みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、自らの書籍の出版記念ツアーにかけたお金と労力は無駄だったのかです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
今日のテーマは無駄遣い
今日は、お金をたくさん使っちゃった、無駄遣いがテーマです。
皆さん無駄遣いって言ったら、何か思い当たるところはありますか。ちょっといい車を買ったとか、趣味にまあまあお金を使い込んじゃったとか、洋服を買いまくったとか。
場合によっては、何か投資してちょっと失敗しちゃったみたいなのもあるかもしれないですね。
今はなかなか景気もいいわけではありませんし、物価もなんか徐々に上がっていますし、そういった意味で言うと、お財布の紐は固い方が多いんじゃないかなっていう気がします。
皆さん何か思い当たるところがあれば、ぜひコメントで教えていただければ嬉しいなと思います。
旅の無駄使い
結構ありそうなのが旅だと思うんですね。海外とか円安ですからかなり高いですよね。でも、そこに行かないと得られない体験がありますから、えいやあと、思い切ってお金を使うのもいいんじゃないかっていう意見もあると思うんです。
今回、僕も旅の話をしようかなと思います。
「デジタルリスキング入門」出版記念全国ツアーのお話し
このスキルアップラジオをずっと聞いてくださっている方はご存じだと思いますが、この7月20日に、僕が書いた書籍「デジタルリスキング入門」が発売されまして、この書籍をPRするための日本全国ツアーを開催したんです。
僕が主催しているコミュニティ「ノンプロ研」というのがありまして、メンバーの皆さんが全国にいらっしゃいますので、皆さんに協力していただいて、あちこちでいろんなイベントを開催しました。
10都市で開催
都市名で言うと、東京、名古屋、大阪、上田、この後に厚木に行きました。厚木は、大学院の非常勤講師の集中講義だったんでイベントとは別だったんですが、それを1週間挟み、高松、三原、広島、糸島と続きます。
ここまで3週間糸島の自宅に帰らずという感じです。その後8月になって、お盆休みを挟んで埼玉、それから東京、そして千葉へ行ってまた東京です。
こんな感じで、全部で10都市、13イベントを開催したんです。
なんと、作ったスライド593枚。このツアーは、結局、8月末までイベントが集中していまして、あとちょっと時間が空いたんですが、今週末、北九州の小倉でもイベントを開催させていただくことになっています。
さてさて、この全国10都市を回ったツアー、ほぼほぼ1か月ぐらいホテル暮らしだったんですが、大体いくらかかったか、皆さんわかりますか。
せっかくスキルアップラジオ聞いてくださっているので、ここでお話しちゃおうかなと思ってるんです。
ツアーにかかった経費
まず、旅費、交通費です。移動手段としては、飛行機、レンタカー、新幹線、在来線、色々使いました。そして宿泊費は、先ほどもお話した通り、大体1ヶ月ぐらいは、ホテル暮らしだったんですね。
これが、なんと、合計51万2000円になりました。ただ、かかったお金で言うとこれだけじゃないです。イベントを開催する上で馬鹿にならないのが会場費なんです。本当にちゃんとした大きい会場って、結構高いんですよね。
そして場合によっては、イベント会場でケータリングをお願いして、その分のコストもかかりますということなんです。
これらをまとめて、会場費として全体で46万2000円ということになります。ここまでで、全部で100万円ぐらいです。
この他にも、食費とか、備品を買ったりとか、途中でAppleウォッチが壊れて買い直したりとか色々かかっているんですが、その辺は除外したとしても、大体そんな感じです。
今回イベントによっては、参加費をいただいてご参加いただくケースもあったので、その売り上げもあったんですが、惜しくも100万円はペイできず、という感じでした。
書籍で言うと、あと数千部ぐらい売れてくれればよかったなっていう感じですかね。
お金以外にツアーから得られたもの
ということで、自分で書いた書籍のための全国PRツアーをやる、そこにそれなりのお金を使ってみたところなんですが、皆さんこういう使い方はどう思われますか。
