みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、歴史あふれる秋の例大祭「唐津くんち」を堪能!です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」
今日は、糸島回ではありつつも、糸島市のお隣、佐賀県唐津市の話題をお送りします。
先日、「唐津くんち」という有名なお祭りがあって、それを見てきたんですね。
唐津くんちとは、毎年11月2日から4日にかけて3日間行われる、唐津神社の秋季例大祭です。
2016年12月にはユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
日本三大くんちの一つ
「くんち」とは、九州北部における秋祭りに対する呼称だそうです。
- 長崎くんち
- 博多おくんち
- 唐津くんち
が日本三大くんち、博多だけなぜか「おくんち」です。
その一つ、唐津くんちを見てきました。
いちばんの見所は曳山
いちばんの見所は曳山(やま)と呼ばれる、でっかくて豪華絢爛な山車です。山車の上に笛、鐘、太鼓で奏でられる方が乗っていて、お囃子の中、曳子(ひきこ)と呼ばれるたくさんの大人や子供が掛け声を上げて、この14種類の曳山が連なって旧城下町をぐるっと練り歩くんです。
11/2から11/4まで3日間行われます。
1日目は宵曳山(よいやま)といって、夜に行われるんですね。11/3は御旅所神幸(おたびしょしんこう)、11/4は翌日祭(よくじつさい)といって昼間に行われるので、3日間の長丁場です。ずっとみなさん曳山を引っ張って城下町を練り歩くんですね。見ているだけでもたいへんだと思うけど、やっている人たちは体力勝負だと思います。
14種類の曳山がある
この曳山の話をもっと詳しくお伝えします。
高さ約7メートル、重さ2~3トンあります。
獅子や兜、亀や鯛などさまざまな形のものが14種類あります。
1番先頭を歩くのが一番曳山、赤獅子、2番が青獅子、3番が亀と浦島太郎という感じで、ずらっと14台いろんな形をした曳山が並んで、街中を引き出されるんですね。
僕が行った11/2の宵曳山は夜なので、それぞれの曳山がキラキラ輝いて、なかなかに美しかったです。
僕の一番の好みはお魚好きですし、5番の鯛です。本当にリアルでよくできています。
しかも前後にグワングワン揺れる仕組みになっていて、けっこうな高さがありますので、尾びれとか電線とか信号器に当たるのではとヒヤヒヤするところもありました。
曳山の価値はすごい
曳山は漆と和紙でつくられていて、外側に金箔・銀箔等で細工されています。漆工芸品としては世界最大級のものです。
その制作費は、今のお金に換算するとなんと1台1億5000万円になると言われています。これが14台となると相当な価値があると思います。
これらの曳山、ものすごい歴史があって、最も古い1番曳山の「赤獅子」は1819年に作られたそうなんです。
それ以降20~30年に1度、塗り替えや修復を行って、今も美しく保たれているわけです。
こんなふうにして200年以上もこうやって伝統を守り続けるって、本当にすごいことだなって思います。
僕の生まれた街ではこのような伝統はなかったので、こういう歴史のある街、そしてそれを受け継いでいく人々の姿には、憧れちゃいます。
人混みはそうでもない
これだけ気合が入ったお祭りなので、人混みとか渋滞嫌いの僕としては、ものすごく心配していたのですけど、案外そうでもなかったんです。感想としては程よいかんじでした。
車はビビって、祭りの中心からだいぶ離れたところ、徒歩30分くらいのところにとめたのですけど渋滞はまったくなく、駐車場も余裕でとめられました。
19:30開始のところ、1時間前の18:30くらいに現地に着いたので、腹ごしらえのためにで店を探したんですね。
曳山が回るルートとしては、けっこう東西に横長です。
出店を楽しんだ
僕らは駐めた駐車場に近いほうの東寄りのあたりで見学したかったのですけど、そこには出店がなかったんです。唐津神社とか旧城下町の中心あたりに行かないと出店がないので、15分くらい歩いて、いったんそちらへ行きました。
出店がそこにはたくさんありまして、人出もそれなりにあるのですけど、家族でもふつうに歩けるくらいで問題なし。出店も並んでいても何人かです。
たいへんに程よいなというかんじです。
そこで、焼き鳥、ポテト、唐揚げ、箸巻き、たこ焼きなどを購入しまして、腹ごしらえしました。こちらならではの箸巻きと呼ばれる食べ物ですが、お好み焼きを割りばしに巻いたようなけっこう食べやすくて粉物として腹ごしらえもできて美味しかったです。
こういう出店でいろいろ買って楽しむのもお祭りですごく良いなと思います。
臨場感抜群のスポットで見学
もともと見学しようとしていたスポットまでもう1回、15分歩いて戻って見学を開始しました。
そんなに広くない商店街という感じで、曳子や曳山が目の前を通っていくので、臨場感抜群の所で見ることができました。
1番から14番まで、一通り目の前を通っていき、息子も大興奮で、全部写真を撮ったり、パンフレットを見ながら答え合わせしたりして楽しむことができました。
お友達と合流
一通通ったあと、息子の保育園のお友達も近くで見ていることがわかったので、うまく合流しました。
人混みすごかったら合流できなかったけど、ありがたいことにちゃんと見つけることができました。
そこから、子ども達は完全にテンションMAXになって、また旧城下町の中心へ戻っていくわけです。
なんと、曳山の行列に追いつくことができて、再度見物して堪能しました。息子はトランス状態MAXになって曳子のみなさんと一緒に大声で掛け声出していて、まあ楽しんでました。
来年もぜひ楽しみたい
けっこう駐車場から歩きましたし、東西往復して、見たら18000歩、13kmでした。いや~とにかく歩きました。息子も最後のほうはだいぶスイッチ切れてたけど夜22時までよく頑張ったというかんじです。
今回は11月2日、1日だけ楽しんだんですけど、これだけ歴史があって、大きなイベントが、車でちょっと来ただけで楽しめる。しかも混雑しない。すごい良いことだなと思います。
来年もぜひ楽しみたいと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「歴史あふれる秋の例大祭「唐津くんち」を堪能!」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。