みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
去る5/29にGoogleによるGmailの次世代版として位置づけされるInboxが一般公開され、誰もが無料で利用できるようになりました。
iPhoneアプリの機能としてはそのUI、使い勝手に定評のあるMailboxをパクッ…いえ、強く意識したものになっておりまして、メールを”完了”(=アーカイブ)、”スヌーズ”(=後で読む)など、Mailboxと同様のメールさばきを体験できるようです。
Googleのサービスということで、他のGoogleサービスとの連携やステキな機能が搭載されているに違いありません。
ただ、以下記事にある通りMailboxはもう私のiPhone史上ベストといっても過言ではないほどの神アプリ。
まさかここでInboxにその場を譲ってしまうのでしょうか…?
そこで今回はMailbox押しの視点で、この二つのiPhoneアプリMailboxとInboxを徹底比較してみました。
後日注記:Mailboxは2016年2月にサービス終了します
残念ながらMailboxは2016/02/26にサービス終了するとの発表がありました。
Saying goodbye.
良いアプリだったのに残念です。しかし以下お伝えしている通り、Inboxもそれに負けるとも劣らないアプリですので、代替アプリとしてInboxをオススメします。
メールの処理の仕方
Mailboxでの処理の仕方ですが、こちらの図の通り。
メールを右にスワイプするとそのメールは「アーカイブ」され、左にスワイプすると「後で読む」になります。
一方でInboxでは
右にスワイプで「完了」に移動され、左にスワイプで「スヌーズ」します。
呼び名は違いますが、色は一緒。なかなかの意識具合ですね。
MailboxもInboxも受信トレイを空にするということを重視する使い勝手となっています。
受信トレイの表示
機能は一緒ですが表示方法には少し違いがあります。
Mailboxの受信トレイは
かなりシンプルですね。未読のメールには水色の丸印がついています。
一方でInboxはというと
Mailboxに比べるとにぎやかです。メールの送り主がビジュアルアイコンで表示されます。
未読のメールは太字ですが、既読になると細字になります。
Inboxのほうがパッと見でわかりやすいビジュアルになっていますね…Mailbox頑張れ!
添付ファイル
添付ファイルについては悔しいことにInboxがとても便利なんですよ…!
Mailboxでは受信トレイから添付ファイルを直接開くことはできませんので、メールをタップして
メール本文を表示させるとその添付ファイルをタップすることができます。
一方でInboxでは
受信トレイでそのまま添付ファイルがタップできるようになっています。
悔しいですが、この点に関してはInboxに軍配が上がります。
アイコンバッジの表示
実はアイコンバッジについては小さくて大きな違いがあります。
以下図を見てもらえればと思いますが、このようにアイコンバッジで表示される数字がMailboxとInboxで異なるときがあるのです。
それぞれのアプリをの受信トレイを見てみますと
受信トレイにあるメールは未読のメールが2件、既読のメールが3件、合計5件で同じもののようです。
もうおわかりと思いますがアイコンバッジの表示の違いはメールを読んだかどうかにあります。
Mailboxは受信トレイにあるメールの数を表示しますが、Inboxでは受信トレイにあるうちの未読のメールの数を表示しているということです。
Mailboxは受信トレイを空っぽにしない限り、メールを見ようが見まいがアイコンバッジが付きっぱなしです。
一方でInboxは読みさえすればアイコンバッジは消えます。
これはGmailをタスク管理として使っている私としては大きな違いです。
各トレイの切り替え
受信トレイ、アーカイブ(完了)、後で読む(スヌーズ)のそれぞれのトレイの切り替えについてはMailboxのほうが優秀です。
このようにどのトレイにいても上部のアイコンで1タップで切り替えることができます。
Inboxは
サイドメニューを開いての切り替えになりますので、ひと手間かかりますね。
WindowsPCで使えるかどうか
Inboxはスマホアプリだけではありません。PCブラウザ版もあります。
ということはGmailの代わりに使えてしまうのでは…?と一抹の期待が広がりますね。
ブラウザ版の画面はこちらです。
かなりシンプルな作りになっています。
しかし、アドレス別での署名の設定ができなかったり、引用ボタンがなかったりですので、シンプルすぎてちょっと現時点では私の実用には向いていない印象です。
以降のアップデートに期待ですね。
ちなみにMailboxのほうにはMac版があるようです。Macユーザーうらやましい…。
Windows版も期待していていいのかな?
まとめ
さて、Mailboxひいきで比較をしてきましたが、いかがだったでしょうか。
メールをタスク管理の一環として扱うという視点ではMailboxのほうが徹底しているといえます。
一方で、添付ファイルを中心にメールアプリとしての使い勝手でいうとInboxに軍配があがります。
Inboxには旅行の日程管理やリマインダなどのいくつかの特徴的な機能がありますので、これらの機能が気になる方はぜひ使ってみてください。
おっとすっかり忘れていましたが、それぞれのアプリはこちらからダウンロードどうぞ。
カテゴリ: 仕事効率化
現在の価格: 無料
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コメント
[…] るGmailの次世代版として位置づけされるInboxが一般公開され、誰もが無料で利用できるようになりました。 http://www.gizmodo.jp/2015/05/inbox_4.html iPhoneアプリの機能としてはそのU…[続きを読む] […]
署名の設定ができないと書いてありますが、
スライドメニューから設定→署名と進むことで署名を設定できます。
コメントありがとうございます。
確かにおっしゃる通りでした…ご指摘ありがとうございます。
記事のほう修正をさせて頂きました。
今後ともよろしくお願いいたします。
来年2月で終了とのこと。
本当に残念です…。
Mailbox派の方もメールをタスク管理的に使いたい場合はInboxを使うことになりますね。