アラフォーの私が今さらながらプログラマーを目指している理由


みなさん、こんにちは!
すっかりコードを書き殴っていますタカハシ(@ntakahashi0505)です。

私は2015/6/16に起業をしましたから、もうかれこれ3か月以上が過ぎたとこになります。

当時はしばらく籍を置いていた電子書籍業界に関わりながらマーケティングとかコンサルティングとかしてくんだろうな~などと思っていたのですが、蓋を開けてみると全く違いました。

先月あたりからずっとプログラミングをしています。

数年前くらいからなんとなくプログラミングはできたほうがいいんだろうな、などと思っていてVBAをかじり始めたのですが、まさかこんなにコードばっかり書いている毎日になろうとは…。

でも、今は確信しているのですよ。

私はプログラマーになるしかない!と。

なぜそう確信するに至ったか、その理由を3つほど挙げていきます。

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プログラマーは需要がある

フリーとして生きていこうと思ったら、まずこの事実はまざまざと見せつけられます。

プログラマーは本当に需要があります。

クラウドソーシングでの案件数

例えばクラウドワークスでどれくらい案件があるか見てみましょう。大カテゴリの「システム開発」は現在募集中の案件が138件です。

小カテゴリでいうとRuby、PHP、JavaScriptなどのいずれかのスキルが求められる「サイト構築・ウェブ開発」は72件、われらが「Excel VBA・マクロ開発」は10件です。

言語によっても色々ですが、平均すると現在主流のプログラミング言語が1つできれば、それに対して10件程度の募集があるといった感じです。

一方で私がボンヤリやるんだろうなーなどと考えていたマーケティングとかコンサルティングとかは大カテゴリの「サイト運営・ビジネス」というフワっとした名前のところにいまして、現在募集中の案件は73件です。

内訳を見ますと、「リサーチ・分析・解析」が31件、「企画・広告・PR」が18件、「Webマーケティング」が9件…といった感じです。

数字を見ると需要はありそうにも見えますが、中身を見ていくと違います。

例えば「リサーチ~」には、いわゆるザ・クラウドソーシング的なWEBサイトを大量に見ていろいろと情報を拾ってくる労働集約的な仕事がかなり含まれています。

企画と広告とPR…これそもそも全然違う職種ですから。全く異なるスキルと経験が求められます。

ですから、そこそこスキルがあると思っている方でもマッチするのは1,2件あればいいほうなのではないかと。

週2~3日からのお仕事紹介サービスでは?

