MFクラウドファイナンスでとっても簡単に資金調達ができたその一部始終の話

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みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

いよいよ始まりましたね、「MFクラウドファイナンス」

クラウド会計サービスの導入メリットは、経理業務の効率化だけと思っているならば大間違いです。

なんと、今の時代、クラウド会計を使っているだけで簡単に資金調達の申し込みができるようになったのですよ!

そもそも弊社のような超零細のヒヨッコ企業や個人事業主にとっては、資金調達の選択肢はとても少ない上に、書類準備がとても大変ですし、審査自体にもたくさんの時間がかかります。

しかし、MFクラウド会計とMFクラウド請求書を使ってさえいれば、MFクラウドファイナンスという選択肢が増えます。

MFクラウド上の会計データを金融機関が閲覧できるようになるので、従来の書類審査に比べて大幅に効率化される。MFクラウドシリーズのユーザーは金融機関からの資金調達を従来よりも短期間で手間なく行える。

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というわけです。

2017/1/10からスタートしたとのこと、さっそく弊社プランノーツにてMFクラウドファイナンスによる資金調達にトライしてみました!

ばっちりその一部始終をお伝えしますね!

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GMOイプシロントランザクションレンディングの申し込み条件

MFクラウドファイナンスで申し込みが可能なファイナンス商品は、執筆時点ではGMOイプシロン株式会社の「GMOイプシロン トランザクションレンディング」となります。

申し込みをするためには条件として

が必要です。

弊社の場合は、もともと両方使っていましたので、全く問題なし。良かった。

もし、まだ上記二つを利用されていないのであれば、ぜひこれを機に試してみて下さいね。

フリーランス・副業の経理作業はMFクラウド確定申告を使うのが良いです
個人事業主にとって避けては通れない経理と確定申告…それを断然楽にするクラウド会計ソフト「MFクラウド確定申告」について、その素晴らしさとちょっとしたテクニックについて紹介したいと思います。

では、早速進めてみましょう。

MFクラウドファイナンスで審査依頼をするまで

まず、MFクラウドファイナンスから「GMOイプシロン トランザクションレンディング」の審査依頼をするまでを紹介します。

文章にするとまあまあ長いですが、そこまでは5分~10分あれば十分だと思いますよ。

※なお、ログインして事務所データを入力するまでは、昨年11月の時点に完了しているもので、一部フローや画面構成が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。

MFクラウドファイナンスにログインする

まずMFクラウドファイナンスのページを開いてログインします。

MFクラウドファイナンスへログイン

または、MFクラウド会計のログイン後画面、左側のメニューの「その他業務」→「資金調達」でもOKです。

MFクラウド会計からMFクラウドファイナンスへ

MFクラウド会計の「その他業務」は他にもMFクラウド請求書や、MFクラウド給与にもアクセスできますので、けっこう便利ですよね。

さて、遷移先ではメールアドレスとパスワードを入力してログインをします。

MFクラウドファイナンスへログイン

最初のログイン時には「利用規約と個人情報の取り扱い」についての同意を求められるので、読んでから「以下に同意して利用を開始する」をクリックして下さい。

MFクラウドファイナンスとは

これでログインが完了となります。

MFクラウドファイナンスでデータを連携する

次に審査に必要となるデータを揃えるために、データ連携をする必要があります。

既にMFクラウド会計とMFクラウド請求書の利用によるデータ蓄積がなされていますので

  • 銀行口座データ
  • 売上データ

この二つのデータ連携は完了していて、データ連携率は67%というステータスになっています。
(※以下画像は2016年11月のものですので、2017年2月現在とは表示が異なると思います。)

