みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
仕事をしていると、やりたくない仕事が舞い込んでくることもあるものです。
たとえば、「え?それ私がやるんですか?なぜ?」みたいな仕事が突然やってきたりとか、自分の能力や余力ではどうやってもうまくいかないと思うけど断りづらいとか、そういうときです。
そんなときどうすれば上手に断れるでしょうか?
ということで、今回は「やりたくない仕事…上手に断るための2つのテクニック」についてお伝えします。
では、行ってみましょう!
断り方と断りやすくする状況づくり
僕は比較的はっきりと断る派だったりします。
たとえば、書籍の執筆。
出版社さんから書籍執筆についてご提案いただくことがあるのですが、お断りすることもあります。
たとえば、以前「ピボットテーブル」について書いてくれないかというご相談あったのですが、ピボットテーブルを普段からめちゃくちゃ使いまくっているわけでもないですし、データ分析に造詣が深いわけでもありません。
また、ビジネスの依頼でも開発のお仕事は今はお受けしていません。
僕がひとりで開発できるようなことは、クライアントの社内で十分に内製できるような体制はつくれるからです。ですから、むしろ、ノンプロ研の参加と講座の受講を逆提案するようにしています。
もちろん、自分でビジネスをしており、自分の裁量で判断できる余地が大きいのですが、それでも上手に断れるポイントはあると思います。
それは以下2つのポイントです。
- 断り方
- 断りやすい状況をつくる
では一つひとつみていきましょう。
上手な断り方
まず、断り方ですが、断る理由を自分本位のものにしないということです。
- 時間がないので
- 早く帰りたいので
- やりたくないので
このような理由では、相手は納得しづらいですし、関係悪化のリスクも出てきてしまいます。
全体の利益を踏まえた理由で断る
そうではなくて、あなたも含めてチーム全体の利益を踏まえた理由に変換してみてください。
たとえば、「その仕事は自分は得意ではないので、その期限だと良いアウトプットが出せません。それにリソースを割くよりも、こちらにリソースを割いたほうがチームとしてはよいと思います」といったような理由です。
関係性によってはそれでも難しいときもあるかも知れませんが、常に全体の利益を考える訓練は、しておいて損はありません。
断りやすい状況をつくる
もうひとつ、自分の得意なことや状況、ポリシーについて、先に十分に情報を伝えておくという手があります。
僕の場合、Voicy、ブログ、SNSで毎日のように発信をしていますし、会社のWebサイトには、自分のスタンスやポリシーなどを記載しています。
マッチしない仕事の依頼が来なくなる
これにはいくつかの利点があります。
- 僕の得意やポリシーなどを十分に理解した上で仕事の依頼をくれるようになる
- 僕の得意やポリシーなどに合わない仕事の依頼が来なくなる
このように、断る必要のある仕事の依頼をだいぶ減らせると思います。
断るための自己理解と言語化力
しかし、利点はそれだけではありません。
- 自分の得意やポリシーなどの自己理解と言語化力が高まる
人は意外と自分の得意なことや、ポリシーなどを、ふんわりとなんとなくしか理解できていないものです。
それを日々言語化して、発信することで、解像度高く認識し、それを伝える力が強化されます。
断る基準として使う物差しの精度がめちゃくちゃ上がるのです。
これにより、うっかりWebサイトを読み込まずに連絡してきた人にも、スパッとお伝えして断ることができます。
組織内に発信する機会、そこまで恵まれないかも知れませんが、伝えてないのに「わかってほしい」はさすがに期待しすぎです。積極的にコミュニケーションをとっていくことと思います。
まとめ
以上、「やりたくない仕事…上手に断るための2つのテクニック」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!