みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、1日10分!ITマスター塾 #10 Windowsのウィンドウを自由自在に操作するです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
Windowsの超便利なショートカットキーの紹介
今日は、Windowsをお使いの皆さん向けに、ウィンドウを配置する超便利なショートカットキーがありますので、それを紹介していきたいなと思っています。
ちなみに、今日紹介するショートカットキーは、ウィンドウを操作するショートカットキーなので、全てWindowsキーを使います。
その点、念頭に置いておくと覚えやすいかなと思いますので、よろしくお願いします。
画面の左右にウィンドウを配置
Win + 左右キーによる操作
まず紹介するのは、ウィンドウを画面の左半分または右半分にぴったり並べるといったショートカットキーになります。
キーの組み合わせは、Win + 左右の矢印になります。たとえば、あるウィンドウが操作対象になっているとします。
操作対象になっている状態を、アクティブな状態と言いますが、この状態の時にたとえばWin + 左の矢印キーこれを押してください。すると、そのウィンドウが表示されている画面の左半分にぴったりと収まるようになります。
さらにこの時、他に開いているウィンドウがあれば、その残りの右半分の部分にそれらのウィンドウがサムネイル表示されます。
この時、上下左右のキーを動かすことで、それらのウィンドウを選択することができて、Enterキーを押すことで、その選択したウィンドウが今度は右半分にぴったりと収まるんです。
ここまでの操作で、画面いっぱいに左側と右側に2つのウィンドウをぴったりと敷き詰めることができるということです。
2つの画面を同時に見ながら操作したいって時にはすごく便利です。
マウス操作でこの状態にしようと思っても多分難しいので、是非このキーボードショートカットキー覚えていただくといいんじゃないかなと思います。
通常の配置に戻す方法
ちなみに、この左右どちらかにぴったりになっている状態でWin + 反対側の矢印キーです。これを押すことで通常の配置に戻ります。
たとえば、ウィンドウが左側半分にぴったりしている時に、その反対なので、Win + 右の矢印キー。これで通常の配置に戻るということです。
さらに、Win + 右の矢印キーを押すと、今度は右半分にぴったりとなります。
画面の上下にウィンドウを配置
次のショートカットキーを紹介していきます。
Win + 左右の矢印キーがあるのであれば、組み合わせとして上下の矢印キーもあるんじゃないか。そういうふうに思われるかもしれません。
実際ありますが、ちょっとだけ動作が違うので説明していきます。
Win + 上下キーによる操作
まず、あるウィンドウがアクティブになっているとします。その時にWin + 上の矢印キーを押します。そうすると、その画面が画面いっぱいに最大化されて表示されます。
細かいテキストとか表とか見たい時は、このように最大化するといいですよね。
さらに、この最大化された状態でもう1回Win + 上の矢印キーを押すんです。そうすると、今度はウィンドウの表示領域が半分になる。
つまり、画面の上半分にぴったりの状態になります。そして、この時他に開いているウィンドウがあれば、その下半分のエリアに残りのそれらのウィンドウがサムネイル表示されます。
上下左右キーで選択して、Enterキーを押すことで、その選択したウィンドウが今度は下半分にぴったりと収まる、という流れです。
皆さんお使いのPCでいうと、画面が横長のことが多いと思うんで、あんまり上半分下半分という使い方はそんなにしないかなと思うんですが、こういう使い方もあるということです。
通常の配置に戻す方法
ちなみに、この上下ぴったりに配置されている状態で、Windowsキーの反対側の矢印押すことで、通常の配置に戻すことができます。
たとえば、上半分にぴったりしているウィンドウについて、Win + 下の矢印キーこれを押すことで通常の配置になるということです。
今度は、この通常の配置の状態で、Win + 下の矢印キーを押します。そうすると、最小化になるんです。つまり、畳まれて画面には表示されてない状態になります。
それで、この最小化されている状態で、今度はWin + 上の矢印キーを押すと通常の状態に戻る、このような動作になります。