MFクラウドファイナンスのホーム画面

あとは、事業所データのみですね。

「事業所データ」をクリックすると、右側が事業所データの編集画面となりますので、各種情報を入れていきます。

項目はたくさんありますが、会社や代表者などの基本情報です。一番下まで入力が終わったら、画面下部の「更新する」ボタンで更新します。

MFクラウドファイナンスで事業所データを入力

すると「事業所データ」も完了となり、データ連携率が100%になりました。

MFクラウドファイナンスでデータ連携率を100%に

これで金融機関に審査依頼をするためのデータ準備が完了となります。

一般の資金調達では、ここまでで金融機関の担当者との面談や、書類の準備が必要になるかと思うのですが、MFクラウドファイナンスならば数分でここまでたどり着けます。

GMOイプシロントランザクションレンディングの審査依頼をする

では、いよいよGMOイプシロン トランザクションレンディングの審査依頼をしていきましょう。

左側のメニューで「資金を調達する」を選択します。ファイナンス希望額を入力して、「GMOイプシロン トランザクションレンディング」の「金融機関へ審査を依頼する」をクリックです。

MFクラウドファイナンスでGMOイプシロントランザクションレンディングに審査依頼

ひとまず最低金額として「300,000円」にて申し込みを進めます。

その場合の想定支払金額は「306,156円~311,922円」だそうです。利子は約6,000円から12,000円くらいですね。ちょっとお金が足りない時にはありがたいかもです。

すると、GMOイプシロン トランザクションレンディングの詳細が表示されます。

GMOイプシロントランザクションレンディングの商品情報

  • 借入期間:6カ月
  • 金利:7.0%~13.5%
  • 返済方法:元利均等返済
  • 資金用途:事業資金
  • 約定返済日:毎月27日
  • その他:新規口座必要なし、手数料なし

画面の下のほうにスクロールしますと振込先情報を入力する欄がありますので入力します。

また、「同意および確認事項」がありますので全て確認してチェックの上、再度「金融機関へ審査を依頼する」をクリックします。

MFクラウドファイナンスで振込先情報を入力して審査依頼

これにて審査の依頼が完了しました。

GMOイプシロントランザクションレンディングの審査依頼が完了

なお、弊社の申し込み日は2017年2月5日でした。

MFクラウド会計のデータは2015年6月からですから、1年と7カ月分蓄積されています。

これで審査のデータとしては十分なのでしょうか。そもそも信用してもらえるのでしょうか。

楽しみですね。

融資申し込みから振込まで

審査の依頼から約1週間とちょっと過ぎた2月14日に進展がありました。バレンタインデーです。

メールにて連絡がありまして

審査の結果、融資のお申込みが可能となりました。
下記方法にて、融資条件を確認の上、お申込みいただきますようお願いいたします。

お!?審査通ったということですかッ!さすがバレンタイン!

次の手順のご指示がありましたので、その通り進めていきます。

GMOイプシロン管理画面で融資申し込み

ここからはGMOイプシロンの管理画面での操作になります。ここから先はMFクラウドファイナンスはもうあんまり使いません。

メール内で記載のあったURLから「融資額シミュレーションページ」にアクセスし、同じくメール内に記載のあった「契約コード」と「パスワード」を入力してログインします。

GMOイプシロン管理画面へログイン

融資額シミュレーションの画面に遷移します。

お借入限度額ですが、なんと申し込みした金額よりちょっぴり多い金額で申し込みをさせてもらえるようです。

シミュレーションをするために、「お借入希望額」を入力して「シミュレーション」してみます。

GMOイプシロン管理画面で融資シミュレーション

すると、入力した希望額でのシミュレーションをしてくれます。

返済予定日と返済額などを確認して、この計画で問題なければ「申し込み手続きへ」進みます。

GMOイプシロン管理画面で融資シミュレーション結果

次に各種情報入力画面に移ります。

契約情報は既に入力されていますので、融資担当者情報、お借入れ情報、実質的支配者情報などを入力していきます。

GMOイプシロン管理画面で融資サービス申し込みのための情報を入力

最後まで入力して、「融資サービス利用約款と個人情報保護方針に同意します」にチェック。「確認画面へ」と遷移します。

確認画面にて「お申込み」とすると、申し込み完了となります。

融資サービス必要書類の準備

…が、どうやらこの後の手順で

  1. 先方からの電話確認
  2. 審査状況の確認
  3. 必要書類の準備

が必要になるとのこと。「融資サービス必要書類」を確認してみましょう。

GMOイプシロン管理画面で融資サービス申し込み完了

法人で必要となる書類は

  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)※発行日より3カ月以内の原本を1部
  • 印鑑証明書 ※発行日より3カ月以内の原本を1部
  • 融資担当者の身分証明書の写し ※運転免許証など
  • 預金口座振替依頼書(原本) ※PDFでダウンロードして記入

