みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、息子がまんまるくらし園を卒園しました!です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
自然派保育園まんまるくらし園を卒園しました
昨年、糸島に移住して来てから、息子がお世話になっていた自然派保育園、まんまるくらし園ですが、先日息子が卒園式を迎えることになりました。
この1年、息子のくらしとその成長を通して、本当に僕の中に積み上げられていた固定観念の数々を見事にぶち壊してくれました。
これこそ、まさにThe越境学習!という感じでした。今日は、その話を振り返りたいと思います。
園舎が2回も引っ越し
まず、昨年2月に見学に行ったときから、なんと園舎が2回も引っ越しをしました。
見学のときは山の上の小屋で、小屋の前で焚き火をしながら、そこでみんなが思い思いの場所に座って、まかないさんのランチを一緒に食べたのを思い出します。
4月に移住してきて入学したときには、海のそばの園舎に変わっていて、さらにGW明けから、今園舎が入っている、はつしお旅館に移りました。
ジプシーのような保育園です。
はつしお旅館のすぐ裏は、本当に美しいビーチが広がっていて、子どもたちの最高の学び場だなと思います。
ドリルを辞めました
東京にいたときに息子は幼児教室に通っていて、ドリルみたいなことをしていたんですが、入園してすぐのときに、ドリルをやるのをやめてはどうかとスタッフさんから強く提案されたのを覚えています。
たとえば、折り紙を折るときに、失敗するのを予想してしまって、息子は「うまくできないからやらない」つまりチャレンジをしないという選択肢をとってしまっていたそうです。
自分がやることの判断を「正解」かそうでないかの判断をするようになると、正解を出せる自信があることしかやらなくなる。つまり、新たなチャレンジはできなくなってしまいます。
思い切って、ドリルは全部資源ゴミのときに捨てました。
しばらくすると、息子は自宅でもダンボールを切ったり曲げたりして、いろいろなものをつくり始めました。
少し大きめに作ったダンボールの自動販売機に自分自身が中に入ってジュースを出すというアイデアは、なかなかだなと思いました。
息子の意思決定を尊重するようになった
あとは、第291回「息子が教えてくれたとっても大事なこと」でもお伝えしましたが、息子の意思決定を尊重するようになったということです。
まんまるくらし園では、何をするかは大人は介入せずに、子どもたちが自分で決めます。
これは今度のデジタルリスキリング入門でも、それに近しい内容を書いているのだけど、自分で意思決定をする能力は、これからとても大事になります。
指示どおりに意思決定のための材料を集めてくるとか、そういうのはAIがどんどん仕事を奪っていきます。
人間に最終的に残されるのは、これで良しとか、これが価値ありとお墨付きをするという行為です。
その部分の訓練としては、自分で決めるというのは非常に良いと思います。
卒園式
卒園式の企画・運営
そして極めつけが、先日行われた卒園式です。
息子も含めて4人の子どもたちが、まんまる暮らし園を巣立っていったわけですが、これも衝撃でした。
驚くべきことに、卒園式の企画・運営は、卒園生の親がやるという話です。
これを聞かされたのが、なんと卒園から2ヶ月前で、1月のことです。
正直目ん玉が飛び出ました。
僕らは年長さんから参加しているから、そのしきたりを知る機会がなかったんです。
まったく想定していなかったし、僕はそのとき、きつきつの執筆スケジュールを断腸の思いで編集さんにお伝えした直後です。
卒遠足のパーティ
そして、第285回「まんまるくらし園の卒遠足はなんとも刺激的だった」でもお伝えしたとおり、卒遠足のパーティも、卒園児の親がやるという、次から次へと、未知のタスクが増えていきました。
ママさんたちは、ほんとフル回転で何から何までやってもらって、ホントに感謝でした。
スライドショーの動画制作担当
僕はなんとかスライドショーの動画制作担当をするのみだったんですが、燃え尽きてしまい、そして、執筆は絶賛遅れています。
息子たち卒園児たちも大はしゃぎだったし、笑いあり、歌と踊りもあり、涙もありの良い卒園式だったのではないかと思います。
なかなかハードな日々ではありましたが、僕自身もおそらく生涯に何度も体験できない貴重な時間でした。
ものすごく多くを学ばせてもらった一年間
さて、この一年間、息子はもちろんだけど、僕ら親もものすごく多くを学ばせてもらいました。
まんまるくらし園とその暮らしを、支えてくださっているスタッフ、父兄のみなさん、そして息子といっしょに高めあってくれたお友達、ステキなつながりがたくさんできました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ということで、我々は多くの学びを得て、次のステップに進むことになりました。
進路としては、Tetocotoというオルタナティブスクールを選択しています。今度、入学式がありますので、またレポートしたいと思います。
これからも糸島の自然と、温かい皆さんに囲まれながら、学びを高めていきたいと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「息子がまんまるくらし園を卒園しました!」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。