってつながり方は変化する
- 第9章 職場でのグッド・ライフ―つながりに投資しよう
- 第10章 友情とグッド・ライフ―友とのつながりが人生を左右する
結論~幸せになるのに、遅すぎることはない
そして、幸せになることに遅すぎることはない、本作のまとめの章です。
- 結論 幸せになるのに、遅すぎることはない
『グッド・ライフ』は僕にどう影響を与えたのか
僕の場合、ありがたいことにひとり社長なので、職場や仕事の人間関係で困っていることはありません。
また、「ノンプロ研」という居心地の良いサードプレイスがあり、弱い紐帯の恩恵に大いに預かっています。
ですから、人間関係はある程度うまくやれていると思っていました。
それでも、ソーシャルユニバースをはじめ各種ツールの活用、読書会での対話を通して、自分の人間関係でもいくつかの見落としがあったということに気づきます。
気づき、行動を起こそうとするだけでも幸福度が上がる
その気づきをスタートとして、6月頃から、それぞれの改善のアクションを起こし始めました。
すると、その時点で変化が起きました。
なんと、気づいて、行動しようと思った時点で、それだけで自分の幸福度が増したというのを感じました。
そして、実際に行動をすると、うまくいくときとそうでないときがありますが、いずれにしても行動を起こすと幸福を感じる。
面白いものです。
幸福のスパイラルに入る
人は気づかいを感知する能力があります。ですから「この人は気づかってくれている」と感じることで、安心感や幸福感を得られる。
僕はその効果を日々、目の当たりにしています。
また、ハーバード大学とカリフォルニア州立大学によるソーシャル・ネットワークの研究では、「幸せは伝染する」ということが明らかになっています。
また、ひとりの幸せは3度の隔たり(友達の友達の友達)まで伝染し影響を与えるといいます。
この2ヶ月で良い幸福のスパイラルに入ったのを感じてます。幸せ以外の何者でもありません。
ということで、『グッド・ライフ』は読んで、気づいて、実行にうつすことで効果てきめんであるということを身をもって体験しています。
すべてのみなさんにオススメです。読書会など、みんなで読むのもとても良いと思います。ぜひ、みなさんも『グッド・ライフ』体験してみてください。
まとめ
以上、「幸せな生活に必要なものとは?書籍『グッド・ライフ』から得られる超優良な気づきと成果」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!