みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、糸島で開業した飲食店がうまくいく秘訣です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
糸島の飲食店について
全国チェーン店が圧倒的に少ない
今日は、糸島の飲食店についてお話します。
移住してきてまず気づいた点としては、いわゆる全国チェーン店の数が東京や都市圏に比べると圧倒的に少ないと思いました。
幹線道路である国道202号線寄りはちらほらあるものの、それ以外のエリアはあんまりチェーン店を見かけません。筑前前原駅周辺もあまりない印象です。
個人経営店のクォリティが高い
ほとんどが個人経営かそれに準ずる経営をしているように見えます。
ただ、どれも個性的でクオリティが高いです。
バラエティ豊かで和食、洋食、中華、タイ・ベトナムなどのアジア、ネパールカレーもあるし、メキシコ料理も凄くおいしかったです。
もうほんとうに糸島の飲食店、全部おいしくて楽しいんです。
糸島にわざわざ移住してきて、開業される飲食店がとても多いという話も聴いたことがあります。
たしかに糸島には農産、畜産、水産、いずれも地元の新鮮な食材が安く手に入りますし、湧き水もたいへんおいしいんです。
前の放送でもお伝えしたとおり、新しいメンバーを受け入れる土壌もあります。たしかに糸島でお店を開くというのは、魅力的にうつるというのはあります。
ただ、そこで疑問が出てくるのは、そんなにみんな開業して商売うまくいくのか??ということが気になります。
糸島の個人経営店がうまくいく秘訣
開業時にコストをかけない
最近、いろいろなお店に通う中、これがうまくいく秘訣なのでは?ということに個人的にいくつか気づいたので話をしてみます。
まず、開業時に場所にコストをかけないというのがあります。
素人の考え的には、駅前とか人通りが多いところの土地と建物を確保して、お店をリニューアルして、そして開業します。その場合、開業資金がかなりかかります。
でも糸島でいうと、そういうパターンのお店だけでなく、違うスタイルの飲食店がけっこう多いんです。
「間借り」スタイル
どういうスタイルかというと「間借り」スタイルです。
自らのお店を持たずに、キッチンを借りて商売をします。週に何回か限定的にお店を開くというスタイルです。
どういった所を借りているかというと、普段飲食店をやっているけど、週に1,2回レンタルして商売ができるような場所です。僕が知っているだけでも数カ所あります。
息子がお世話になっている初潮旅館でも、キッチンレンタルをはじめてますし、トムソーヤという駄菓子屋さんの一角でときどき々クレープ屋さんがやっています。
あと、こういう間借りの形態で提供されている皆さんは、マルシェが開催されたときに参加するということもできます。
これも以前の放送でお送りしたとおり、糸島は大小のマルシェがとても多く開催されています。なので、そういったチャンスも多いんです。
これだったら、開業時にハコ・設備を用意するという大きなコストが必要ないので、無理なく開業をできるし、利益を出す計算がラクで、毎日お店を開いて頑張る必要もなかったりします。
お家の一部をお店にするパターン
あと、お家の一部をお店にしているパターンも多いです。
一戸建てを購入したときに、お店も作るというパターンです。
もちろんその分の設備費はかかるものの、お店の分の土地代が別途かかるというわけではないので、お店を別に立てるよりはコストを安く抑えられます。
ただ、間借りもお家を改修する場合もデメリットがあります。当然あちこちで商売をすることになったり、場所的に若干辺鄙なところだったりということで、集客をどうするかという問題があります。
糸島の飲食店の集客方法
インスタを中心としたSNS
そこについては、糸島の飲食店はインスタを中心にSNSをものすごくよく活用しています。
みなさんどうやって活用されているかというと、まずどの店も基本的にとても美味しいのでファンになるというパターンがあります。
あと、お店の忙しさにもよりますが、けっこう気さくに話かけてくれます。
それでインスタやってるってことに気づき、フォローしておこうかということになります。
直接会う
あと別のルートとしては、そもそも飲食を提供されている人と、直接出会う機会が結構あります。
コミュニティが活発なので、集まりの場とか人づてで直接お知り合いになるということもあります。そうすると、Facebook交換しとこうかという話になります。
すると、その店が次はどこで間借りやるとか、マルシェやるとか、次はこんなメニューを出すとか、それはもうたいへん美味しそうな写真と情報が投稿されてきます。
それをキッカケに行ってみようかという話になります。
こうなれば、むしろ固定した場所で商売していないことや、辺鄙な場所にあるということは、デメリットではなくなります。むしろ、特徴の1つになります。
その上で、そこのお店との付き合いは、ただ料理を提供する・それを食べるという単純な関係ではなくなります。
つまり、お店をやっている人の顔が見えてて、人とのつながりにもなります。その中で店主のこだわりとかそういったことを知って、さらにお店に行って料理を食べるという体験の価値が上がっていくわけです。
なので、お互いハッピーな半永久的なリピーターになってしまいます。ほんとすごい仕組みだなと思います。
どのお店もホントに美味しいので、胃袋の数が限られているのが悲しいんですが、食べるという機会も存分に楽しませてもらっています。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「糸島で開業した飲食店がうまくいく秘訣」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。