みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
自分の仕事の幅を広げたり、有事のときの備えとするために、スキルアップしたい、勉強をしたい!
そう思っていても、必ずハードルとなるのがそのための時間確保です。
サラリーマンであればなおの事。休日ならなんとかなるけど、平日なんて至難の業…。
しかもそれに家事や子育てが入ってきたら…!
それでも私は平日に学びスキルアップの時間をとることを強くオススメしております!
今回の記事では、平日を使ってスキルアップをする理由と、その時間を確保するためのテクニックについてお伝えします。
平日にも学びの時間を確保するのが重要
平日はあきらめて休日にガッツリやればいいじゃん、と思われるかも知れませんが、私はその意見には賛成しかねます。
少しでもいいので平日に時間をとって毎日学習をしたほうが良いのです。
その理由は二つあります。
毎日学習をしたほうが学習効率が良い
まず学習効率の観点では、心理学者エビングハウスによる有名な実験がありますが、人は何かを記憶したとき
- 20分後には42%忘れる
- 1時間後には56%忘れる
- 9時間後には64%忘れる
- 1日後には67%忘れる
- 6日後には75%忘れる
とあるように、まあすぐに忘れる生物なんですね。
一生懸命覚えたことも一週間経てば4分の3を忘れてしまうのです。
一度にたくさん学ぶよりも何度かに分けて時間をとって学んだほうが効率が良くなります。
また、別の視点ですが脳科学では
寝ている間に記憶がきちんと整理整頓されます。それによって、学習した時点では理解できなかったことが、整理整頓されたおかげで後になって理解できるようになることがあります。この現象を、レミニセンス(追憶)現象と呼ぶそうです。
つまり、学習の合間に睡眠を挟むほうが効果的ということが言われています。
スケジューリングの負担が少ない
まとまった時間をとるのはスケジューリングとして負担が大きくなります。
土日は自由とはいえ、家族サービスや何らかのイベントがあった場合、例えば6時間といった時間の確保は難しくなります。
また、時間の確保ができなかったときのダメージも大きいです。その代わりに別の日に倍にする、というのはかなり難易度が高いです。
確保ができないと敗北感が漂い、モチベーションが下がり、結局やらなくなる…そんなバッドスパイラルにすぐに入ります。
それよりは、平日も含めて毎日1時間を確保したほうが、1回あたりのスケジュールの確保がしやすいですし、どうしても確保ができなかった日の分を他の日に二日分…というのも現実的です。
毎日細かく予定を組むほうが継続的な実現はしやすいはずです。
どのように学びの時間と機会を確保するか
平日に学びの時間を入れるべきは良く分かった、ではどうやって時間を確保するんだ?
仕事も家庭もあるんですから、大変です。
例えば、これは通勤に片道1時間かかり、残業を1時間半するとした場合のとあるサラリーマンの一日です。
- 00:00~07:00:睡眠
- 07:00~07:30:朝食
- 07:30~08:00:身支度
- 08:00~09:00:通勤
- 09:00~12:00:仕事
- 12:00~13:00:昼食
- 13:00~18:00:仕事
- 18:00~19:30:残業
- 19:30~20:30:通勤
- 20:30~21:30:夕食
- 21:30~22:00:入浴
- 22:00~24:00:自由
…忙しいですね~。平日であれば、自由な時間は22時から24時までの2時間しかありません。
その2時間に家事、趣味、勉強などを詰め込む必要があります。
うっかりテレビやゲーム、飲み会などが入ったらその日は終了です。
もう無理じゃん…
なんて、諦めるのはまだ早いです。
残業をしないで定時に帰る
まず真っ先に考えたいところですね。
上記のサラリーマンであれば、毎日1時間半を捻出できます。二日かければ一記事のブログが書けます。
…それができたら苦労しねーよ!という話かも知れませんが、こればかりは「決め」の問題です。
私が20代のときのこと。
派遣社員とミュージシャンを掛け持ちしていたときですが、ミュージシャンの仕事に遅れるわけにはいきませんから、定時ピッタリに会社を出ます。
一方で、ミュージシャンだから仕事ができないで適当などと思われたら世間のミュージシャンに申し訳ないので、仕事は人よりこなしていました。
それができるんです。
ここで大事なのは、終わりが決まっていると人は必ず終わらせる方法を実行するようになるということなんです。
仕事が終わらないから残業するのではないのです。残業ができちゃうから仕事を終わらせないのです。
「定時で帰るキャラ」が板について来たら儲けものです。私もそうでしたが、意外と周りは認めてくれるものです。
仕事中にスキルアップをする
実はこれが最もオススメです。
なんといっても、毎日最低でも8時間あるわけですから、その時間帯に学習をするのが最も効果的です。
PCを使うのであれば
- タッチタイピング
- メール処理
- タスク管理
- ショートカットキー
- 検索スキル
- ファイル管理
などの時短に関するスキルアップがオススメです。
これらの良いところは、マスターすればするほど仕事が速くなりますから、前述の「残業しない」が現実味を帯びてきます。
エクセルやスプレッドシートを使うルーチン業務があれば、VBAやGoogle Apps Scriptを使って業務の自動化を進めていくのも良いと思います。
ここまでくればプログラミングのスキルを学びつつ、実務でも活用ができるようになります。
え?もっと仕事が降ってくるって?
いいじゃないですか、スキルアップの機会がもっと増えるというもんですよ。
早めに出社する
これは矛盾しているかのように見えるかも知れませんが大丈夫です。
9時出社なのであれば、8時または場合によっては7時に出社するという提案です。
というのも、まず定時前の時間は人もいませんし、電話もかかってきませんから、集中して仕事や学習ができる時間を確保できます。
割り込みで集中を切らされることは仕事の効率をけっこう削ぐものです。
早朝の時間は、スキルアップのための社内仕事をしてもいいですし、許されるならそれ以外の勉強をしても良いでしょう。
また、もう一つの利点として通勤電車が比較的空いている可能性があるということがあります。
都内の平均通勤時間は58分だそうですから、けっこうな時間が費やされています。
ギュウギュウ詰めでスマホすら見れない状態だと、ただの我慢タイムになってしまいます。
早めの電車に乗ることで、少なくともスマホや読書をするくらいの学びの時間は得られますし、体力的精神的な疲労を減らすことができます。
まとめ
今の時代で働きながらであれば、まとまった時間はなかなかとれません。
しかし、自分の活動時間の随所に学びの時間や機会が細切れに存在しているので、それを目ざとく見出すことがポイントです。
残業を1時間半減らして自宅もしくは早朝に時間をとることで、年間では360時間の時間をスキルアップにあてることができるようになります。
少なく感じますか?いや、でも5年なら1,800時間、30年なら10,800時間です。
また、プラスして早朝の通勤時間帯や仕事中にもスキルアップの機会が確保できれば、これはかなり大きいです。
かくいう私も、エクセルやVBAのスキルに関しては、サラリーマン時代で活用をすることて学んだのです。
毎日コツコツとスキルを身に着けておくことで、次第に市場価値も上がり、選べる選択肢も増えていくことでしょう。
さて、次はどんなスキルを身に着けましょうかね~、楽しみです!
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