となります。

GMOイプシロン融資サービス必要書類

なんだ、書類あるんじゃん…とちょっとゲンナリしましたが、仕方がありません。

印鑑証明と登記簿謄本をオンラインで入手する方法を色々と模索しましたが、2時間ほど調べた時点で、わけがわからず断念。2時間かかるなら、行ったほうが早い。悲しい。

ちなみに返済用の口座振替については「楽天銀行」はダメだそうです。三菱東京があったので良かったです。

三菱東京UFJ銀行と楽天銀行の法人口座開設の手順と審査について
晴れて法人設立したら、法人用の銀行口座を速やかに開設する必要があります。弊社では三菱東京UFJ銀行と楽天銀行を開設したのですが、それぞれ私が踏んだ手順や審査などについてお伝えしたいと思います。

もし楽天銀行しか口座がないなら作っておく必要があります。

電話確認から融資振込まで

申し込み完了から30分ほどでGMOイプシロンから電話がありまして、確認がありました。仕事早いですね。

翌日2/15、法務局で出向き、印鑑証明書と登記簿謄本をゲット。書類一式を揃えて投函。

さらに二日後の2/17に、書類到着と書留郵送についてのメール連絡がありました。

【送付先】
・ご登録住所
・融資担当者住所(法人契約の場合のみ)

弊社にて受領の確認ができましたら審査手続きを進めさせていただきます。

とのこと。その翌日2/18に予定通り書留を受け取りました。

その二日後の2/20に審査完了のメール連絡がありました。

弊社「審査状況の確認」画面より、契約前書面が確認いただけます。
・管理画面上より「契約前書面」「契約時書面」の2種類の契約書にご同意ください。
・「契約時書面」にご同意いただいた後、2営業日後にお振込させていただきます。

※契約書面は、契約締結後は表示されません。PDFによる保存、印刷などのご対応をお願いいたします。

とのこと。指示通りに管理画面にて、契約内容の確認と同意をします。

そして待つことさらに二日間…

予定通り、2/22に振り込まれていました!

MFクラウド会計の融資振込

MFクラウドファイナンスから審査依頼をしたのが2/5ですから、2/22に審査依頼をしてから振込まで17日間でしたね。

まとめ

さて、こうしてMFクラウドファイナンスを通して無事に資金調達をすることができました。

実際に期間としては17日間かかっていますが、私が作業したことは

  • MFクラウドファイナンスで事業所データを入力する
  • MFクラウドファイナンスでGMOイプシロン トランザクションレンディングへの審査依頼をする
  • GMOイプシロン管理画面で各種情報を入力して融資申し込みをする
  • 法務局に出向いて登記簿謄本と印鑑証明を入手する
  • 必要書類を揃えて投函する
  • GMOイプシロン管理画面で契約内容を確認し同意する

というだけです。

一番時間がかかったのは法務局への移動時間で、あとはPCで入力したりクリックしたりだけですから、賞味の作業時間は全体で数時間程度です。

それで資金調達できるってすごくないですか?

そして、今回は初回ということで、まあまあ期間がかかりますが、二回目以降はもっと早くなります。

もしやのときには頼りになると思いますので、たいして必要がなくても、まずは少額にて一回目をやっておいて道筋を作っておくのも手かも知れません。最低金額であれば利子は一万円前後ですので。

このように、クラウド会計を使うことは、経理業務の圧倒的な効率化をすることにつながりますが、それだけでは留まらないんですね。

クラウドに蓄積したデータは、経営分析はもちろん、今回紹介したような資金調達にも活用できるようになりました。

経営者の皆さん、データをクラウドに蓄積することは、それだけで武器になり得るのですよ。

ぜひご活用を頂ければと思います!

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