
みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
timelesz(元Sexy Zone)が追加メンバーを決めるオーディション企画「timelesz project」…超面白かったです。
加えて、コミュニティ運営者としての、そこからの学びがありましたので、お伝えします。
ということで、今回は「『timelesz project』のオーディションから学ぶ!「最強のコンテンツ」とは」です。
では、行ってみましょう!
「timelesz project」とは? 異例尽くしのオーディション
日本の男性アイドルグループ「timelesz」(元Sexy Zone、以前改名されました)が、新しいメンバーを募集するオーディション企画「timelesz project」、通称「タイプロ」。皆さん、ご存知でしょうか?
僕は、もともとアイドルにも、オーディション番組にも、特に興味は無かったので、このプロジェクトのことも全くのノーマークだったんですが…ドハマリしてしまいました。
その魅力を支える特徴が2つあると思ってます。
まず、選考するのがtimeleszのメンバー自身。これまでのオーディション番組って、凄腕プロデューサーみたいな方が選ぶのが一般的でしたよね。
でも今回は、自分たちの「仲間」を選ぶという視点。「上手い」とか「カッコいい」とか、そういう従来の基準に加えて、「仲間になりたいか」「一緒にステージに上がったらどうなるだろうか」という視点が入ります。…ヒリヒリしますよね。
そして、選考期間がめちゃくちゃ長い!なんと、10ヶ月間、六次審査まであるんです。
一次の書類選考から始まって、二次では対面での面接、歌とダンスの審査。ここまでは一般的なのですが、三次からは数日間、場合によっては一ヶ月ほどかけて、チームに分かれて課題曲に取り組みます。
このトレーニング期間が、また過酷で…。ダンスや歌が初めての候補生もいる中で、厳しいレッスンに必死に食らいついていく。でも、この期間があるからこそ、候補生同士、そしてtimeleszのメンバーとの間に、強い絆が生まれていきます。
なぜアラフィフのおじさんが「タイプロ」にハマったのか?
そんな「タイプロ」を僕がなぜ観始めたかというと、以前放送した「パラキャリボイス #14」で、ライターのさくらもえさんがこのオーディションについて熱く語っていたのがきっかけなんです。
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その際は、二次審査や三次審査を中心に話をしていました。
たとえば、二次でいうと「会社の面接にも通じる学びがある」と。候補生の中には、面接で「timeleszを知らない」とか「ファンに失礼な言葉を言ってしまう」とかという人もいる。会社の面接でもそういうことあるよね…という話で、なるほどなと思いました。
三次審査で見えた、候補生たちの「覚醒」
三次審査以降ではチームに分かれての取り組みになるので、グループの中で、どういう役回りをするのか、どうコミュニケーションをとるのかも、重要になってきます。これも、たしかに職場でも重要ですよね~。
でも、パラキャリボイスで聴いていた「面接での学び」みたいな視点で観ていたタイプロなのですが、三次審査の最終パフォーマンスで「あれ?」と、これまでとは違う気づきが芽生えます。
9人ずつ4チームに分かれて、課題曲を披露するのですが、こう思いました。
「あれ? みんな、見違えるくらいすごく良くなってる…?!」
もちろん、素人目に見ても、まだまだな部分はあるのですが、でも、数日間の練習で、明らかに成長しているのが分かる。
四次、五次と進むにつれて、経験のある候補生はもちろん、初心者だった候補生も、信じられないくらい成長していくんです。
求められる課題もどんどん難しくなって、「これは無理なんじゃないか…」と葛藤する場面もたくさんあります。
でも、みんなで励まし合って、支え合って、ついに殻を破る瞬間が来る。そして、timeleszのメンバーやトレーナーの皆さん、そして我々視聴者の期待を、どんどん超えていく…その姿が、本当に感動的で揺さぶられました。
「人の成長」が最強のコンテンツ
候補生の一人、原嘉孝くんが、涙をポロリと流しながら語っていた言葉が、すごく印象的でした。
頑張っている姿はかっこいい。
本当に、その通りだなと。
で、僕はこういう「人の成長」がもたらす感動を、別の場所でも知っているんです。それが、僕が運営に関わっている学びのコミュニティ「ノンプロ研」です。
ノンプロ研には、IT職ではない、いわゆる「ノンプログラマー」の皆さんがたくさん参加しています。「今の仕事をもっと良くしたい」「新しいスキルを身につけたい」という思いを持って、プログラミングやデジタルスキルなどを学びます。
学ぶことって、楽しいことばかりじゃないですよね。プログラミングなんて、エラーが出て当たり前。最初はうまくいかないことだらけです。
でも、ノンプロ研では、講座やペアプログラミングなど、仲間と助け合いながら学ぶ仕組みがたくさんあります。そうやって、少しずつできることが増えていく。
そして、今度は自分が教える側に回って、コミュニティに貢献していく。半年、一年も経つと、見違えるように成長している人がたくさんいるんです。
以前、ノンプロ研のメンバーと話していた時に、「学びのコミュニティの最大のコンテンツは、人の成長だよね」という話になりました。まさに、「タイプロ」はそのことを、強く再認識させてくれました。
「人の成長」にもっと光を
最近のノンプロ研は、おかげさまでメンバーも増えて、活動も多様化してきました。それぞれのペースで、それぞれの興味関心に合わせてコミュニティと関わってくれている。
それはとても素晴らしいことなのですが、一方で、「人の成長」という、コミュニティの一番の魅力に、あまりフォーカスできていなかったかもしれないな、と反省しました。
もっとメンバー一人ひとりの成長に光を当てて、それを可視化していく。そんな取り組みを、これからもっと積極的にやっていきたいと思っています。
そのひとつとして、今準備をしている「ノンプロ研学会(仮)」でも、「人の成長」をしっかりみなさんに見ていただきたいなと考えています。
いやー、それにしても「タイプロ」、本当に素晴らしいプロジェクトでした。ぜひ、みなさんもご覧になってみてください。三周目…観ようかな…?
まとめ
以上、「『timelesz project』のオーディションから学ぶ!「最強のコンテンツ」とは」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!