なので、Win + 左右の矢印キーの組み合わせでいうと、左半分、右半分にぴったり。こういった動きがメインになるですが、Win + 上下の矢印キーでいうと、ウィンドウを最大化する、ウィンドウを最小化する。このような動きがメインになる、そんなイメージです。
Win + 上矢印キーを2回押すと、上下半分にぴったりと配置することができる、そんなイメージです。
ショートカットキーによる画面の4分割配置
さらに、もしご希望であればこれらの組み合わせで、画面を4分割にして、それぞれ別のウィンドウ配置するみたいなこともできます。
その方法について紹介していきます。
まず、Win + 左右矢印キーで左右にぴったりの状態を作ります。この時、いずれかのウィンドウがアクティブな状態で、Win + 上のキーを押します。
そうすると、左側の画面が左上4分の1の画面になるんです。そして、他の空いているエリアにその他開いているウィンドウがサムネイル表示されます。
上下左右キーで選択して、Enterキーを押すと、それが右上にぴったりと収まるわけです。
次に、左下に収まるウィンドウのサムネイル表示がされて、それも上下左右で選択してEnter。さらに右下に収まるウィンドウを選択してEnter。
これで画面の中が4分割されて、4つのウィンドウをぴったり表示するという状態が作れるわけです。
もし大きいサイズの画面を使っていらっしゃるのであれば、このように4分割にして、たくさんウィンドウを開いた状態でお仕事をするというのも快適なんじゃないかなと思います。
使うショートカットキーはわずか4種類
さて、ここまで色々と話をしてきたんですが、使うショートカットキーはわずか4種類です。
Win + 上下左右の矢印キーの組み合わせ。それで本当にいろんなウィンドウの配置ができるようになります。
皆さん、ぜひ適当にあれこれWindowsキーを押しながら上下左右キーやってみて、その挙動をぜひ手に馴染ませていただければいいんじゃないかなと思います。
何度か練習するうちに、思い思いの配置にショートカットキーだけですることができるようになりますので、ぜひ練習してみてください。
僕のモニター環境
ちなみに僕の環境なんですが、モニターを全部で4つ使っているんです。そして、左右にぴったり2画面表示するというのはかなりよく使っています。
たとえば、GoogleドキュメントとかWebページとか、あとモーションのページ。さらにChatGPTなんかもそうです。
結構これらのアプリケーションに関していうと、縦長画面の方が都合がいい場合が多いので、左右に配置するみたいなことは結構していますね。
ということで、Win + 上下左右の矢印キーです。ぜひご活用いただければと思います。
おまけで2つほどショートカットキーを紹介します
全部のウィンドウをまとめて最小化
さて、あと、Windows配置関連でいうと、おまけで2つほどショートカットキー紹介しておきたいと思います。
これはいずれも、全部のウィンドウをまとめて最小化するというものなんですが、とっさの時に便利なので紹介しておきたいと思います。
まず、最初のショートカットキーがWin + Dのキーです。これは今開いているウィンドウを全部まとめて最小化します。
あれこれまとめてスッキリしたい時とか、もしくは真面目な皆さんこんなことないとは思うんですが、ちょっと後ろから覗かれたくない。そんなウィンドウを瞬時に閉じたい時とか、そういった時に便利です。
これもう1回Win + Dのキーで全部元に戻せますので、ぜひ覚えておいていただければと思います。
もう1つこれと似た派生技というものがあります。
作業中のウィンドウだけ残して最小化
何かというと、Win + Homeキーです。これはWin + Dのキーに似ているんですが、作業中のウィンドウだけ残すという、そういった機能があります。
なので、作業中のウィンドウだけ残して、他のウィンドウを全て最小化します。場合によってはこちらの方が便利な時もあるかもしれませんので、余裕がある方はぜひ覚えておいていただければと思います。
今日は、Windowsユーザーの皆さん向けにウィンドウを配置する超便利なショートカットキーをあれこれお伝えしました。
ぜひご活用いただければ嬉しく思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「1日10分!ITマスター塾 #10 Windowsのウィンドウを自由自在に操作する」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。
では、また。