最近ではフリーランスは起業家向けの週2からお仕事紹介をしてくれるサービスが流行ってきています。

PROsheetITプロパートナーズなどがそれに該当するサービスで、私もそれぞれ独立後にすぐに登録をしました。

ですが、案件の95%はプログラマー募集です。ディレクターやマーケターの案件はツチノコ的にたまに見つける感じです。

私も一回だけお仕事の紹介を頂いて、面談まで行きましたが、それっきりですね…。プログラマー以外は今のところ難易度が高いと思います。

週5常駐のお仕事

あと一番大きいのは、クラウドソーシングでも、週2からのお仕事紹介でも言えることなのですが、プログラミング以外の仕事は「週5常駐」の仕事が多いということです。

リモートOKとか週2,3などの仕事はほとんど見かけません。

週5常駐だと自社サービスとか、他のクライアントからの仕事や売り込みもデイタイムには全然できなくなっちゃいます。

ちょっとしたメールやチャットにも反応が難しくなるというのは、フリーランス的にはかなりのデメリットです。

あと移動時間もかかりますし、交通費も支給されない場合が多いです。

ですから請けたくても請けられない場合も多いです。

ですが、プログラマーであれば週2,3やリモートでの依頼というのも企業側で準備が整っているケースが増えています。需要が多いと選択肢が増えますね。

自分のケツを自分で拭くスキル

ここから先はこちらの書籍の紹介とともに話を進めていきたいと思います。

プログラマーの職業的美点をひとつ上げるとすれば、ほかのどの職業人よりも自分が無能であることに自覚的ということだ。

プログラマーは期待通りに動くプログラムを作らなければいけません。その通り作ろうとするのですが、必ずと言っていいほど「バグ」が顔を出します。

どうしてバグが出たのかを推理して、デバッグ用のコードを追加したり、色々な動かし方をしてみたり、試行錯誤をして犯人をつきとめて、それを修正します。

で、そのバグを生み出したのは過去の自分自身です。

過去の自分が生み出したミスと必ず向き合うことになります。放置することや逃げることはできません。

VBAなんかはエラーが出た箇所やその内容を丁寧に教えてくれるから結構助かるんですよ。しかし困るのが、なんか動いて「終わったよ」という顔をしているのに結果が想定と違う場合。

おーい、なんでそんな動きをするんだい?なんでだ!?

ブレークポイントやDebug.Printをあちこちに仕込んでみたり、色々なデータをインプットとして突っ込んでみたり、時間と戦いながら試行錯誤…

他の職種でも鍛えられることは当然あるのですが、過去の自分自身のミスとの向き合い方のストイック度合が全然違うなと。

自分のケツを自分で拭くスキル。

これはちっぽけな会社だったとしても、経営者として持っていて損はないスキルだと思うのですが、どう思われますか?

仕事効率化をするなら避けては通れない

これが最大の理由なのですが、「仕事効率化」を看板に掲げているのであれば、プログラムは避けて通れないんです。

なぜなら、プログラミングというのは人の活動を効率化するためにあるからです。

計算が面倒だから計算機があるわけで、手紙のやり取りが面倒だからメールがあるわけです。

前述の書籍にはかの発明家トーマス・エジソンのエピソードが掲載されているのですが

彼はあまりにも何も起きない電信に嫌気がさし、ゼンマイ時計と電信とを組み合わせていてい時間ごとに「異常なし」と返信する機械を作ってしまったのだ。
これで彼は好きなことに没頭する時間を得ることができた。

エジソンはゼンマイ時計や電信の仕掛けを熟知していて、その仕組みを変える技術を持っていたからそれが実現できたわけです。

とある人が仕事を効率化したいというニーズがあったときに、そのサービスがすでに世の中にあればそれを提案すればいいと思うのです。

それが手っ取り早いですよね。だから私は企業とお話するときは、チャットワークなどのビジネスチャットサービスや、Dropboxなどのクラウドストレージサービスなどを代理店バリに提案をします。

では、そのニーズにマッチしたサービスが世の中にない場合はどうしますか?

打つ手なしです。

せっかくニーズがあるのに解決できないなんてもったいないじゃないですか。

十分な価値提供ができれば報酬を得ることができますし、先方は「好きなことに没頭する時間」を手にすることができます。

そんなことにならないように、エジソンがゼンマイ時計と電信をいじれる技術を持っていたのと同じように、自分自身でもプログラミングをいじれる技術を持っておくのが良いということです。

まとめ

以上がアラフォーの私が今さらプログラマーを目指している理由です。

簡単に言うと需要があって、成長があって、必要だからです。

今はエクセルVBAが中心ですが、そろそろ他のプログラミング言語にも触手を伸ばそうかと思っています。なぜなら、やっぱり今のニーズでいうとWEB上で動かすプログラムなんですよね~。

アラフォーですけど、新たなことにチャレンジしてみたいと思っています。

このブログで新たな情報が出てきたとしたら、そのチャレンジが成功したということになりますね。

さてどうなることやら、期待したりしなかったりでご覧いただければと思います。

最後にもう一度、書籍「最速の仕事術はプログラマーが知っている」を紹介します。概念的な内容も役に立ちますが、実践的なテクニックもかなり多く掲載されています。タイピングとか、メールの書き方とかは、軽く引くくらいストイックです。


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