みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
会社の上司や同僚になんか認めてもらえなくてイライラする、SNSでの反応が気になってずっと離れられない…などなど、承認欲求はうまく付き合わないと悪さを働くことがあります。
そこで、今回は承認欲求とは何か、どうして強まってしまうのかとともに、意外と知られていない、でも誰でもできる、承認欲求とうまく付き合えるようになる方法をお伝えします。
ということで、今回は「すぐに承認欲求とうまく付き合えるようになる!とても簡単な1つの方法」です。
では、行ってみましょう!
承認欲求がなくなった日
僕も過去を振り返ると、かなり承認欲求に悩まされている時期がありました。
会社員時代は、上司や仲間になんで認められないんだと思ってましたし、もっと偉くなりたいと思っていました。
独立した当初、SNSでブログのお知らせしたら、友人や知り合いはもっといいね押して応援してもいいのに…などとも思っていました。
しかし、今に目をやると、それがとんとなくなっていることに気づきます。
なんで承認欲求がなくなったのか…おそらく、というか、間違いなくこれだなというひとつの理由がありました。
承認欲求とは
その前に、承認欲求とは何か、整理しておきましょう。
承認欲求とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という願望です。
有名なマズローの欲求階層説でいうと、ピラミッドの下から4番目にあたります。「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれます。
承認欲求が強すぎることによる弊害
承認欲求はよくないものと思われがちですが、モチベーションにつながるというポジティブな面もあります。
ただし、承認欲求が強すぎるといくつかの問題が生じてしまうことがあります。
他者とのコミュニケーションがうまくいかない
最も強すぎる承認欲求の影響を受けやすいともいえるのが、他者とのコミュニケーションです。
自分の話ばかりをしてしまう、他人を認められなくなってしまう、むしろ他者の評価を下げようとしてしまう、自分の意見の反応が過度に気になってしまう…このような傾向から、コミュニケーションがうまくいかなくなることがあります。
視野が狭くなる
上司の評価やライバルとの競争を気にしすぎるあまり、そこばかりが気になってしまい、視野が狭くなります。
本来、目指すべき本質的な物事に目を向けづらくなってしまいます。
自分に自信を持てなくなる
他者の評価が得られてないと感じがちになるため、自信を持てなくなることもあります。
勇気のある決断や行動が抑制されてしまうかも知れません。
ストレスや不安を抱えがち
そもそも、強すぎる承認欲求があること自体がストレスや不安につながります。
それを抱えたまま過ごすことはしんどいものです。
SNSに入り浸ってしまう
SNSが普及するとともに、SNSは承認欲求の増幅器のような役割を果たすようになりました。
過度なチェックや投稿、他者の投稿への過剰な反応など、いつも手元にあるスマホが時間泥棒にもなり、ストレスの原因にもなりかねません。
承認欲求とうまく付き合うためには
承認欲求とうまく付き合う方法として、周りを気にしないようにしよう、自分で自分を認めてあげよう、SNSを見ないようにしようなどといったアドバイスが挙げられます。
たしかに、それはおっしゃる通り。
けれども、自分だけの意志でやろうと思っても、なかなか難しいものです。自力でできないから困っていることも多いのでしょう。
そこで、オススメしたい、意外とみんなやってない、でも誰でもできる、承認欲求とうまく付き合うための簡単な方法を紹介します。
それは、サードプレイスに所属することです。
サードプレイスとは
サードプレイスとは、家庭と、会社または学校に次ぐ三番目の居場所です。
たとえば、カフェ、パブ、公園、ジム、図書館、習い事、趣味のサークル、ボランティアなどが挙げられます。
1980年代、社会学者レイ・オルデンバーグが提唱した概念で、サードプレイスには以下の8つの条件があります。
- 中立性
- 社会的平等性の担保
- 会話が存在する
- 利便性が高い
- 常連になれる
- 目立たない
- 遊び心がある
- 感情を共有できる
ですから、カフェやパブにいっても誰とも話さないとか、近所のサークルだけど強烈な上下関係があるとか、それはサードプレイスにはなりません。
比較が承認欲求を助長する
会社だと、自分と他人とどちらが地位が上だ、自分と他人とどちらが評価が上だ、能力が上だ、そういった人と比較するための軸がはっきりしていて、それらの軸によって序列が見える化してしまいやすい傾向があります。
学校でも、成績で明確に序列がつけられてしまいます。
また、SNSでも、どっちがいいね多いとか、どっちがフォロワー多いとか、数値によってわかりやすく可視化されてしまいます。
そのような、いくつかの目につきやすい軸による比較が、承認欲求を助長してしまう側面があります。
そして、社会のレールに乗って過ごすだけなら、一般的な行動範囲は、家庭と職場または学校+SNSだけとなりがちなのです。
サードプレイスでは比較が起きにくい
一方で、サードプレイスは比較が起きづらい環境です。人との関係性がフラットだからです。
たとえば、コミュニティ「ノンプロ研」について考えてみましょう。
プログラミングスキルを学ぶコミュニティなので、スキルの高い・低いで比較しやすいと考えるかも知れません。
しかし、プログラミング言語だけでも、VBA、GAS、Pythonと複数ありますし、他の技術もあります。
また、ITだけじゃなくて、英語がすごい、たくさんの本を読んでる、ブログをたくさん書いてる、副業をたくさんしている、プレゼンがうまいとか、いろいろな人の評価ポイントがあります。
さらにそれだけではありません。
他者の質問にすぐに反応して答える、たくさんのスタンプをいつも押してくれる、イベントにいつも顔を出してくれる、笑顔が素敵。
サードプレイスでは、人の良さを感じられる軸というのは、それこそ無数にあるということに気づきます。
そうなると、他人と自分は比較不可能になりますし、他人も自分もただ一人の個人として認め合う関係になります。
ぜひ、好みのサードプレイスを見つけて参加して活動してみてください。承認欲求とうまく付き合えるようになると思います。
まとめ
以上、「すぐに承認欲求とうまく付き合えるようになる!とても簡単な1つの方法」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!