みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、振り返りから欲張りに学びを得て明日につなげようです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
リスキリングイベントツアー前半戦を振り返る
8月10日までデジタルリスキリング入門全国ツアーの前半戦がありまして、無事に3週間に渡るツアーと各地でのイベントが完了しました。
8月11日にコミュニティノンプロ研の定例会で、前半戦ツアーの振り返りイベントを開催させていただきました。
正直、8月10日に前半戦最後の糸島のイベントがあって、その翌日にこの振り返りイベントと、かなりハードモードなスケジュール設定でした。
かなり忙しいですし、ツアーから帰ってきてホッと一息したいところなのですが、鉄は熱いうちに打てということでこの日程に設定したんです。
9つのイベントと大学院の集中講義について、開催レポートを整理してスライドを作成しました。
実際には、各地のイベントの概要、参加者数、アンケートの集計、収支の計算などをしました。
やはりこの作業を通して僕の中でもたくさんの発見がありましたし、3週間のツアーで断片的に気づきとか学びもありまして、それをアウトプットしたものをまとめていった感じだったんです。
まとめてみると、この作業ほんとにやってよかったなと思うんですね。
オフラインイベントやって良かった!
オフラインイベントの意義
例えば、オフラインイベントの意義とそのうまいやり方の部分があります。
コロナ禍に入って、ノンプロ研の活動をはじめ各種イベントはオンラインに特化していました。
オフラインでイベントをやるのは久しぶりのことで、コロナ禍を経たからこそのオフラインの意義みたいなこともあるのではないか、そこをきちんと言語化しておきたいというのがあります。
オフラインの方が移動とか会場とかでコストは高くつくわけなんですが、オンラインよりも価値が高いと思うんです。
どういった意味で価値が高いんだろうかというところを言語化していきたいと思います。
同じ空間を共有することの価値
例えば参加者全員が同じ空間にいられるということあります。
オンラインだと同じZoomの画面に映ってはいますが実際の空間としては分断されていて、やはり没入感で言うと薄いというのがあるんじゃないかと思います。
人によっては耳だけの参加とか、参加度合いの差みたいなものも結構開きやすいと言えますね。
デジタルツールのハードルを下げる
そもそもオフラインだと、ZoomやSlackなどのデジタルツールに不慣れな方も参加できるというメリットもあります。
デジタルツールに関して言うと、質疑応答に関してはこれまではSlidoを使っていて、当初はオフラインイベントでも使おうと思っていたのですが結果的にはやめたんです。
はじめましての方もたくさんいらっしゃる中で、新たなツールを使うのはちょっとハードル高いかなと思ったんです。
なので、参加しやすいようにスケッチブックとか付箋とかそういったアナログツールをあえて使用するということを選択して、これは良かったんじゃないかなと思います。
僕が考えるリスキリングの定義
僕的には結構重いんですが、別の視点で言うと、リスキリングの定義の話しがあります。
リスキリングについてはリクルートワークス、ジャパンリスキリングイニシアチブ、IBMなど、各社が定義をしています。
僕はこの中でIBMの定義を好んで使ってきましたが、もしかすると僕が本当に伝えたいリスキリングは、これらいずれの定義にも完全にははまらないんじゃないか、そんな気づきがありました。
これは上田のイベントで、長野大学の早坂さんと対談したときに出てきた問いなんですが、この問いはちゃんと回収しないといけないなあと思っています。
新しいプロジェクトのアイデア
ツアーの中で、新しいプロジェクトのアイデアがわんさか出てきちゃったんです。
デジタルリスキリング講座と各種ワーク
例えばデジタルリスキリング講座と各種のワークです。
書籍をベースにした講座をやろうと思っています。もちろんノンプロ研の中の講座としてもやれると思いますし、書籍に入れ込めなかったワークを講座に入れることでさらに実践的な内容にできるかなと思っています。
ワークごとに切り出して、セミナーとか目的に合わせて使っていくみたいなこともできるんじゃないかと思います。
学習コミュニティづくり支援
別のビックなアイデアで言うと、学習コミュニティづくりの支援というのがあります。
