みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
2024年の「今年の漢字」は「金」でしたね。
毎年、1年の振り返りとともに、個人でも「今年の漢字」を決めています。お付き合いいただければと思います。
ということで、今回は「2024年の「今年の漢字」と振り返り」です。
では、行ってみましょう!
2024年の「今年の漢字」は
日本漢字能力検定協会が発表する今年の世相を漢字1字で表す「今年の漢字」は「金」だったそうです。
オリンピック・パラリンピックの日本人選手などの活躍の一方、政治の裏金問題もあり…ということで、22万通あまりから最も多い票を集めたそうです。
タカハシの2024年「今年の漢字」は
僕も毎年、「今年の漢字」を決めています。
昨年2023年は、「発」という漢字にしていました。出発、発信、内発といった意味合いで、ポジティブな意味もありますが、反省する部分も多かった一年でもありました。この話は後述もします。
さて、今年2024年なのですが、今年の漢字は「繋」にしようと思います。
「つなぐ」「つながる」…よく使いますが、ちょっと難しい漢字です。みなさん書けますか?「きずな」と読むこともできるそうです。
前提: 2023年までの活動について
2024年の振り返りに入る前に、2023年までの活動について、前提としてお伝しておきたいと思います。
2015年に独立した僕は「日本の『働く』の価値を上げる」ために用いていた手段は「ブログ」でした。
ノンプログラマー向け情報の発信をするとともに、クライアントの集客、書籍執筆のきっかけ、ノンプロ研に入るみなさんの入口として、ブログはとても活躍してくれました。
しかし、情報を欲しがっているビジネスパーソンにはたくさん届けられるものの、まったく届いていない層も分厚い…そして、そこにアプローチできないと「日本の『働く』の価値を上げる」には近づかないと気づいたのが2021年のこと。
ノンプログラマー協会を立ち上げ、啓蒙促進活動、具体的には広報活動に力を入れ始めます。その流れで、2022年にVoicyもスタートしました。
さらに、2023年「デジタルリスキリング入門」上梓のチャンスを得ました。世の中の「リスキリングブーム」に乗ることで、一気に広めていけるのではないか…全国出版イベントツアーを断行するなど、全力で活動をしました。
これで、「『働く』の価値を上げる」の新たな手触りが得られるかと思いきや…結果はみなさんも感じている通り、リスキリングやDXは笛吹けど踊らず。
夢中でエネルギーを注いでそれが成果につながらなかったことに気づいたとき、かわりにやってきたのは疲弊感。プラス、広報活動や全国ツアーでコスト面でも頑張っていたので、収益性の立て直しも必要。
2024年1月はこの状態からのスタートでした。
振り返り:2024年の主な出来事と「繋ぐ」「繋がる」活動
1月:無理せずにスタートしよう
昨年までの反省を踏まえ、無理をせず、身の丈で、じっくり観察しながらスタートしようという心持ちではじまった2024年でした。
が、マイナビ出版さんから、書籍「ChatGPTで身につけるExcel VBA」の企画の提案が…。生成AIによりノンプログラマーのプログラミング学習はどうなるのか?自分だったらどう組み立てるか。向き合わざるを得ないので、「これくらいであれば」と承諾。執筆スタートします。
また、この頃、SNSでふと福岡のDX推進コミュニティ「One Kyushu DX」のことが目に留まり、これは覗いてみなくてはと参加しました。すると、すぐにDMが来て、「ノンプロ研のことを知ってます、お話しましょう」とお声がけくださったのが、オートシステムの熊本さんでした。
3月:九州での新しいつながり
熊本さんとのご縁により、「One Kyushu DX」で登壇することになり、それをきっかけでどんどんDXを軸に九州での繋がりが広がっていきます。
また、それとは別に3月16日には、2023年にCRファクトリーさんの「コミュニティマネジメント塾」を受講していたことをきっかけに東京で開催されたイベント「コミュニティフォーラム」にも参加。というのも、きのぴぃをはじめ、塾の同期のみなさんが実行委員をされていたのです。
これを契機に、「コミュニティ同士を繋ぐことの可能性はすごいのでは…?」と気づきがあり、それが、学習コミュニティフォーラムのアイデアにつながっていきます。
4月: 広島・香川でのリスキリング+コミュニティづくり
このころ、香川県・広島県からお声がけがあり、リスキリング+コミュニティづくりの企画が進みました。
