みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、1日10分!ITマスター塾 #15 あちこちで便利なTabキーの使い方です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
Tabキーに関するテクニック
今日お伝えするテクニックはTabキーに関するものになります。
リスナーの皆さん、Tabキーうまく使えていらっしゃるでしょうか。
たとえば、あるWebサイトを利用している時にフォーム入力をしますよね。
名前とか住所とか入力するんですが、その入力欄の移動マウスを使って移動していて、ちょっとめんどくさいなって思ったことありませんでしょうか。
もしくは、ExcelやGoogleスプレットシートなどの表計算ソフト。これで1行分のデータを横に横に入力していきたい場合、なんかめんどくさいなって思ったことあるんじゃないかなって思います。
いずれの場合も、Tabキーこの役割を知って使いこなせるようになると、ものすごく快適になりますので、ぜひ聞いていただければと思います。
Tabとは
さて、Tabキーなんですが、そもそもTabって何?という話があります。
このTabという言葉、元々は「tabulator」という言葉の略なんです。
これどういった意味かというと、「表、つまりテーブルを作るもの、もしくは人」、そういった意味があります。
なんかこの意味いまいちピンとこないなという方も、後ほどピンと来るようになると思いますので、聞いていただければと思います。
Tabキーの位置
キーの位置としては、WindowsでもMacでも大概アルファベットのQキーの左隣りにあります。
キータイピングのホームポジションでいうと、Tabキーは左手の小指で打つと打ちやすいんじゃないかなと思います。
左手の指ちょっと苦手という方もいらっしゃるとは思うんですが、Tabキーかなり使いますので、しばらく使っていくとなれるんじゃないかなと思います。
Tabキーの使い道
では、このTabキーどんな時に使うのか。
3つのパターンお伝えしていきますので、ぜひ聞いていただければと思います。
文章作成時に縦に揃えるという役割
まず、文章作成時に縦に揃えるという役割があります。
これ文章といっても、たとえばWordとかGoogleドキュメントなどのドキュメント作成ソフト。もしくはPowerPointやGoogleなどのスライド作成ソフト。いずれでも活用することができるテクニックになります。
これら文章を作成している時に、1行のうちに一定間隔スペースを空けていくつかの項目を入力したい。それを何行か同じように書いて、各列の縦左側を揃えたい。そういったニーズ、時々ありますよね。
これ、よくやっちゃうパターンがスペースキーで空白を開けていくという方法なんですが、たとえば1列目と2列目スペースキーで空白開けていきます。
同じように2行目もスペースキーで空白開けようとしても、1行目と2行目の2列目の左側縦が微妙に揃わないってことは結構あるんじゃないかなと思います。
これは1列目の項目を入力した後にTabキーを使って空白開けると、2列目の項目ぴったり左側が揃うように並びますので、ぜひ使ってみていただければと思います。
この使い方は、まさにtabulator=表を作るものという語源通りの、本来のTabキーの役割と言えるんじゃないかなと思います。
ちょっとここのパート、言葉で説明して皆さんにうまく伝わっているかどうかわからないんですが、実際にドキュメント作成ソフトだったり、スライド作成ソフト。これを開いて試してみていただくとわかるんじゃないかなと思います。
Webフォーム入力欄の移動
次にTabキーが活躍するシチュエーションなんですが、Webフォーム入力欄の移動になります。
Webサイトでユーザー登録する時とか、IDやパスワードを入力する時、氏名とか住所、これを入力する時ありますよね。
この時、ある入力欄を入力し終わったら、次の入力欄に移動する必要があります。その際に、マウス操作で入力欄の移動をしていませんかという話なんです。
これ、1つや2つの入力フォームだったらいいんですが、10個も20個も入力欄がある時、いちいちキーボードから手を離してマウスで操作してというのは、かなり面倒なんじゃないかなと思います。
実は、この入力欄の移動にTabキーを使うことができるんです。ある入力欄を入力し終わったら、Tabキーを押します。すると、次の項目へ移動しますので、そのままキーボードから手を離すことなくその欄を入力する。終わったらまたTabキー。
ということで、全部のフォームをキーボードだけで入力し続けることができます。
一旦このTabキーを使った入力方法を知ってしまうと、おそらくマウス操作で入力欄が移動するというのはめんどくさすぎると感じるんじゃないかなと思います。
入れ間違えや入力欄を戻りたい場合
ちなみに、入れ間違えたとか、行き過ぎたとか、入力欄を戻りたい場合、その場合は、Shiftキーを押しながらTabキーを押すんです。そうすると、逆順に入力欄が移動していきますので、こちらも合わせて覚えていただくといいんじゃないかなと思います。
表計算ソフトのデータ入力時
さて、最後3つ目のTabキーが活躍するシチュエーションなんですが、表計算ソフトのデータ入力時になります。
たとえば皆さん1行分横に横にデータを入力していきたい場合、どのように入力をされていますか。
たとえば、A列のセルにデータを入力し終わったら確定ということでEnterキーを使っていらっしゃったりしませんでしょうか。すると、入力したセルの下に選択セルが移動しますよね。
さっき入力した隣のセルにデータを入力したいので、このとき選択セルを移動する必要があります。
矢印キーであれば右押して上です。もしくは、マウス操作で目的のセルを選択するという操作をしている方もいらっしゃるかもしれません。
よくよく考えると、この操作方法、めんどくさいですよね。
ではどうするかというと、A列のセルにデータを入力し終わったら、確定の時にEnterキーではなくてTabキーを使うんです。
そうすると、そのセルの入力が確定しつつ、セルの選択が右のセルに移動します。
そこはまさに次に入力したいセルなので、そのまま入力します。さらに隣にデータを入力したいのであれば、Tabキーを押して確定します。
すると、さらに右隣にセルが移動するということなんです。
Zのようなセルの動きをさせながらデータ入力をする方法
これだけでも結構便利なテクニックかなと思うんですが、こっからはもっとすごいんです。
というのも、1番右までTabキーを使って移動しながら入力していきます。
1番右までTabキーを使って移動しながら、入力が完了したら、今度はEnterキーを押すんです。
すると、このEnterキーを押したセルの下に移動するのではなくて、次の行のA列、つまり1番左の列にセルが移動するんです。
すると、2行目を入力したい時も、そのままTabキーでどんどん右に移動していって、また始まりまでいったらEnterキーするとA列にセルが戻る。このようなZのようなセルの動きをさせながらデータをガンガン入力できるということなんです。
これも言葉でちょっとうまく伝わっているか心配なんですが、ぜひExcelとかGoogleスプレットシートを開いて試してみていただければと思います。
右に右に入力していくときはTabキーで確定する。端っこまで入力し終わったら、Enterキーすると次の行の1番左にセルが移動します。
ぜひ試してみていただければと思います。
まとめ
結構あちこちで便利なTabキーの使い方お伝えしてきました。
実はこのTabキー、プログラミングをする時にも非常に重要な役割を果たしたりしますので、ぜひあちこちで便利なので、さっさと慣れていただくといいんじゃないかなと思います。
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「1日10分!ITマスター塾 #15 あちこちで便利なTabキーの使い方」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。