新年、夜神楽を観ながら良き一年を願う

新年、夜神楽を観ながら良き一年を願う

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、新年、夜神楽を観ながら良き一年を願うです。

#208 新年、夜神楽を観ながら良き一年を願う | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#208 新年、夜神楽を観ながら良き一年を願う(2023年1月1日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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福井夜神楽を観て来ました!

2023年1月1日、午前3時に収録した内容です。

みなさんは今年、どんなお正月を過ごされましたか?

僕は昨年4月に東京から福岡県糸島市に移住をしてきましたので、糸島でのはじめての正月を体験しています。

東京に住んでいた時は、年末はテレビを観て紅白とか年末特番からのカウントダウン、みたいなあけましておめでとうをやっていたのですが、なんと今年は神社で正月を迎え、先ほど帰宅したところです。

糸島に福井白山神社という神社がありまして、正月0時15分ごろから福井夜神楽というイベントが開催されるんです。

福井夜神楽(冬) | つなぐ糸島 | 糸島観光サイト produced by 糸島市観光協会
福井神楽は糸島市無形民俗文化財に指定されており、毎年元旦の未明より、近くの大法禅寺の除夜の鐘が鳴るなか、その年の五穀豊穣や大漁、海運の無事、家内安全、無病息災を祈願して、篝火の中で厳かに奉納され、境内では甘酒やお神酒が振る舞われます。力強い

それを観るために、家族で神社に行っていました。

いやー、けっこう寒かったし、息子なんて睡魔とのギリギリの戦いもあってなかなか大変だったのですが、何もかもはじめての体験で、本当によかったなと思います。

福井夜神楽とは

そもそも神楽というのは、神様に奉納するための舞のことを言います。

糸島には無形文化財として指定されている神楽が2つあって、そのひとつが高祖神楽、もうひとつが今回の福井神楽になります。

福井神楽は、毎年5月の第2日曜日に全24幕が奉納されますが、正月にも夜神楽として、その年の五穀豊穣や大漁、海運の無事、家内安全、無病息災などを祈願して、7幕が奉納されるということです。

神楽師の老齢化などによる舞手不足で一時中断されていたらしいのですが、福井神楽保存会が発足して、現在約30名の神楽師の方々が活躍されています。

夜神楽の様子

福井白山神社は我らが福ふくの里の近くにあって、今回は福ふくの里の特設駐車場に車を止めて、真っ暗な道を400mほど歩きました。歩いている途中で24時を迎えたので、除夜の鐘が聴こえてきました。

真っ暗闇の向こうに、提灯や篝火でそこだけ明るく照らされている神社があって、幻想的な雰囲気でした。

お参りを済ませてほどなく、神楽殿のほうで夜神楽がはじまりました。

寒空に響く太鼓と笛の音。きらびやかな衣装とお面をまとった舞手さんたちが、リズムに合わせてときに力強く、ときに滑稽な動作で舞を踊る。ときどきセリフなども入っていました。

演目によっては、客席にわらを投げたり、水を撒いたり、子どもたちにお菓子を渡したりといった演出もあって、結構あきないようになっていました。

司会の方が福井神楽についてや、演目について詳しく解説をしてくださるので、親しみやすく楽しむことができました。

驚いたのは、けっこう舞手さんが中学生、高校生、大学生など若い方がいらしたことです。先祖代々で伝わっていて、子供たちに次々と伝承している感じなんだと思います。

保存会によって福井神楽を再開したときに、本当は26幕あったらしいのですが2幕失われてしまったというエピソードを話されていましたが、こうやって若い方にうまく伝承されていれば、そういったことも今後はなさそうです。

最後の7幕目「手力王の尊(たちからおうのみこと)」を担当されたのは、ノンプロ研でもお世話になってるスーパー公務員岡さんだったんです。力強いダイナミックな舞を見せてくださいました。

新年の良いスタートをきれました

そもそも福井神楽について僕が知ったのは、7月に岡さんとお会いして飲んだときで、そのときの神楽の話がなんとも惹きつけるものがあって、これは絶対に観たいと思っていたんです。

今日こうして思いが達成されて、たいへんに満足しています。

幻想的な雰囲気と楽しいリズムが、まだ残像として残っている感じで非常に気持ちがいいです。

正月というめでたいときに、地域に伝承している文化を味わい、みなさんと一緒に良い一年を願うというのは、なんとも素敵なものだなと思いました。これまで全くこういったことに触れたことがなかったですが、とても豊かなことだなと思います。

最初はぐずっていた息子も、5月の神楽も絶対に観に行きたいと言っていて、気に入った様子でした。

そして、帰り道。

神社を出て余韻に浸りながら真っ暗な道を歩いている中、ふと空を見上げると、オレンジ色のすごく美しい半月と、無数の星々。まあなんともきれいだったんですね。東京ではあんまり星空なんて見えなかったので、こんなにきれいに見えるのかと感動しました。

今年は、これまで体験したことのない、素晴らしいスタートを切れたのではないかと思います。

みなさんも良い新年を迎えられていたら良いなと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「新年、夜神楽を観ながら良き一年を願う」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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