広島県の担当者さんは僕の書籍を手にとって学んでいたそうで、もしかしたらそのつながりが提案につながったのかもしれません。その結果、10月からのリスキリング推進コミュニティ交流イベントが実現。
香川県の担当者さんは、なんと昨年の全国ツアーの高松イベントに来場されていた方でした。そこからご縁がつながり、9月からのデジタルリスキリング実践講座を実施することに。
時間を経て、こうした形でまた新たなつながりが生まれるとは予想していませんでした。
5月:あと一回りで還暦の誓い
5月に誕生日を迎え、48歳になりました。あと12年、ひとまわりで60歳、還暦です。
この12年で何をしたいのか…考えたことをSNSに投稿したところ、大きな反響をいただきました。
その誓いには、直接赴くこと、直接想いを伝えること、そういったことの大事さも含まれていました。
ちなみに、5月は技書博10と技術書典16で、2回上京もしていますね。
6月:糸島市100人カイギ始動
久しぶりに、数少ない糸島のIT仲間、太田さんと中西さんからランチのお誘いがありました。
One Kyushu DXの話などもしたのですが、「糸島でDX推進するのは?」という話題に。しかし、糸島の経営者との接点が僕たちにはほとんどなかったのです。
その夜、きのぴぃとのVoicy「コミュニティ企画部」でちょうどその話になったところで「100人カイギ」の存在を思い出させてもらいました。
「これだ!」と思いました。
翌日、糸島の顔が見える本屋さんで店番だったので、太田さんに来てもらい「糸島市100人カイギ」の立ち上げを提案。そのときちょうど「ガラガラ」とお店にお客さんとしてやってきたのは、熊本さん。すごい…タイミング。
中西さんと、わおんさんこと栗原さんをお誘いして、5人で企画をスタートしました。
7月:学習コミュニティフォーラム実行委員会スタート
それと同時に、兼ねてからのアイデア、学習コミュニティフォーラム実行委員会もスタート。集まってくださったみなさんに感謝。
One Kyushu DX関連のイベントで「九州DX未来会議」にも参加。DXのつながりが佐賀にまで広がりました。
8月:書籍出版と弾丸ツアー
8月には「ChatGPTで身につけるExcel VBA」を出版。
飛行機での移動はお金がかかるので、車での弾丸ツアーを断行。高松、東京、名古屋、大阪、広島、福岡を駆け巡りました。
超いそがしかったですが、たくさんの本屋さんを周り、各地のたくさんの仲間に直接会うことができました。
9月:毎週高松に通い
9月以降からは、前半仕込んでいた案件が怒涛のように押し寄せます。
まずは、高松でのデジタルリスキリング実践講座。毎週水曜日に4時間半かけて電車で向かい、講座をして、みんなで食事して、翌日糸島へ帰るというルーチンが6週間続きました。
高松が恋しい…。
月末には、京都での全日本病院学会にも参加。ノンプロ越境学習をアピールしてきました。
10月:広島での社内コミュニティづくり
同時に広島でのリスキリング推進コミュニティ交流イベントもスタート。10月、12月に1回ずつ講師を担当。このきっかけで、広島にも社内コミュニティができればうれしいです。
月末には、ノンプロ研の自然体験合宿で、息子との男二人旅。
11月:怒涛のイベントラッシュ
11/3は技術書典17、11/16は学習コミュニティフォーラム、11/27は糸島市100人カイギVol.1とイベント目白押しの1ヶ月。コミュニティ、人…一気につながっていきます。
12月:イベントラッシュが終わったらもうクリスマス
ノンプロ研のBT大会シーズンがスタート。オフラインは12/1東京と12/14福岡に参加。オンラインは3日間。
糸島市100人カイギVol.2もあっという間にやってきて…ようやくイベントラッシュが落ち着いたと思ったら、もうクリスマスでした。
課題と展望:つながりをどうつくり、育てるか
ご覧いただいたとおり、自分で仕掛けたもの、お声がけいただいたもの、両方ふくめて「繋ぐ」「繋がる」に溢れた一年でした。
単発の出会いだけでは生きた結びつきは生まれません。「三顧の礼」のように、何度も赴き、想いを語ることで、ようやく生きた繋がりが生まれます。
それでいうと、100人カイギはとてもよい仕組みですよね。
一方で、学習コミュニティフォーラムや高松・広島の取り組みは次のアクションが求められます。距離の隔たりとリソースの制約がある中、どのようにしていくか。ここは今後の課題ですね。
こうして、できたつながりが、今後のように花開くのか。ワクワクしながら、来年を迎えたいと思います。
まとめ
以上、「2024年の「今年の漢字」と振り返り」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!