どうしてプログラミング学習が『働く』の価値を上げるのか

どうしてプログラミング学習が『働く』の価値を上げるのか

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、どうしてプログラミング学習が『働く』の価値を上げるのかです。

#11 どうしてプログラミング学習が『働く』の価値を上げるのか | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#11 どうしてプログラミング学習が『働く』の価値を上げるのか(2022年6月18日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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どうしてプログラミング学習が『働く』の価値を上げるのか

まず、前提として、仕事というのは2つに分類することができます

一つは転写型業務(コピー)、そしてもう一つは創造型業務(クリエイト)です。

 

転写型業務

転写型業務というのは、やるべきことが決まっている業務、誰がやっても一定の結果が出るという業務のことをいいます。

例えば、データ入力の仕事は典型的な転写型業務といえます。

どの情報を、どこからどこへ入力すればいいか、マニュアルが用意されていれば、誰でも同じように実行できます。

ファストフードの店員さんとかも同じで、マニュアルとかルールとかがしっかりしていれば、店員さんは誰でも一定のクオリティでお仕事をすることができます。

つまり、マニュアルとかルールを介して人から人へと転写をすることができる仕事というわけです。

転写のしかたは人から人だけではなくて、人からコンピューターという方向もあります。

先程のデータ入力の仕事ですが、プログラミングをすれば、コンピューターにその業務は転写ができるわけです。

さらにコンピューターは正確で疲れない、という特性があるので、同じようなことを何度もやる、ミスが許されないみたいな業務で言うと、人間よりもパフォーマンスが高いときがあります。

また、人からロボットへという方向性もあります。

工場での緻密な作業なども、ロボットは正確に疲れずにやることができます。

創造型業務

他方で、やるべきことが決まってない業務もあります。たとえば、業務改善です。

今の業務を見直して、どれが改善すべきで、どれがそのままでいいのか、その基準をどう決めるのか、改善するとしたらどのようにどこまで改善すべきか、判断が無限に広がっていくわけです。

したがって、マニュアルを作ることもプログラムすることもできません。

他の誰かに担当を変更したとすると、まったく同じ結果にはなかなかならないし、プロセスも違うでしょう。

つまり、転写ができない、こちらの業務を創造型の業務といいます。

商品企画したりとか、会社経営したりなども創造型の業務です。

創造型業務が転写型業務を改善・変更する

ここで重要なのは、歴史的に創造型の仕事の結果として、転写型の仕事は常に改善・変更の対象となってきたということです。

たとえば、ファストフードでいうと、店員さんが良いパフォーマンスを上げられるように、マニュアルを整備したり、ルールを変えたり、店内の導線を変えたりすしますよね。その変えるという仕事は、創造型の仕事になります。転写型の仕事をする人は、その言いなりになるというわけです。

事務員の仕事とかも同じで、書類をつくる仕事みたいなのはマニュアル化されていてルールにのっとってやればいいわけです。それであれば、給料の高い正社員にやってもらうより、非正規社員にやってもらったほうが人件費が安くなるので、それにスイッチしたりします。

なので、経営者は創造型の業務として非正規社員に仕事をスイッチしてくださいと命じることになります。

さらに、ITが発展してきたことで、ソフトウェアに置き換えたほうがコスパがいいよねという領域が、全世界的に増えてきているということが言えます。

何が言いたいかというと、仕事の価値を生み出すというのは、常に創造型の仕事だということなんです。

転写型の仕事は、常に受け身で変化をさせられる側になります。

会社が利益を上げることをやめない限り、生産性向上のプレッシャーを常に受け続けるわけです。売上が上がる方向もあるけど、それではなくてコストを下げる方向もあります。

自分が今やっている仕事が、より安い賃金の人材、もしくはソフトウェアやロボットに置き換わる可能性にも常にあるということになります。

今、お給料の多くを転写方の仕事で稼ぎ出しているのであれば、受け身であり、ずっとプレッシャーを受け続けることになります。

なので、ITの技術発展が激しい今、自分の仕事を創造型にシフトしていくことを考えましょう。

プログラミング学習の有効性

そこで、一つのよい方法がプログラミング学習です。

プログラミングを学んで自分や自分の周りの定型業務に適用していくというのは、まさに創造型の業務です。

転写型の業務をどうすべきか、そこで自分や自分の周りがやるよりも、ソフトウェアが担ったほうがよいポイントを探して代替していくわけです。その実現方法を考えて、実装します。そして運用する。

このプログラミング学習は、わざわざ転職や異動をしなくても、自分の意志で明日から開始できるというのがポイントです。

プログラミング学習で業務改善を実施するようなスキルを身に付けることができれば。

実際に業務効率も上がるし、時間を生み出すこともできます。仕事に価値があるかという感覚を研ぎ澄ますのに、とても良い訓練の場になるというメリットがあるかなと思っています。

 

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「どうしてプログラミング学習が『働く』の価値を上げるのか」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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