
みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
非IT職でプログラミングやAIなどのスキルを学ぶとき、一番つらいのは「孤独」です。
10年間ノンプログラマーの方を支援してきた僕が、孤独な改革者が「2人目の仲間」を見つけ、学びを加速させるためのヒントをお話しします。
ということで、今回は「非IT職のスキル学習、最大の敵は「孤独」だった?たった一人の仲間を見つける方法」です。
では、行ってみましょう!
スキル学習で心が折れそうになる瞬間ベスト3

非IT職、つまりプログラマーではない方が、これから新しいデジタルスキルを身につけよう!と一念発起したとき、最も大きな壁となるのは何だと思いますか?
スキルそのものの難しさ?それとも、覚えることの多さでしょうか?
10年間、ノンプログラマーの方々の学習を支援してきた僕の経験から言うと、答えは「孤独」です。
以前、スキル学習において「どんな時にしんどいと感じるか」というアンケート調査がありました。その結果、トップ3は次のようになりました。
- エラーがどうしても解決できないとき
- 誰にも質問できる人がいないとき
- 正しい学び方がわからず、手探りが続くとき
IT企業に勤めていれば、周りには知識豊富な先輩や同僚がいます。
「ちょっとこれ、教えてください」と気軽に声をかければ、すぐに解決の糸口が見つかるかもしれません。
しかし、非IT企業や非IT部門では、そうはいきません。社内に詳しい人がおらず、誰にも相談できない。たった一人で、暗闇の中を手探りで進むような感覚に陥ってしまうのです。
AIはいる。でも、心が通じ合わない…
「今はAIがあるじゃないか」と思う方もいるかもしれません。確かに、ChatGPTのような生成AIは、エラーの解決策を教えてくれたり、コードの書き方を提案してくれたりします。
しかし、学習を始めたばかりの初心者にとっては、そのAIとの対話すらも高いハードルになります。
- AIが返してくる専門用語の意味がわからない…
- 専門用語の意味を尋ねても、専門用語が返ってくる…
- そもそも、この問題をどうやってAIに質問すればいいのかわからない…
結局、答えにたどり着くまでにAIと格闘することになり、かえって疲弊してしまう、なんてことも少なくありません。
良かれと思って始めたのに…周囲から理解されない「疎外感」

技術的な孤独に加えて、精神的な孤独も学習者の心を蝕みます。
「このデジタルスキルを身につければ、自分やチームの仕事がもっと効率的になるはずだ」
「このツールを導入すれば、みんなの負担を減らせるに違いない」
そんな熱い想いを胸に、あなたは学習を始めたのかもしれません。しかし、その想いが周囲に理解されないとき、想像以上の「疎外感」を味わうことになります。
- 「僕はITとか苦手だから、今のままでいいよ」
- 「君がいないと、その仕事、誰もわからなくなっちゃうよ」
- 「そんなことしてる暇があるなら、もっと本業の仕事してよ」
良かれと思ってやっているのに、共感を得られない。むしろ、冷ややかな視線を向けられてしまう。この状況は、本当につらいものです。
なぜ「仲間」の存在が不可欠なのか

ITやプログラミングの学習で挫折してしまう方の多くは、「自分には向いていない」と適性のせいにしてしまいがちです。
でも、僕はそうは思いません。挫折の本当の原因は、本人の適性ではなく、「仲間がいない」「努力が報われない」という環境のせいなのではないでしょうか。
仲間の存在は、私たちが思う以上に強力な力を持っています。
- わからないことを教え合える
- お互いの頑張りを認め合い、モチベーションを高め合える
- そして何より、一人ではつらい学習が、誰かと一緒なら「楽しい」に変わる
だからこそ、あなたにもぜひ、一緒に学ぶ仲間を見つけてほしいのです。
「2人目の仲間」を見つけるためのヒントがここに
そうは言っても、どうやって仲間を探せばいいのかわからない。そんな、孤軍奮闘している「孤独な改革者」の皆さんのために、9/6(土)開催のイベント「ノンプログラマーズ・テックキャンプ」で特別なセッションをご用意しました。
その名も、「孤独な改革者のための『2人目の仲間』の見つけ方」です。
このセッションでは、三者三様のスタイルでコミュニティを築き、仲間を見つけてきた素晴らしい方々が登壇します。

azumiさんは、社内外で大きなコミュニティを立ち上げ、運営されている第一人者です。Copilotコミュニティ「なんでもCopilot」をご存知の方も多いのではないでしょうか。コミュニティを通して社外に仲間を作るアプローチや、そこから得られた知見を共有してくれます。
対してaliceさんは、Pythonで面白くてかわいい、でも実はとても便利なアプリを開発されています。彼女が実践する「職場でショートカットキーの勉強会をやってみた」といったエピソードからは、小さく、ゆるやかに、でも着実に仲間を増やしていくヒントが見つかるはずです。
そして、座長も担当されるhachiさん。ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会(通称:ノンプロ研)に参加してからわずか1年で、めきめきとスキルを伸ばし、今やコミュニティの人気者として大活躍されています。
実は内向的だったというhachiさんが、どのようにして仲間との輪に飛び込み、ここまでたどり着いたのか。その道のりは、多くの人にとって勇気となるでしょう。
「一人で学ぶ」という思い込みの殻を破ろう

僕たちは、学校教育の中で「学習とは、一人ひとりが机に向かって行うものだ」と教わってきました。しかし、社会に出てからの学びは、決してそうではありません。
その思い込みの殻を破り、「誰かと学ぶ」「一緒に何かを創り上げる」という新しいスタイルに挑戦することで、想像もしなかった化学反応が起こります。一人では決して見ることのできなかった、素敵な未来が拓けていくのです。
もしあなたが今、一人で孤独に戦っているのなら。ぜひ、その一歩を踏み出すために、このセッション「孤独な改革者のための『2人目の仲間』の見つけ方」に足を運んでみてください。
きっと、あなたのための「2人目の仲間」を見つけるための、大きなヒントが得られるはずです。
まとめ
以上、「非IT職のスキル学習、最大の敵は「孤独」だった?たった一人の仲間を見つける方法」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!