問い合わせメールを逃さない！Contact Form 7の送信履歴を確認するWordPressプラグイン

メールフォームから問い合わせがあったらしいのに、なぜかメールが届いていない！
なんとか送信内容をつきとめてフォローできないものか！
　
大変便利なメールフォームですが、ごく稀に、送られたはずのメールが受信トレイに届かない事故が起こります。

原因はサーバーやメールソフトの受信設定であったり、何かのタイミングであったりと様々です。
送って下さった先方にはちゃんと「自動返信メールが届いている」にもかかわらず、こちらには届いていない、ということだってあり得ます。

信頼関係ができていて、「すいませんがもう一度再送してください」と言える相手なら良いのですが、新規のお問い合わせだったりすると「届いてません」の一言が言いづらいものです。

万が一のトラブル対策の為に、送信履歴をメールの他に別口で管理できたら安心ですね。

そのような機能がデフォルトでついているメールプラグインの代表に「Trust Form」があります。こちらは送信された内容をWordPressの管理画面から表形式で確認できます。

大変便利なこの機能を、「Trust Form」と同じくらいよく使用する「Contact Form 7」でも使用できないかと調べたところ、プラグインを追加することで対応できるとわかりましたのでご紹介します。

Contact Form 7からの送信履歴を管理画面に残せる「Contact Form DB」

「Contact Form 7」に加え、「Contact Form DB」をインストールすると、管理画面に「Contact Form 7」の送信履歴画面が追加されます。

メールフォーム送信データ一覧表

送信時間に加え、メールフォームで作成した項目を全て表形式にして表示してくれるので、万が一メールが行方不明になっても安心です。
横一列で表示されるので、フォームの項目が多い場合には、横スクロールが出現します。

複数のメールフォームを確認できます

「Contact Form 7」の機能に順じ、複数のメールフォームを確認できます。フォームの切り替えは、画面左上の「フォームを選択」とあるドロップダウンメニューから。メールフォーム設定時のタイトルがここに表示されます。

ちなみに、送信履歴が無いメールフォームは、このドロップダウンメニューに表示されません。一度送信されると項目として出現し、選べるようになります。

「Contact Form DB」インストール方法

インストールは簡単です。細かくオプションを設定できますが、通常使用する分には、特に設定はありません。デフォルトのままで大丈夫です。

インストール後、有効化すると、左柱に「Contact Form DB」という項目が出現します。

矢印で示してある「Contact Form DB」をクリックすると、先程の送信履歴画面が表示されます。

便利な機能

メール内容を確認するだけでなくデータとして活用したい場合は、フォームごとに様々なデータ形式で書き出すことができます。

エクセルファイルとして出力する

「Excel .xlsx 」を選んで「出力」ボタンを押すと、

「メールフォームのタイトル名.xlsx」というエクセルファイルが作成されます。

※出力形式に「Googleスプレットシート」があり、色々試したのですが上手く動きませんでした。

データの削除

記録した情報を削除する機能もしっかりあります。

古いデータが不要になった場合は、右のチェックボックスにチェックを入れ、上の「削除」ボタンで個別に削除できます。

フォーム自体を削除しデータも不要になった場合は、右上の「このフォームの全ての記録を削除する」という項目があるので、削除したいデータかどうかしっかり確認してクリックして下さい。

「Contact Form DB」まとめ

送信履歴をしっかり残してくれる「Contact Form DB」。あらかじめ導入しておけば、メールトラブルの際、命綱になります。データ保存の出力設定も豊富で、メールフォームの履歴を何かの形で利用したい方にもおすすめです!