ノンプログラマーが社内開発を引き受けるポジションとその秘訣


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みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」は、ノンプログラマーがプログラミングをはじめとするITスキルを学び合うコミュニティです。

先日、2月度の定例会が行われました。

テーマは「社内開発を引き受けるポジションと秘訣」。

いや~、今回登壇いただいたお二人のスキルの高さ、もうノンプログラマーといっていいのか…

しかし、ノンプログラマーとしてプログラミングを学ぶことで、どうその価値を上げていくか、そのエッセンスがたっぷり詰まっていたプレゼンでした。

ということでレポートをしていきます!

ちなみに当日の様子は以下、Togetterのツイートまとめもご覧くださいませ。

ノンプロ研定例会Vol.43「社内開発を引き受けるポジションと秘訣」
ノンプログラマーから派生して、社内開発業務を引き受ける業務がメインのお仕事になっていくケースも増えています。そうなると、もうプログラマーなのでは?という気もしますね。そんなノンプロ研の先輩方に、ど..

では、行ってみましょう!

社内開発を引き受けるポジションとは

ノンプロ研では、ノンプログラマーを「プログラミングを本職としない人」と定義しています。

総務、経理、マーケ、営業、経営…いろいろなポジションの方が本職の価値を上げるためにプログラミングを学習して、それを仕事にいかしていらっしゃいます。

しかし、人によっては、そのスキルと成果を認められ、どんどん社内から「プログラミングの仕事」が舞い込んでくる…

結果として、「プログラミングを100%こなす人」になることがあります。

今回は、そうなっちゃったお二人に、その経緯や社内から仕事を引き受ける際の秘訣について教えていただきました。

システムで業務効率化をするお仕事の秘訣

トップバッターは umeさん。

営業代行会社で、システムを駆使して業務効率化をはかるグループに所属していらっしゃいます。

いわゆる、内製DX担当という感じでしょうか。

担当されているお仕事

クライアントさんは多種多様なビジネスモデルなわけで、その異なる営業活動でとるべきデータや、見るべきデータも異なります。

多種多様なスプレッドシートが存在していて、それに合わせてGASやPython(Google Colaboratory)を駆使して、BigQueryに蓄積、そしてGoogleデータポータルで可視化するというのが、ひとつの大きな仕事になっています。

案件ごとにフィールドが異なる、そして時には追加で取得すべきデータが増えたり、レポートとして見たい対象が増えたり…

これはなかなかのボリューム感になりそうです。

他にも、アンケートの入力集計の効率化や、スライド自動作成など、さまざまなツールの開発も行われてきました。

勝手にやる&勝手にやらない

秘訣については、umeさんから相反する以下のような2つのキーワードが。

  • 勝手にやる
  • 勝手にやらない

まず、前者について。

周りの方々は、GASやPythonを使ってどういうことができるかがわからないわけで、その状態で言葉で一生懸命それを伝えてもなかなか伝わらないわけです。

だから、実際にモノを作って見せることで、「あ、これなら欲しいかも…!」と認めてもらってしまおうという作戦です。

いわゆる「プロトタイプドリブン」ですね。

後者については、上司をきちんと味方につけるという話です。

多くの場合、上司もプログラミングについては造詣が深くないことが多いわけですが、きちんと相談・報告しながら進めることで、よりやりやすい環境を提供してもらおうというもの。

これは…すごく大事なんです。

正直、上司の力量にもよるところはあるのですが、プログラミングの価値を認めてもらう、成果を発揮するのであれば、上司の協力がどうしても必要です。

まだ、組織としては課題があるとおっしゃっていましたが、ここまでスキルを獲得し、発揮できている事例も多くはないので、ぜひとことんまで行き着いちゃってほしいと思いました。

オンラインアシスタントの開発業務

オンラインアシスタントって、事務とか秘書とかそういう業務が中心だと思ったのですが、実はGASやVBAなどの開発案件も引き受けてくださるんですね…知らなかった。

そんな開発案件を受けまくっているのが、2番めに発表いただいたこはたさん。

社内開発だけでなく、クライアントさんの案件も受ける機会が多く、GAS、VBA、kintone、Pythonなどさまざまな案件を引き受けてらっしゃるとのこと。

もう、プログラマー…では??

さて、そんなこはたさんが、開発案件を受ける際の秘訣。

それは「見せる・見える・見るを意識する」とのこと。

開発実績を見せる

これ、見せるのところからいきなり目からウロコでした。

Chatworkなどプロフィールに、これまで担当した開発実績リストを記載したスプレッドシートのリンクを置いてるんですって。

これは、全てのノンプログラマーに有効だと思います。

umeさんがプロトタイプ作戦を使っていましたが、やはり「何ができるか」を可視化するというのは、その仕事を知ってもらい価値を認めてもらうにはとても重要なことなんですね。

実績を見える化する

その後、開発言語や依頼元、開発の種類、リピート回数など、さまざまなレポートをグラフで教えていただきました。

これ、さらっとお話されていますが、案件ごとにそのデータや工数をすべてちゃんと記録されているということなんですよね。

これも、絶対にやったほうがいいことですね~。

テキストコミュニケーションで「見る」

フルリモートでその要件を確認する手段はテキストコミュニケーションになります。

ですから、5W2Hに沿ってもれなくヒアリング、ときにはツールなども使って可視化して共有、齟齬がないように気をつけてらっしゃるとのこと。

これは、もうプロの個人事業主のノウハウでございました。

まとめ

以上、「社内開発を引き受けるポジションと秘訣」のレポートをお伝えしました。

ノンプログラマーのキャリアアップとしては、社内で自らとプログラミングの評価を上げていくパターンもあれば、オンラインアシスタントでどんどん受注していくパターンもあります。

私自身も、それを支援する上で、大きなヒントをいただけた会となりました。

ご登壇いただいたお二人には感謝です、ありがとうございました!

「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」について

コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」では、毎月の定例会や勉強会、Slackでのやり取りを通して、皆さんのプログラミング学習の質やモチベーションを高めるための活動をしています。 過去の活動については、以下のページをご覧ください。
  1. コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2017-2018)
  2. コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2019)
  3. コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の活動レポートまとめ(2020)
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