みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、20代のころニューヨークへ本場の音楽を味わうひとり旅に行ったことです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
ニューヨークへ行こう~20代の僕
Voicyのトークテーマから#人生を変えた海外体験についてお話します。
26歳の時に2週間ひとりでニューヨークに行った話です。
20代のときは、サックスという楽器を演奏していて、ミュージシャンを目指していました。
結婚式で演奏したり、後楽園遊園地で踊りながら演奏したり、レッスンしたり。仕事自体も多くないし、土日祝日に偏りがちなので、実際は収入としては月10万円くらいですね。
東京ではそれだけでは生活できないので、平日は普通に派遣社員とかやっていて、ふつうの同年代の正社員よりもそこそこ収入があるみたいな変な状態になってしまっていました。
ただ、これではだめだということで派遣社員を辞めて、音楽活動だけにしようと一念発起したのが26歳。その勢いづけをするために、2週間ニューヨークに修行の旅に行ったんです。
ここで様々な経験をすることができました。
ニューヨークひとり旅
まず、ニューヨークのJFK空港に到着してすぐ、ぼったくりタクシーに出会って、トラベラーズチェックをほとんど奪われました。簡単にぼれそうな姿をしていたんでしょうね…ものすごい凹むみたいなところから旅がスタートしました。
朝ネットカフェに行ってライブ情報を調べて、昼は散歩して、夜は気になるライブに行くみたいなことをしてました。
やはり本場の音楽はどれも素晴らしかった。
ケニー・ギャレット
ケニー・ギャレットというアルトサックス奏者がいます。とても有名な方です。
アルトサックスというと繊細な印象が多いかも知れないけど、彼は叫ぶようなパワフルな演奏をする、僕も大好きなプレイヤーです。
東京ブルーノートで観たときもあったのですが、そのときは全然やる気がなくて、正直ダメダメでした。
一方で、ニューヨークできいたケニー・ギャレット。それはもう鼻血が出るような演奏で、最高だったんです。日本の観客は、馬鹿にされちゃってるのかなぁと思ったりしました。
10ドルのライブ
もうひとつ、印象に残ったライブとしては、ハーレムの穴蔵みたいなライブハウス、10ドルくらいでお酒の持ち込みも可みたいなところです。
10人くらいのビッグバンドともコンボともいえない、へんなバンド編成のライブでした。
トランペットの人が超うまかったのに、曲の途中で突然チェロに持ち替えて、ソロ弾き始めてそれもめちゃくちゃうまかったんです。
この人、なんでこの全然タイプの違う楽器をここまで極めているんだ?とか、そもそもこのバンド、どうしてこのバンド編成に至ったんだ?とか思いながらも、実際素晴らしい演奏でした。
たった10ドルで、日本ではないような最高のライブが聴けたのに衝撃を受けたのを覚えています。
飛び入り演奏
あるとき、現地で活躍されている日本人のオルガニストの方がいて、ちょうどライブを予定されていたのでメールで連絡したんです。
お願いしてそのライブのときに、飛び入りさせてもらいました。
ニューヨーク滞在中は全然練習ができていなくてイマイチな演奏だったので、その方と聴衆の皆さんには申し訳なかったけど、みなさん温かく迎えてくださって、すごく満たされた気持ちになったのを覚えています。
こんな感じで20代の時に2週間ニューヨークにいったわけです。
結局、僕はサックスで大成することはなく、今は全く別の道を歩んではいます。
ただ、ニューヨークへひとりで行って、あちこち行ってみようと色々と触れた経験、飛び入りでライブをしたりというチャレンジの経験は、今でも自信として残っているし、迷ったらチャレンジするほうを選ぶという、原動力になっていると思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「20代のころニューヨークへ本場の音楽を味わうひとり旅に行ったこと」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。