新規投稿も自動で追加更新されるWordPress記事一覧スプレッドシートの作り方

プラグインWP CSV Exporter

みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

WordPressなんですけど、公開した記事の一覧が欲しいときってありませんか?

例えば、こちらの記事。

GoogleAnalyticsアドオンを活用して自動で低品質コンテンツをあぶり出す
ブログの低品質コンテンツを常に自動であぶり出すシステムを作る手始めとして、GoogleAnalyticsアドオンで各記事の検索流入数と滞在時間を自動で出力する方法についてお伝えしていきます。

GoogleAnalyticsアドオンでブログの各ページの検索流入数と滞在時間を出力する方法をお伝えしたんですけど、検索結果やプレビューなど、いわゆる投稿記事以外のページについても出力されてしまうんですよね。

そこで、別のシートに記事一覧が必要になってくるわけです。

しかも記事を更新したら自動で新しい記事も追加される一覧が…欲しいですよね!

今回はそんな悩みを解決します。

まず簡単にWordPressの記事一覧をcsv形式で出力するプラグイン「WP CSV Exporter」で過去分の記事一覧を作成し、またその記事一覧に新規で更新した記事をもれなく追加していく方法について紹介したいと思います。

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WordPressの記事一覧をCSVで取得する

最初に過去分の記事一覧を取得します。これはとっても簡単で、プラグイン「WP CSV Exporter」を使います。

インストールするだけで、ボタン一つで記事一覧をCSV形式でエクスポートすることができるようになります。

プラグインWP CSV Exporterをインストール

公式プラグインなので、WordPress管理画面から簡単にインストールできます。

「プラグイン」>「新規追加」で右上のキーワード入力欄に「WP CSV Exporter」などと入れて検索。

WP CSV Exporterのインストール

お目当てのWP CSV Exporterが出てきますので「今すぐインストール」を押下します。次の画面で「有効化」をすればOKです。

CSVエクスポートの設定をして出力する

有効化が完了しますと、WordPress管理画面のメニュー「ツール」内に「CSVエクスポート」という項目が追加されます。

まず上部のタブで「投稿」か「固定ページ」かを選択できます。今回は「投稿」なのでそのままです。

出力したい項目はまず記事タイトル、そしてGoogleアナリティクスのデータと紐づけたいのでスラッグも必須ですね。記事本文は不要なので、チェックを外します。公開日時は一応入れておきます。

WP CSV Exporterの設定

続いてカスタムフィールドは今回は使いませんので、すべて解除します。

また、エクセルで少し加工をしたいときは文字コードをShift-JISにすると便利ですね。

全ての設定を確認したら一番下にある「エクスポート投稿CSV」ボタンを押下します。

WP CSV Exporterの設定2

これでCSVが出力されます。

エクセルで確認します。

WP CSV Exporterで出力したCSV

確かに目的のCSVが取得できているようですね。

WP CSV ExporterでのCSVエクスポートは、タグや投稿者を項目に追加したり、公開日や変更日の期間をフィルタして出力するなど非常に多機能ですので、様々なシーンで活用できそうですね。

本プラグインについての詳細は作者のナカシマさんのページをご覧くださいね。

WordPressの記事をCSVでダウンロードできるWP CSV Exporterプラグインを作ってみた | 着ぐるみ追い剥ぎペンギン
現在(2023/6/1)では、このプラグインが「CSV Import and Exporter」として別のプラグインとして新しく公開されました。 ここからダウンロードできます。   このプラグインは、先月の11月23

自動更新がされる記事一覧をスプレッドシートで作成

続いて、このCSVを元にスプレッドシートに新規記事も自動で更新される記事一覧を作成していきます。

先ほどエクスポートしたCSVに少し加工をしまして、以下記事で作成したスプレッドシートに追加をします。

Google Apps ScriptでWordPressの更新情報をチャットワークに送る
今回はGoogle Apps ScriptとIFTTTを活用してWordPressの記事公開のお知らせを自動でチャットワークに送るシステム を作りましたので、その方法についてお伝えします。

というのも、WordPressで新しい記事が投稿されたらIFTTTを経由してこのスプレッドシートに記事情報が追加されるように作ってあるんですよ。

ですから、一度過去分さえリストをスプレッドシートに追加すれば、あとは勝手に最新に更新されていきます。…ステキでしょ!?

スプレッドシートはこちらですから

記事一覧のスプレッドシート

CSVのほうに

  • スラッグをスラッシュで囲う
  • フルパスのURLを作成
  • カテゴリを英語表記から日本語表記に変換(これがちょっと面倒ですね…)

といった加工を施して、スプレッドシートとフォーマットを統一します。

これで新規の記事も自動更新がされる記事一覧がスプレッドシート上に完成したことになります。

まとめ

WordPress記事一覧をCSVでエクスポートできるプラグインWP CSV Exporterについて、またスプレッドシート上に新規投稿記事も自動で更新される記事一覧を作成する方法についてお伝えしてきました。

少しダンドリはいりますが、一旦作るとすっごい便利だと思いますので、ぜひご活用下さいね。

次回はこの記事一覧に自動で検索流入数や滞在時間を引っ張ってくる方法についてお伝えしたいと思います。

スプレッドシートで別ファイルのデータをVLOOKUPで取得する方法
GoogleスプレッドシートではIMPORTRANGE関数を使って別の異なるスプレッドシートからVLOOKUPでデータを引っ張ってくることができますので、その方法についてお伝えしていきます

どうぞお楽しみに!

連載目次:SEO的に低品質なコンテンツなコンテンツを自動であぶり出す

  1. GoogleAnalyticsアドオンを活用して自動で低品質コンテンツをあぶり出す
  2. 新規投稿も自動で追加更新されるWordPress記事一覧スプレッドシートの作り方
  3. スプレッドシートで別ファイルのデータをVLOOKUPで取得する方法
  4. Google Apps Scriptで数列を記入する方法とR1C1形式について
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