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みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
糸島市100人カイギVol.03が開催されました!
今回も、あたたかなつながりを感じられる、素敵なイベントとなりました。
レポートをお送りします!
ということで、今回は「糸島市100人カイギVol.03: 過去のコミュニティのバトンも引き受けていこう」です。
では、行ってみましょう!
糸島市100人カイギVol.3開催!クロスジャンルでつながりを生む
先日、糸島市100人カイギVol.3が開催されました。
このイベントは、糸島市で活躍するさまざまな分野の人々が一堂に会し、交流を深め、ゆるいコミュニティをつくることを目的としたものです。
今回も、実に多様なバックグラウンドを持つ5名のゲストが登壇し、それぞれの活動や思いについて語ってくれました。
ご多分にもれず、ゲストのみなさんのオファーには苦労し…開催直前3日前になってようやく5名全員が揃うという、綱渡りのような状況…。
ゲストの皆さん、本当にありがとうございました!
登壇者のみなさんの想い
今回登壇されたみなさんの想い、振り返っていきましょう。
フルタクさん(コミュニティ農家)
まず最初に登壇してくれたのは、糸島で米農家を営むフルタクさんです。
彼は糸島生まれ、糸島育ちの、まさに「糸島っ子」で、米農家の3代目。
幼い頃は農業や田んぼ作業が嫌いだったそうですが、大学時代に地域貢献に熱心な農家さんたちとの出会いを通じて、「父親を超えるおもろい農家になる!」という目標を掲げます。
今では「コミュニティ農家」と名乗って、地域とのつながりを大切にしながら農業に取り組んでいます。
米粉を使った唐揚げの販売や料理教室、田植え体験など、さまざまな活動を通じて、地域の人々に笑顔を届けているフルタクさん。
たしかに、ほかほかご飯に納豆かけて食べたり、ふっくらおむすび頬張ったり…しかも、それがみんなと一緒なら笑顔になります。
コミュニティとは、つながりであり、かつ何かが生まれる可能性のあるつながり。そういった場づくりを、していきたいとのこと。
糸島市100人カイギも頑張るので、一緒に糸島を盛り上げて、新しい何かをどんどん生み出していきましょう。ワクワクしますね。
上野賢太郎さん(糸島三都110キロウォーク実行委員会 実行委員長)
続いてのゲストは、糸島三都110キロウォーク実行委員会 実行委員長の上野賢太郎さんです。
もともと長距離走が大嫌いだったという上野さんですが、ある時、何かに目覚めたかのようにマラソンを始め、2012年には110キロウォークに初挑戦。
そして、運営にも携わるようになり、2019年には実行委員長に就任しました。
糸島半島55キロのコースをぐるっと2周、合計110キロを歩くこのイベント。
なぜ110キロかというと、糸島の「ito」にかけているという点がひとつ、もうひとつは、他の各地で開催されているのが100キロウォークが多いから、もうちょい過酷にしようということだそう。ストイックですよね。
おかげで、完歩率は40〜50%台、完歩には20時間以上かかるという、かなりハードな挑戦…ゴールでは、涙を流す参加者の姿が続出だそう。それでも、700〜800人もの参加者が集まるというから驚きです。
最大の挫折ポイントは、2周目のスタート地点が挫折ポイントだそうです。1周目をなんとか歩き疲れ、すっかり夜も更けたところで、もう一周…たしかに汗。
上野さんの座右の銘は「限界は自分が思う少し先にある」。糸島のあったかいボランティアの皆さんの声援が、参加者が少し先に進めるよう背中を押してくれるとのこと。
次回、糸島三都110キロウォークは4/19~4/20開催。ボランティアも募集中とのことなので、興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。
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浦木勇瑠さん(九州大学共創学部アントレプレナーシップ副学部4年生)
3人目のゲストは、九州大学共創学部4年生の浦木勇瑠さんです。
教育を専門とする浦木さんは、中学校時代を八丈島で過ごした経験から、離島の子どもたちが抱える課題に取り組んでいます。
離島の教育が抱える課題は、そもそも高校や大学がないこと、それらへのアクセスが不便でありコストがかかること、大学生との交流が少ないことなど、将来像のイメージのしづらさにあると語ります。
なるほど、子どものときから情報格差があるんですね。今、卒業研究では、八丈島の中高生にロールモデルを見せる活動に取り組んでいるそう。
一方で、糸島でいうと「仕事をしている人たちの顔が見える」、それが若者たちが地域に対して誇りを持つことにつながっていると語ってくれました。
八丈島の大人たちが、良いロールモデルになるためにはどうすればいいのか?そもそも20~30代などの若い大人がすくないのかも?など考えてしまいました。
ところで、プロフィールに気になる一文。
「交際経験がない男性」の友人がたくさんいます。「できれば交際したいが面倒」という問題の解決に興味ある方いませんか?