お金は赤字で、労力も、ものすごくかかったわけなんですが、皆さん無駄だなって思いますでしょうか。
実際、お金のリターンで言うと足りなかったっていうのはあるんですが、このツアーから得られた学びとか経験っていうのは間違いなくあるなっていう風に思っています。
あれだけスライドを作ってアウトプットしたら、さすがに自分の書籍の内容もすっかりインストールされて、どこでも話せるようになったと思います。
人と出会って得られた学びや気づき
そしてあちこちのイベントで本当に素敵な皆さんと出会って、新しい学び、気づきをいただくこともできたんです。
ゲストの皆さんもいらっしゃって素晴らしいお話をいただきましたし、参加者の皆さんも、地域はもちろんですが職業も様々ですし、デジタルリテラシーも様々で、そういった皆さんとの繋がりもできました。
特に、ノンプロ研の本当にコアなメンバーの皆さんは、何か所もツアーを一緒に回ってくださったり、手伝ってくださったり、本当に感謝だなと思います。
まさか、こんなにイベントにコミットしてくださるなんて思っていなかったんです。なので、本当にありがたいなと思いました。
250名以上の方が参加
イベント全部を合わせると延べ251名の皆さんが参加してくださいまして、その皆さんに、半径5メートルって呼んでいるんですが、近い距離で僕の熱い思いを伝えることができたんじゃないかなって思っています。
本当は、このツアーをきっかけに書籍がバカ売れしたとか、ビッグなメディアに取り上げてもらえたとか、たくさんの方がノンプロ研に入会したとか、そういったほのかな期待もゼロではありませんでした。
ただ、今のところはそういったことが起きたなっていうのは見受けられないです。
でもその代わりに、250人以上の皆さんが行動を起こしてくださったっていうのは間違いないわけです。
そして、その250人の皆さんの多くを、この現地のノンプロ研のメンバーの皆さんが、直接声をかけて連れてきてくれたっていう事実があります。
影響の小さな波
このツアーという営みは、多くの人たちの大小いろんな行動が積み重なって起きていたわけです。
そして、そのイベントが終わった後に、もしかすると小さな行動が変わっていて、そこから少しずつ、さらに皆さんの周りの半径5メートルにも小さな影響を与えて、そんな影響の波がついていくかもしれないなって思うんですね。
皆さん、バタフライエフェクトっていう言葉、ご存じでしょうか。
例えば、ブラジルのアマゾンのにいる一部の蝶の羽ばたきが、その数週間後にアメリカの気象パターンに影響を及ぼす可能性がある。
このようにちっぽけな出来事が、未来の結果に大きな影響を及ぼす可能性がある。こういった考え方のことをバタフライエフェクトっていうんですね。
これ、日本版で言うと、「風が吹けば桶屋が儲かる」って有名な話がありますよね。
もし、本当にある日の風が原因で桶屋が儲かったとします。ただし、その桶屋が儲かったっていう結果から見て、その原因があの時のあの風だったっていう原因をたどることは、さすがにできないんですよね。
なので、一般的なビジネスの考え方で言うと、そういったお金をかけた成果がこれだけリターンがあった、そういったことが測定可能な状況でない限りは、そのお金をかけるっていうのは、なかなか難しかったりするんです。
ただ、僕の場合は、それができちゃうって話です。だから、そういう意味では、このお金の使い方に関しては僕は満足しているんです。
楽しかったリスキリングイベントツアーは大満足
そして何よりも、本当にこの旅が楽しかったんです。いろんな土地に行って、その土地のものを食べ、そしてみんなとお話して、未来をこんな風にしていこうよと飲み明かして、すごく楽しかったんですよね。
さすがに何度もできるものではないですが、またやりたいよねって正直思っています。
またのこの無駄遣いができるチャンスをぜひ狙って毎日過ごしていきたいなという風に思っています。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「自らの書籍の出版記念ツアーにかけたお金と労力は無駄だったのか」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。