今回のツアーのテーマに、「半径5mに影響を与えていく」というのがあるんですが、やはりそういった場所を全国各地に作るのはすごく大切なんですね。
そういった意味で言うと、組織内の半径5mの範囲にコミュニティを作っていくというのがすごくいいんじゃないかと思っていまして、それ自体が各企業がデジタルリスキリングを進めていく上で非常に強力なエンジンになるはずなんですね。
そういった学習コミュニティづくり、デジタルリスキリングを中心としたコミュニティづくりに興味がある人とか組織に支援をしていくのは、大きな意義があるんじゃないかと思うんです。
ノンプロ研リアルサポート
もう1つノンプロ研リアルサポートというアイデアもあります。
今回のようなリアルイベントでノンプロ研に興味を持っていただいた場合、ZoomやSlackなどにあまり慣れていない方もいらっしゃると思います。
その場合に近くのノンプロ研メンバーを派遣して、リアルの現場でそのデジタルツールに慣れていただくことをサポートするわけです。
これも今回のツアーを通して、オフラインイベントをしたからこそ得られた発見だったんです。
振り返りの重要性
こんな感じで、ツアーから得られた学びや気づき、そこから生み出されたものなどたくさんあるわけなんですが、これをきちんと忘れずに記録に残しておくのはすごく大切です。
ともすると、ああ楽しかったよくやったみたいな感じで、その感動だけ覚えていてあとは全部忘れちゃうみたいなことも結構あったりするわけです。
実際、僕もツアー中ものすごく忙しかったですし、毎日が濃くてあっという間に日々が過ぎていくわけです。
特に僕なんかすごく忘れっぽい人間なので、放っておくと大事な学びや気付きをどんどん忘れていってしまいます。
ここで大事なのはちゃんと振り返るということなんです。
小さな単位と大きな単位の振り返りを組み合わせる
小さい単位で振り返るのと大きい単位で振り返るのを組み合わせることがいいんじゃないかと思っていて、実際それをツアー中もやっていたんです。
例えば小さい振り返りで言うと、イベント中に可能な限りツイート、Xで気づきとか学びをポストしておくわけです。
イベント中のリフレクションタイムもすごくありがたかったですね。これも忘れないようにメモをしたりどこかでアウトプットしたりしておきます。
そして僕の場合はイベント中の対談も結構ありがたかったです。そこから出てくる発想とか気づきがあったわけなんですが、その記録がきちんとビデオに残っていて助かります。
Voicyで気づいたことを放送をしたり、イベント中の様子をそのままVoicyで流すということもしていたので、聞き直して振り返りをしていました。
毎日こういった単位の小さなアウトプットをしていたというのが生きてきます。そしてそれを今回の8月11日の振り返りイベントと言う形でまとめていくわけです。
次から次へと押し寄せる体験の中で、漏れてしまっている何かがもしかしたらあるかも知れないですが、きとんと記録に刻んでおいて、次にいかせるようにまとめておくという点においては今回合格点だったのではないかと思います。
みなさんの振り返りもぜひ!
ぜひみなさんにもお勧めしたいんですが、ツアーのいずれかに参加された皆さんは、僕とはおそらく違う学びや気づき、そこから生み出されたものが、それぞれにきっとあったはずなので、今からでも遅くないのでぜひ振り返ってみていただきたいと思います。
日記のようにまとめていくのもいいですが、おすすめはアウトプット。ちゃんと発信をする機会を用意するのがいいかなと思います。
noteなどのWeb記事にまとめるのもすごくいいですし、プレゼンの機会などあればそこで発表するのも良いと思います。
ノンプロ研のまとめや動画も活用して
ノンプロ研のイベントであればtogetterでツイートまとめをしていますので、それを振り返りの材料にしていただいてもいいですし、イベントの参加アンケートに回答いただいたみなさんにはスライド資料もお渡しできるので、それを使っていただくのもいいと思います。
ノンプロ研のメンバーであれば、記録用の動画もご覧いただけますのでそれを活用いただくのもいいんじゃないかなと思います。
この貴重な日々から欲張りに学びを得て、ぜひみなさんの明日につなげていただきたいなと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「振り返りから欲張りに学びを得て明日につなげよう」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。