これについては、縁結びを得意とする馬場さんがちょうどいらっしゃり、懇親会でもたいへんに盛り上がりました。
キラキラした目で先人たちの話に耳を傾けていた姿が印象的でした。
坂本李帆さん(Marcial dancer)
4人目のゲストは、Marcial dancerの坂本李帆さん。
Marcial dancerって、みなさんご存知ですか?
「武踊家」ともいうそうですが、「武術」と「舞踊」を融合させた独特な武踊芸術のこと。坂本さんの流派(といっていいのかな?)は聖剣流武踊です。
僕も初めて出会うジャンルの方でしたので、こういう場でこのような出会いがあるのは、ありがたいですね。
ビシっと袴姿で登場した坂本さん。正座でお辞儀のあと「幕末からタイムスリップしてきました、冗談です」とユーモアを交えて挨拶してくれました。
アクション女優に憧れていた坂本さんは、ネットで石橋聖剣先生を見つけて、「これだ!」と思い師事されたそうです。
活動のようすはYouTubeやInstagramで積極的に発信されており、海外のフォロワーさんも多いそう。
そして、トークの後、なんと刀と扇子を使ったパフォーマンスを披露してくれました!
しなやかで、ときに力強い舞い。トーク中はふんわりとした雰囲気で、少し恥ずかしそうに話していたのに、パフォーマンスが始まった途端、目つきがキリッと変わったのが印象的でした。
今回の会場であるコミュニティスペース「みんなの」でも護身術教室も開催しているそうなので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
馬場純子さん(マリッジコンサルタント)
そして、最後のご登壇は、マリッジコンサルタントの馬場純子さんです。
何を隠そう、3日前にご登壇OKをくださったのが馬場さんでした。本当にありがたいことです…。
馬場さんは、「糸島をもっともっと素敵な場所にしたい」という熱い思いを持ち、さまざまな地域の活動に取り組まれています。
座右の銘は「一期一会」。ということで、今回は「いとしま結婚応援団」の活動を中心にお話いただきました。
具体的には、いとしま出会いサポートセンターの運営で、婚活や出会いイベントの企画・運営を通して、未婚の独身男女の出会いをサポートをされています。
僕もFacebookで馬場さんとつながっているのですが、「結婚成立しました!」という幸せな投稿をちょくちょくされていて、素敵だなと思います。
きっかけは、仕事を辞められた2010年、糸島市が合併した年に、「何かしたい」という思い。お知り合いの合コンを企画したのをきっかけに、それがどんどん広がっていき、14年もの間、一人でも多くの人に出会いのきっかけをということで活動されてきました。
ときには、婚活ビアトレインや、100対100の街コンなど大きなイベントも。盛り上がりがすごそうです。
最後に「皆さんのお友達を私が紹介します、繋ぐことが好きなのでお役に立てます」という力強いお言葉。
本当に頼もしい…!ぜひ…よろしくお願いいたします!
過去のコミュニティのバトンを受け継いで
さて、3回目の開催を終えて感じたのは、やはり毎回、登壇者集めが大変だということです。宣伝なども、どうしても後手後手になってしまいますね。
そんな反省もありつつも、今回もすてきなつながりの場に参加できました。
印象的だったのが、懇親会のこと。
上野さんや馬場さんが、Twitterができた頃から糸島で集まってコミュニティ活動をされていて、それがまあ楽しかったという話をされており、糸島の地域コミュニティの歴史を味わえたこと。
このような、過去のコミュニティのバトンを、僕たちも引き受けて、次の世代へとつないでいきたい。そんな思いを新たにした、糸島市100人カイギVol.3でした。
次回も新しい何かが待っているはず。Vol.4の開催は2/17月19時から、場所は同じく「みんなの」です。
みなさん、ぜひお越しくださいね!
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まとめ
以上、「糸島市100人カイギVol.03: 過去のコミュニティのバトンも引き受けていこう」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!